震災以降思うこと。

今回の震災は、本当に被害の規模が大きすぎて
何と言っていいのかわかりません。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。



早いもので震災発生からもう２週間が経過しました。
２週間経過しましたが、被災地の状況も原発の状況も
一向に良くなる気配が見えません。

民主党政権のなんと未熟なことか。
総理大臣の姿が全く見えないし、指導力など期待しようもない。
機能していない政府のおかげで、果たしてどれだけ
未然に防げたはずの被害が広がっただろうか。


民主党に政権を獲らせた結果が、この現実。
私たち国民は、民主党に投票したか否かに関わらず
この現実を受け止めなければならない。
選挙がこれほどの影響を生活に与えるのだと。



しかし、今朝のフジTV「報道2001」では、内閣支持率が31.2％もあった。
「政府は福島原発に適切に対処しているか」という設問では、
なんと49.0％の人が「YES」と答えている。

・・・いったいどんな抽出をして調査をしているんだろうか。
目を疑った。


テレビや新聞等のマスコミは、官房長官の会見も途中でカットするし、
肝心な情報は流さないしで何の役にも立ってない。
被災地の悲惨な状況を繰り返し流すくせに、
米軍が被災地のあちこちにものすごい量の支援物資をずっと繰り返し
運んでいることは報道されない。
（詳しくはルース駐日大使のTwitterアカウントを参照）

信用できるマスコミはいないのだろうか。



また、政府と同じく東京電力のずさんさには言葉も出ない。
原発に関しては、明らかに初動の遅れが致命的。

作業員３人が被曝したが、東電は現場の水が放射能汚染されていることを
把握しながら、それを作業員には伝えなかった。
これで作業員が死亡してしまったら、殺人ではないのか？

今日になって、また色々と明らかになりつつある。

３号機はプルトニウムを含んだMOX燃料を使用するプルサーマル炉。
通常の原子炉で使用するウランよりも毒性が遥かに高い。
その３号機で、プルトニウムが今まで検出されていない、と
東電は発表していたが、今日の記者会見で記者が詰め寄ったところ、
「プルトニウムを検出する機械を持っていない」ことが判明。

問いただされなかったら、おそらくずっと「検出されていない」と
言い続けたでしょうね。てか今まで２週間そうだったわけだし。


福島第一原発の現状については、明らかに「人災」。
政府と、東京電力による人災です。
場合によっては何年も周辺は立ち入り出来なくなるかもしれません。

情報を敢えて出さないことによって、「大丈夫であるような空気」を
作ってきた東電の罪は重い。
また、周囲の住民の避難に対して責任を負わない政府も酷い。
ここまで死に体の政府にこれ以上何を期待すればいいのか。


今後は農作物だけでなく、水産物や酪農品などにも影響が出てくるでしょう。
風評被害は防がなければならないけど、そもそもの情報が少なすぎることで
政府が信用されていないから、それが風評に繋がっていることに
さっさと気付くべきです。



だーわーは日本が大好きです。
我々の子たち、孫たちの世代が笑顔で過ごせる日本であるように、
そのために、みんなで国のことをきちんと考え、
選挙に行って信頼できる人に投票しましょう。

支離滅裂でなおかつ長くなってすみません。