尻別川のイトウ保護活動

一昨日、「オビラメの会ミニシンポジウム in 札幌」　に行って来ました。

　

題名は、「２０年ぶりに遡上確認！　幻の魚イトウの尻別川での自然繁殖」　です。

　

絶滅寸前の尻別川のイトウが？　半信半疑でお話を聞く事に・・・

スライドが始まり、驚きの数々！　本当であった！　素晴らしい凄い事です！

生息域南限のこの川、ましてや人口建造物の多いこの川に帰ってきた。

　

オビラメの会の活動報告とイトウのモニタリング報告を聞く事に・・・

以前から、この会の存在は知ってはいたが詳しくは把握していなかったのだが・・・

　

尻別川のイトウに対しての情熱は、どこの誰よりも勝っていると今回　確信した次第である。

（オビラメの会の活動に関しては、私がどうこう言うよりも、この会のＨＰを御覧頂きたい）

イトウを保護・繁殖させる為に、尽力してきた会の成果が実ったものだと思う。

　

さて、これから　もっと超えなければならない壁が沢山ある。

今回、この繁殖行動を発表するか？　しないか？　迷ったそうですが・・・

尻別川流域のみなさんや自治体と共に守って行こう！　という事で発表に踏み切ったそうです。

ただ、それだけではなく　我々釣りをする人達の協力も不可欠なのです。

この川に、イトウが生息していると聞いて釣人が殺到する事は、避けなければならないと思う。

今、やっと戻りつつある尻別川のイトウ。　　まだまだこれからなので、そっとしておいてあげたいものですね。

　

勿論、尻別川での釣りを禁止している訳ではないのですが・・・　　釣りをしていて　もしも　イトウが釣れてしまった場合には速やかにリリースを心がけて頂きたい。（リリースの方法等もオビラメの会ＨＰに記載されています）　個体の持ち帰りはイトウ保護の致命傷になります。

圧倒的に、尻別川のイトウは個体数が少ないのです。

　

蘇りつつある　尻別川の宝物を守っていく為にも　釣人のマナーを信じて・・・

　

オビラメの会の活動を通して改めて、イトウ保護の重要性を感じています。

来月、４月２４日　倶知安町にて公演があります。　もし興味を持たれたのであれば、お出掛けして見てはいかがでしょうか？

　

尻別川の未来を考える「オビラメの会」　　リンクしました。（承諾済）

　

　

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