いよいよ決算発表が本格化!
自称財務アナリストである私も「決算説明会」という名の「ミネラルウォーター試飲会」に行って参りました。(本日はボルヴィックでしたね)。
本日行って来たのは「海運業」のお会社でしたが、金曜の午後ということもあり
「船を漕ぐ」出席者が多数見られました(⇒これが言いたかったんです!)。
かくいう私も着席早々、睡魔と戦っておりましたが、開始早々、
先方の役員さんのお話で目が覚めました。
確かこのようなお話でした。
「自社の株価はPERで15倍と安すぎる。
シクリカル・ディスカウント(収益が景気循環等の影響を受けやすく、その分株価が
ディスカウントされるということでしょう)というのも理解できるが、
近年の業績は比較的安定しており、
もうそろそろ東証平均の22倍で評価してもらえないものだろうか?」
株価が高いか安いかはそれこそ投資家が判断すべきことで、
発行企業がその水準に言及するってことは一種のタブーだと思ってた私は、
「随分と正直な会社だな。でも本当に安いと思うんだったら、
自社株買いすればいいのに。何故やらないんだろう?」と思った次第。
その疑問は、直後の社長様のお話で解消しました。
つまり、全上場会社の主要経営指標で見たランキングで50位前後にあるそのお会社が、
上位20位に入るためには、自己資本を積み増しして自己資本比率を高める必要がある
ということ。
しかしよくよく考えて見ますと、その上位20位に入ったところで
投資家に何のメリットが無ければ意味が無い。
何となく経営者の名誉欲につき合わされるのような感じがして、
何かスッキリしません。
ですので、逆説的な見方かも知れませんが、
①自社株価に言及するIR、
②何だかよくわからないランキングの上位入り実現のために、
自社株買いができない財務戦略、
・・・・・・・そういう状況だからこそ、株価が上がらないのかも知れませんね。
自称財務アナリストである私も「決算説明会」という名の「ミネラルウォーター試飲会」に行って参りました。(本日はボルヴィックでしたね)。
本日行って来たのは「海運業」のお会社でしたが、金曜の午後ということもあり
「船を漕ぐ」出席者が多数見られました(⇒これが言いたかったんです!)。
かくいう私も着席早々、睡魔と戦っておりましたが、開始早々、
先方の役員さんのお話で目が覚めました。
確かこのようなお話でした。
「自社の株価はPERで15倍と安すぎる。
シクリカル・ディスカウント(収益が景気循環等の影響を受けやすく、その分株価が
ディスカウントされるということでしょう)というのも理解できるが、
近年の業績は比較的安定しており、
もうそろそろ東証平均の22倍で評価してもらえないものだろうか?」
株価が高いか安いかはそれこそ投資家が判断すべきことで、
発行企業がその水準に言及するってことは一種のタブーだと思ってた私は、
「随分と正直な会社だな。でも本当に安いと思うんだったら、
自社株買いすればいいのに。何故やらないんだろう?」と思った次第。
その疑問は、直後の社長様のお話で解消しました。
つまり、全上場会社の主要経営指標で見たランキングで50位前後にあるそのお会社が、
上位20位に入るためには、自己資本を積み増しして自己資本比率を高める必要がある
ということ。
しかしよくよく考えて見ますと、その上位20位に入ったところで
投資家に何のメリットが無ければ意味が無い。
何となく経営者の名誉欲につき合わされるのような感じがして、
何かスッキリしません。
ですので、逆説的な見方かも知れませんが、
①自社株価に言及するIR、
②何だかよくわからないランキングの上位入り実現のために、
自社株買いができない財務戦略、
・・・・・・・そういう状況だからこそ、株価が上がらないのかも知れませんね。