倫子的心声~SuperCaliFragilisticExpialiDoCious!

もこもこタマシイ冒険記 会社人編

樹海の糸

2007年01月29日 | v根源回帰v

忘れられない唄がある。

自分をつくった唄がある。

どこに飛んでいっても必ず戻ってくる唄がある。


『樹海の糸』 Cocco



が私にとってのそれだった。


もう出逢ってずいぶんになるけれど、

芯にある唄。


こういう世界観って、こっこしか作れないとおもう。

で、それに一部でも共感したり

感動したり。


唄ってほんとにすごくてね。


one way

2007年01月28日 | PHOTO JOURNEY
私はおもう。

一方通行だなぁ、と。





いま、SILS NAVIという講義評価集を編集しているけど、
特別企画で留学体験記を担当している。

昔の友達とか、友達のツテで原稿執筆の依頼メールを送ってるけど
全然誰からも返信なくって…

みんな、忙しいのは分かるけど、『書けるかどうか答えてくれる?』
というメールにくらい、返信しておくれよ。一言でいいんだよ。
5分もかからないよ。

わたしのメールをちゃんと受け取ったのかさえ分からないよ。

わたしのお願いの仕方がいけなかったのかな~?
でも、答えることくらい、それは礼儀じゃないか、とおもうんだよ。

文句なんて言いたくないのに。





そんな、いろいろなこと。

全部に全部、返事を求めてるわけじゃなくて

感じたままに、そのうち知らせてくれりゃいいんだよ。

あんまり無責任に、奔放にわたしが、いすぎるからかしら。

でも義務、には最低限、答えておくれよ。

必死に作った文章に、せめて返信だけでもおくれよ。





そんなに強引、なのかな?

たぶん、必死さが、空回りしているのかもしれない。

そんなに自分しか、見えなくなってる?

でも事情説明してくれないと こっちだって心の落ち着けどころがないんだよ。

こんな一方通行はいやだ。



いやだ、なんて言っても通じないのかもね。

それぞれがそれぞれの基準で動くのだものね。

なんだかわかんないや。

いっちゃいな~

2007年01月27日 | 旅、それは冒険

あたしってバカやったんわ~

と思えるって、それだけ成長した、ということなんだろうか?


あたしって純粋やってん

と思えるって、それだけ色々なことを知ってきた、ということなんだろうか?


あの頃は随分と賢くてキレルいけてる野郎だった

と振り返るって、なんだかさみしいなぁ。それが衰えの始まりとされるのだろうか?


     

大学1年生の冬に、中国に行ったときの写真が出てきたので載せようと思う。この時デジカメなんぞを持ってなくて私の写真は全部、簡易式カメラで撮っていた。懐かしい。そのうちスキャンしてデータ化しようと思う。

ちなみに上の写真は、西安にある始皇帝の家。霧がかっていて雰囲気満天。奥に見える階段は100段くらい?もっとあるかもしれない。駆け上ったところに、始皇帝の石像がある。ちなみに赤い帽子に白いマフラーの後姿が私。ここで噂の中国びっくりトイレ体験をする。あれは後々の話のネタになった笑。

     

北京の紫禁城にて。北京五輪に向けて大規模改修をしていて中々雰囲気を損ねてくれた。紫禁城内はぶったまげるほど広い。映画『ラストエンペラー』を思い出すと泣けてくる。右にいるのが私。

     

確か上海で有名なバー街に行ったときの一枚。何やらビールを飲んでいる。写真手前はこれらの写真をデジカメで撮って送ってくれた瀧沢さん。いけてるおばさまでした。



西安の下町。びっちりと民家が並び、道は迷路のよう。洗濯物の干し方がなかなか良い。この旅行中、四大料理を各地で味わったけど一番西安の味が私の口に合った。素朴で香辛料もそんなにきつくなかった覚えがある。皇帝料理と羊肉のしゃぶしゃぶが一番食べられなかった。独特の香辛料使ってるのね~…あんなにご飯が食べられないものか、とびっくりしてしまった。

     

中国のベネチア・同理の民家。割とこじんまりしている町を、河が貫く。観光地化しており、観光客目当てのお土産露天がぽつぽつ並ぶ。

売り子はひとつ買うとばーっと寄って来て仕方がないので、振り切っていた私だけど、ここで道端のおばーちゃんの顔になんかやられてお菓子らしきものを買う。4個くらいが串に刺さって1元(ホント、1円くらい)だったけど、『1個でいーですっ!』て言って食べたら…もう飲み込めないくらい、というか勝手に吐き出してしまうくらい『まんずい』ものでびっくりしてしまった。(勿論その場では『ハオチーと言って笑ったが、数十メートル先の物陰に行ってこっそりティッシュに吐いた)
のちにそれは、『臭豆腐』だということが判明した。その後しばらくはガムを噛んでも口の中から取れないほど、すさまじい臭いだった。ほんと。あれはすごかった。外国人が納豆食べたらこんな感じなのかもしれない。

    

上は万里の長城。さて、間違いはどこでしょ~?って別に私がいるか、いないかの違い笑。一番ポピュラーな地点から女坂の方を歩いてみたが、急斜面が半端なかった。多分斜角50度超えてる城の北側には雪景色、南側にはただの木々、といった景色が広がっていて感動した。あの滑らかなうねりは、見ると本当に感動する。歩いても歩いてもきりがないので途中で折り返してくるしかない。車椅子で世界を旅行している、という日本人にお土産屋さんで会った。



この度の目的でもあった、兵馬俑。これは一番広い1号だったかな?めちゃめちゃ広いところに本当にずらーっと並んでる姿は圧巻。体育館みたいな感じの建物に保護されていて、周りをぐるっと歩いて一周できる。この後西安の色々な兵馬俑資料館や中国史物博物館に引っ張りまわされる。結局ここで3泊した。

   

兵馬俑を一番初めに発見したと言うおっさん。何故か首尾よく待機していて、演説を始める。フラッシュはだめだと言っているのにフラッシュ撮影をする観光客もいて悲しかった。ちなみにこの場所は一般観光客より一段と低い位置(兵馬俑に近い位置)になっていて、『あなたたちだけ特別』と主張する。演説が終わった後は、特別兵馬俑資料(しかも日本語・英語も用意されている笑)におっさんの特別サイン会が始まる。確か¥2000くらいだったかな~?記念、と思って私も購入。後で読んでみると変な日本語が多くて面白い。



伝説のシルクロード、始まりの地点。今はこんな感じにかなり都会的な雰囲気になっててちょっとロマン壊れる。それにしてもこのスモッグだか砂埃はなんなんじゃ。ちなみに中国人の運転は信じられないほど荒い。初日タクシーに乗って死ぬかと思った。

  

大雁塔と三蔵玄奘の像。早朝のため、掃除している。大雁塔は、時代によって階数が違う。壊れたり建て継いだりを繰り返していたらしい。ちなみに傾いているため、中国のピサの斜塔と言われているらしい。今は確か9階だったかな?螺旋階段でず~っと上へ昇っていくと、シルクロードが見える。これがまたキレイだった。



さすがに初めての中国一人旅は怖かったので、日本人20人くらいのツアーに乗っかって行った。ほとんどがおじさんおばさんだったけど中には若い人もちらほらいた。私と同い年の女の子が最年少。上の二人は東京に住むという姉妹。笑いまくって楽しかった。

     

おまけの『果売箱』。何かと思いきや、これはなんとゴミ箱獅子の口の中にバナナの皮が入っていて最初は何だか分からなかった。ちなみにこの場所は、三蔵法師が天竺目指して旅立った由緒ある寺、だったと思う。


ゆがんだもんわ

2007年01月26日 | 思惟と思索のひび
歪んで育ってきたもんわ、ずっと歪んだままなんやろか?

歪んで育ってきたもんわ、そのまま突っ走ればええんやろか?

歪んで育てられたもんわ、育てたもんの責任としてよし。

歪んで育ったもんわ、直したらええんよ。



歪んで育てられたから、なんていいわけにしないどくれよ。


気付いている時点でほれ、もう真っすぐに伸びてきとる。



だって私の窓辺のくさを見てごらんよ。

兄弟みな死に行くなかで一本だけ立派に育ったんよ。

ちいちゃなころ茎の根元からごきっと折れてたんよ。

今では立派にわさわさ葉っぱ付けて揺らしとる。

折れてたとこ、腐ってんじゃなかろか、茶色くすかすかなっとる。

でもちゃっちいプラスチックの鉢ケース溢れんばかりに根っこ伸ばしとる。

直射日光にもめげずにワイワイ日浴び楽しんどる。

なんかちょっとヨタッてるけど頑張ってるん分かるん。

夜、水ちょちょっとあげたら、すよすよ言って喜びながら飲むんよ。

土代わりの石にカビ生えてしもて、いつも洗わなにゃ~と思ってるのに

ついつい忘れてしまう私なんか尻目にぐんぐん育ってるカワイコちゃんやのよ。


なんも曲がったとこなんておまへん。

なんも歪んだとこなんておまへん。

自分の力でぐんぐん天に向かって伸びとる。

ずずいと新しい芽出して伸びとる。

シャベリコ

2007年01月23日 | PHOTO JOURNEY



事実は小説より奇なり、とかなんとかいうけど実際のところどうなんだろう。

最近マンガ読んでは涙流してばかりで、現実ではちっとも感動するどころか
なんだか落胆したり憤慨したり、そんなことばっかだよ。

う~ん、なんだか疲れたなぁ。それとも国じたい、が疲れきっているのだろうか。
国土じたい、が弱り果ててる。はたまた地球じたい、が疲弊しきってる?
(それにしても宮崎県は大丈夫だろうか?ゆーこりんの地元ということで大変心配である。)

マンガとか小説みたいな『架空の世界』に出てくるような潔い人なんて中々いないものだね。

それ以上にずっと生身の人間は泥臭いものだね。

変だな。それだって人間が創り出しているものだというのに、実践では中々ないのか。
理想は掲げども実行に移すのが出来ないのが人間の性なのかもしれない。

(あぁ実感する、現在一大講義評価集の出版作業をしているから!意見を言えども何もやらず…みたいな輩が多いのじゃ。金をかければ違うのか?おのれ、資本主義の亡者め。笑。なぁんてことを言っている自分が一番「有言不実行」なのかもしれない。イケナイイケナイ)

本当はたぶん、いると思うんだけどな~ささやかなところにあるのかもしれない。
潔さってのは。

でも私はまだまだ青臭いから、目に見えるどど~んとした潔さが見たいのだ。
もう命賭けてるぜ!ってほどの。それはもう革命家クラス。

こんな平和な時代にそんなのないか。あるとしても技術革新とかそんな分野だ。
政治の腐敗だかなんだかを糾そうとしたって結局潰されてしまう。
自分たちに上手くいくような言い訳をつけてね。金むしゃぶり放題だわな。
かと言ってクーデター起こすような国民性でもなし。
つまらん。

一生を変えてくれるような姿を見せてくれるような人に出逢いたいわ。
一生を捧げたくなるような言葉をかけてくれるような人に出逢ってみたいわ。


じゃぁ自分がなれって?
ああ努力はしてきたさよ。でも限界あんねん。孤軍奮闘は飽きた。
助言してくれる人おらんと、変な方向突っ走るで。
あぁそれも都合の良い助言でないと逆にへしょげる。

周りに人がいないのは、本人の責任だ、とかなんとかあったけど
そうなのかもしれないね。運も実力のうち、だとすれば。人に出逢う運。
人に寄りたかる、よりは人に信頼され尊敬される、ふうになりたいよね。
なんだかね、短い人生。でも案外長いぞ。少なくとも病床に臥せっているときは。


マンガとか小説みたいな『心揺さぶる感動劇』なんてそうそう身近にあるもんじゃないね。

自分で起こすもんなのかね。そりゃまたエネルギーの要ることだね。
すると人も自然と集まってくるのかもしれない。となると逆風も吹いてくるわけで。
その逆風さえもエネルギーに出来てしまったら好都合なわけだけど
そんな上手くもいかないのがリアルワールドであっててんやわんやや。
他人の思念・私怨が絡むとこりゃまた厄介。


まだまだ私の世界ってのは狭いもんだ。
こんな狭いままってのも勿体ないな~…体力あるの今のうちなのに。
ぐ~んと拡がったときにはヨボヨボのおばあちゃんだなんていやだわ。
そのときはそのときで知恵がついてていいのかもね。
ものは見方次第なのだろうか。

あんまり自分の感覚に頼りすぎるのも飽きたんじゃ。
なんかびびびっと来る出来事、ひさびさにないかの~?
喜びの涙でめんめがぐしょぐしょになるくらいの出来事は起こらんかの~?


ほら、雲だって明日の方向ゆびさしてる。