育児休業開始！

早いもので2008年も残すところ、あと1日。
今年は本当に瞬く間に時が過ぎ去っていった1年でした。

思えば、カタコトの英語を操り（？）ながら、辛うじてこなした初めての海外出張を終え帰国した数日後、成増の「はなまるうどん」で奥さんから『子供出来たかも。』と告げられた日からすべては始まりました。

その告白を受けた瞬間は“ぽかーん”としていましたが、すぐにちょっぴり嬉しくなってきたものの、奥さんが不安そうにしているのを見て、すぐまた不安な気持ちにさいなまれたのを覚えています。同時に『うどんも喉を通らないことがあるんだなぁ』と妙に感心したのも覚えています。（苦笑）

なので、そんなことがあってしばらくの間はどうしていいのか全くわからず、奥さんの不安が伝わってか、ただただ弱虫な自分のせいなのか、枕を濡らす夜もありました。でも徐々に二人の不安は、喜びと楽しみと『頑張らねばっ！』という気力に昇華していき、今では本当に赤ちゃんが生まれてくるのが待ち遠しくてなりません！！


そしてとうとう昨日、後ろ髪をひかれつつも長い間（実に４年４ヶ月！！）お世話になったクライアントを離れる日を迎えました。確かに辛い時期もあったけど、多くの人たちに支え助けられ本当に素晴らしい時間を過ごせたクライアントでした。正直、リリースを迎える日は開放感いっぱいで、内心にやにやしながら立ち去るんだと思っていましたが、むしろ、家族みたいに仲良くしてきた人たちと離れることが悲しくてたまりませんでした。。

しかも最後に携わらせてもらったプロジェクトはまだ継続中で、約１週間後の出産予定日と同じ1/5（月）にカットオーバーを迎えるため、途中でいなくなることになってしまいチームメンバーには本当に申し訳ない状況になってしまいました。それでも、何の心配もなく安心して立ち去れる状況を作ってくれたチームメンバーには本当に感謝しています。。

この最後のプロジェクトは、私がアサインされていた４年４ヶ月の中でも色んな意味で一番ハードなプロジェクトになりましたが、街がきらめく１２月の夜にサンタさんも不憫に思うくらいに毎日毎日遅くまで働いてくれたチームメンバーのおかげで何とかなりそうです。私自身、もし一人きりだったら、ここまで持たなかったと思っています。本当に感謝しています！


そして今日からは心新たに、初めて授かる子供、初めてお母さんになる奥さん、そして、初めてお父さんになる自分のために、会社からもらった“育児休業”という素敵な贈り物を大切に過ごす日々を始めていきたいと思います。


※写真はリリース祝いでプロジェクトから頂いたお花と、奥さん/杏ちゃんからもらった葡萄のタルトケーキ