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019:ノート(蓮野 唯) (万象の奇夜)
ノートにも格差があって色柄で綺麗に書いたり書かなかったり
019:ノート(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
若き日の歌綴りたるノート出れば資料整理はひとまず終えむ
019:ノート(船坂圭之介) (kei's anex room)
天涯にひとりのよわき我がためのノート奪ふな激たる嵐
019:ノート(ひじり純子) (純情短歌)
大判の大学ノートに線を引き家計簿であり備忘録とす
019:ノート(みずき) (空)
ノートとふ余白も筆も恋さへも破り捨てたる十八歳(じゆうはち)の海
019:ノート(うたまろ) (五と七と五と七と七)
精神のノートに書きなぐるのは苦痛 ぼくは無力じゃないさ 笑顔を
019:ノート(jonny) (ボーダーを見つめながら)
特別なノートの中に特別な言葉を3つ閉じ込めなさい
019:ノート(jonny)(再投稿) (迂闊な夜の真ん中で)
特別なノートの中に特別な言葉を3つ閉じ込めなさい
019:ノート(アンタレス) (思い出ずるままに)
三十年拙歌書き止むノートをば手術の前に認むを悔い
019:ノート(根無し草) (根無し草)
ノートには 憎しみいっぱい 書いてある いつの間にやら これで5冊目
019:ノート(小早川忠義) (Just as I am Returns)
外套を脱げばかの時君のつけしラストノートの鼻をくすぐる
019:ノート(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
ミクシにも書けない想いハングルで綴ったノート なに書いたっけ?
019:ノート(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
ノート型PC抱(いだ)き売りに行くときPCは啼くに非ずや
019:ノート(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
ノートから勝手に愛が溢れだし勉強をする気になれません
019:ノート(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
立ちのぼるトップノートのなつかしき南国の花 きみ色の夜
019:ノート(柴田匡志) (スタートライン)
初めての新車は日産ノートにて納車の日にはそわそわしてる
019:ノート(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
引き出しの奥にしまったあのノート終わった恋をまだ振り返れない
019:ノート(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
2ちゃんねるに「チョン死ね」などと書きなぐりノートパソコン荒んで閉じる...
019:ノート (穴井苑子) (猫のように純情)
ノートには孤独で熾烈な睡魔との闘いのみが記されている
019:ノート(ウクレレ) (十線譜)
まっしろな地図をノートに描き写し君まで辿り着けずに泣いた
019:ノート(眩暈丸) (コギト過剰の歌)
ノートにはジャック・デリダの哲学とパラパラ漫画同居していた
019:ノート〈佐藤紀子) (encantada)
乙姫様のノートに書かれし愛の詩が死後の太郎の光なるべし
019:ノート(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
ノートならいつでも見せてあげるよと誰にでも言うあなたがキライ
019:ノート(わだたかし) (ファミレス短歌)
真っ白なノートに最初のひと文字を落とすみたいな別れのコトバ
019:ノート(かりやす) (彼方探訪)
桜越しに見上げるそらの日本人アストロノートの船外活動
019:ノート(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
制服の頃にそうしていたように罫の細めのノートを選ぶ
019:ノート(月下燕) (a swallow under the moonlight)
そうなっていたかもしれぬ薄桃のノートに残るあの人の姓
019:ノート(木村比呂) (*さよなら小鳩)
開いても砂嵐しか映さない実験ノートを静かに倒す
019:ノート(陸王) (Always Walking with Yu)
このノート M子が持っていてほしい 2ヵ月だけの交換日記
019:ノート(はこべ) (梅の咲くころから)
新しきノートを開き深呼吸 きみと一緒にこの道行かん
019:ノート(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
言の葉に笑みを包んで仕舞い擱くノートの角を舐めてはならぬ
019:ノート (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
鍵盤はくづれるように叫びだす地下室に鳴くブルー・ノート
019:ノート 行方祐美 (フーガのように)
しんしんとノートの表紙は冷えていつ神の零せし人生のように
019:ノート(梅田啓子) (今日のうた)
生前に母はノートに記したりき「香典返しは敷布にすること」
019:ノート(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
四月から大学生のひとに告ぐ ノートはナンパアイテムになる
019:ノート(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
aが抜けたI haave ノート 交換す あの頃僕らは優しかったさ
019:ノート(みつき) (みそひと :: misohito ::)
提出す ノート最後にラブレター 君の評価は「よく書けました」
019:ノート(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
ノートには写しきれないスピードで君もどんどん擦り減ってゆけ
019:ノート(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
駿河湾の深い所に沈めたい余白の多いキャンパスノート
019:ノート(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
ノートには鍵をかけてね危ないよ僕は愉快な複写猫 みゃお
019:ノート (minto) (@100@)
便箋にノート鉛筆ケイタイと恋の道具は準備万端
019:ノート (佐東ゆゆ) (Putting Holes in Happiness)
開閉のたびにノートを切り刻み誰かさんが黄昏に恋をする にほんブログ村
019:ノート (新井蜜) (暗黒星雲)
校門の前でひろったB4の赤いノートの読めない絵文字
019:ノート(ME1) (FILL mobile)
キーノートこぼれた音符歌い出すマーチは弾む連弾スカイ
019:ノート (水口涼子) (FANTASIA )
二枚目の中ほど過ぎて書きさしのノートように二人黙れば
019:ノート(鹿男) (もえないゴミ箱)
かいていることを君には教えないノート捨てられたくはないから
019:ノート(風天のぼ) (でんでんむしの夢)
推敲の跡をたどってみるノート最初の歌は下手だけどいい
019:ノート(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
しあわせになりたくてきたノートルダム寺院で祈る私の未来
019:ノート(ジテンふみお) (雲のない日は)
新しいノートも買ってあげましょう学期の移る色に合わせて
019:ノート(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
メガネにはメガネのケース タバコにはシガレットケース コトバにノート
019:ノート(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
君はもう捨てただろうかぼくたちが記した誤字脱字だらけのノート
019:ノート(ふみまろ) (光る風の記憶)
基督教徒(クリスチャン)に非ざれどわが跪きつひに祈りし大ノートルダム
019:ノート(わたつみいさな) (乱切りくじら)
見開きのノートの頁に写し取るあなたが逝った春の残り香
019:ノート(わたつみいさな) (乱切りくじら)
見開きのノートの頁に写し取るあなたが逝った春の残り香
019:ノート(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
どんな色してるのですかパリの空ノートルダムにかかる日差しは
019:ノート(只野ハル) (Ordinary days)
同じ事 ペンとノートと ノートパソ 同じに書けぬ 考えてみる
019:ノート(都季) (31pieces)
「これから」をきちんとこの手で描くため青い表紙のノートを買おう
019:ノート(はしぼそがらす) (紆余曲折)
春だから家人にノート頼みましょう菜の花などを描いてみましょう
019:ノート(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
いつからかノート代はりとなりにけるPCなくば暮らし立たずも
019:ノート(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
短針のパラパラマンガめくるノートと雨音だけでできた月曜
019:ノート(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
一番の問題児だったきみからの「ありがと」だけのノートの切れ端
019:ノート(原田 町) (カトレア日記)
ノート型パソコン汝は進化してわれの代わりに歌を詠まんか
019:ノート(森山あかり) (言葉の花かご)
ノートには正直だったはにかみ屋成人しても基本変わらず
019:ノート(藻上旅人) (創作のおと)
今になりノートを開く僕がいて君の名前が書かれていない
019:ノート(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
もう開くこともないのに捨てられぬノートにいくつ詩人の名前
019:ノート(暮夜 宴) (青い蝶)
ルーズリーフのノートから溢れだすIndexじゃ仕切れないもの
019:ノート(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
きっかけは「ノートのコピー取らせてよ」君の下心にまんまと掛かれり
019:ノート(音波) (短歌のなぎさ)
いっぱいに指を広げてA4のノートの横幅ぐらいの手ですね
019:ノート(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
つくづくし飼ひ殺したる憧憬を放つノートの罫線の消ゆ
019:ノート(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
脳内に暴れるコトハ狭苦し侭C罫ノートを貫かん程
019:ノート(イマイ) (ゆびおり短歌)
すみずみに雨の気配は満ちていて祈りのようにノートを選ぶ
019:ノート(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
おわった日携帯ノート青色の罫に最後の星を刻んだ
019:ノート(Yosh) (☆生短歌☆)
デスノートの切れ端 時計に隠し持ち 書き人の命 ここに終了death
019:ノート(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
乱筆のノート一冊書き終えて時たてばこれ思い出になり
019:ノート(藤野唯) (Sugarmint)
放課後の廊下でノートの切れ端にラブレターの返事をもらった
019:ノート(花夢) (花夢)
つまらない日本史みたいな揉め事をノートにまとめておしまいにする
019:ノート(祢莉) (suger drop)
ノートンが遮断してゆくパソコンを通して君が送る信号
019:ノート(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
新しいキャンパスノートの罫線のようにほのかでまっすぐであれ
019:ノート(伊藤真也) (クラッシュボク)
皺寄った手のひらノート代わりにして孫の名前を覚え書きする
019:ノート(都) (miya-momoの日記)
説明をしながらちらりと先方のノートを掠め見 不安が募る
019:ノート(畠山拓郎) (あいうえおあお)
病棟で缶詰になり詩(うた)を書くベッドの上にノートパソコン
019:ノート(月下 桜) (*月下 桜 の 世界*)
授業中の時閉じ込めたノートたち使わないけど捨てられなくて
019:ノート(詠時) (短歌の花道)
真新しいノートに書き込む一文字をためらうような二人の沈黙
019:ノート(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
後悔をしたらいいのにストレスのはけ口として買われたノート
019:ノート(チッピッピ) (うたよみブログ)
ノートには父の最期のメッセージ「サンガツキチジツ アリガトウ」の文字
019:ノート(キャサリン) (コーラス♪(*^▽^*)カレンダー♪)
病院の母のノートに先生や看護婦さんの名前が記さる
019:ノート(キャサリン) (コーラス♪(*^▽^*)カレンダー♪)
病院の母のノートに先生や看護婦さんの名前が記さる
019:ノート(天国ななお) (お月様は許さない)
この歌はライナーノートに失恋の曲とあるけど僕は楽しい
019:ノート(春待) (三感四音)
ふむふむと君の講義を受ける僕手元のノートに羅列する「スキ」
[短歌][2009] 019:ノート(ezmi) (語りえぬことを。)
もう二度と読み返すことの無いノート空っぽの部屋ひえびえと春
2009題詠blog019:ノート(はづき生) (生さんま定食)
灰色のノート真っ赤なマジックで日々の気持ちをしたためている
019:ノート(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
春からはツバメノートに守られて モラトリアムの終焉までを
019:ノート(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
両親が脳内ノートに残ってた時代遅れの基準でなじる
019:ノート (斉藤そよ) (photover)
どこからというのでもなく霧が来て犬とノートを抱く下弦夜 (2009.03.19)
019:ノート(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
「圏外」になったこころで抱き合ったアストロノート《コスモスよ、咲け、》
019:ノート (ゆり) (森の歌)
真っ白いノートこのままよごさずに持ってるだけで時々ひらく
019:ノート(O.F.) (O.F.)
古ノートのボールペンの膨らみを昨日からもう五回なぞった
019:ノート(青野ことり) (こ と り ご と)
さようなら そしてひとりの街角にラストノートのムスクが香る
019:ノート(太田ハマル) (とっても短い今日の歌)
再生のためにノートを押さえつけ白くなるまでページを破る
019:ノート(みずたまり) (劣等性な優等生の本音)
教科書と恣意に詠、稚児王、英知(C2H5OH) 化学のノートに君の似顔絵
019:ノート(ゆふ) (ゆっくりん)
彩(いろ)褪せしお絵かきノートに闘へるおばけの母と怪獣の父
019:ノート(ことり) (歌)
ノート買うときがしあわせ丸ごとの世界を買うって雰囲気がして
019:ノート(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
階段を降りて静かな店なりきブルーノート堅き椅子に聴きゐて
019:ノート(加藤サイ) (啖呵きって頂戴)
もう愛しあえない理由を約100個ノートに並べた それくらい好き
019:ノート(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
ぼろぼろの汗と涙が染み込んだスコアノートは青春だった
019:ノート(吉里) (梢は歌う)
パラパラとめくるノートに書きかけの中途半端な想いと言葉
019:ノート(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
雨音をしるす音符のならびに泣いているようね捨てられたノート
019:ノート(ほたる) (ほたるノオト)
結局は使われぬまま棄てられるノートに貼ったプリクラを剥ぐ
019:ノート (村木美月) (うたりずむ)
愛しかた間違えたって気づく夜ラストノートが髪を撫でてく
019:ノート(空色ぴりか) (美利河的題詠百首2009)
たぶんそれは俺のノートだ使いかけの青い表紙の7ミリ罫の
019:ノート(間遠 浪) (少女らせん)
やわらかくなってゆくんだノートには少年名詞ばかり集めて
019:ノート (タンカコタンカ 題詠篇)
ノートには思い出がつまりすぎていて思わず端からがぶりとやった
019:ノート(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
ジャスミンのミドルノートに移るころ母とのいさかひゆるく治まる
019:ノート(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
麦茶箱、いや冷蔵庫 手つかずのノートのようにぱたりぱたりと
019:ノート(こうめ) (はこにわ相聞歌)
『文学史』ノートはときどき途切れゐし 君に逢ひたる次の時代は
019:ノート(健太郎) (モノクローム文芸館)
"さよなら"とノートに書いて笑ってた別れ 卒業 桜の続き
019:ノート(ノサカ レイ) (のーずのーず)
道端に落ちてる汚いノートにも5分で話せぬドラマがあります
019:ノート(村本希理子) (きりころじっく2)
麗しきフットノートの配置あり 老眼少し進みたる目に
019ノート (惠無) (なんでもない一日)
遠ざかる想いとともにちっぽけな文字を並べたノートを閉じる
019:ノート(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
引きこもる心にひとつwww(World Wide Web)ノートPCの窓
019:ノート(迦里迦) (香飄)
かの悔いはかがまりて歌ノート燃す夕さりの夢ゆましてせつなし
019:ノート(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
おしゃべりに夢中な君の机から滑るノートがスローモーション
019:ノート(ゆうごん) (夕星のうた)
まっさらなノートに春のいろえんぴつ詰めたらはやく、もう始まるよ
019:ノート(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
あたらしいノートに折り目つける時したたり落ちる雨はじめての
019:ノート(橘 みちよ) (夜間飛行)
グラスもつ疲れし指の爪あれてブルーノートはしつくり過ぎで
019:ノート(振戸りく) (夢のまた夢)
売れ筋の東京大学ノートとか東大チョコを買いに行くだけ
019:ノート(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
肌黒きプレジデントの誕生はブルーノートが廃れたるのち
019:ノート(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
答えならそのノートの中書いてある イエスとノーとそのどちらとも ○駄洒落に走るのは加齢の証ですよ
019:ノート(A.I) (Private Window)
追い討ちのようにノートを押し付けた言葉を武器とする人の影
019:ノート(酒井景二朗) (F.S.D.)
分別を恃まず生きる思春期のひとりひとりが持つデスノート
019:ノート(あみー) (正直なたましい)
世界から忘れられててほっとする 3ページだけ使ったノート
019:ノート (七十路ばば独り言)
パソコンに打ち込む前に鉛筆で大学ノートに書いてる歳だね
019;ノート (沼尻つた子) (つたいあるけ)
デスノートに記したき名をただひとつ抱き深更の新宿をゆく
019:ノート(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
閉じたまま雪に埋もれたノートたちポラロイドカメラで探知できるの?
ノート (木下一(元くまさん)の短歌ブログ)
君の風ではためくノート飛びかたを忘れた僕の落書きが飛ぶ
019:ノート(岡本雅哉) (なまじっか…)
知るかバカ!こんなに顔が近いのに「入れた?ノートンアンチウィルス」
019:ノート(遥遥) (たんかのきりかた2)
一冊のノートを最後まで使ういったいいつのことだったろう
019:ノート(nnote) (白い箱から)
落書きが落書きを呼び真っ黒になってしまったノートと暮らす
019:ノート(蝉の声) (蝉の声)
後ろから「トノートノー」と呼ぶ声は日系ブラジル人の喜田さん
019:ノート(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
地下フロアからやさしき匂ひルノートルさうだあんな奴(の)忘れてしまへ
019:ノート(英田柚有子) (阿呆船)
めちゃくちゃに歩いてみたい 真っ白のままのノートだって持たずに
019:ノート(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
先生の言葉をノートに書きとめる抱いた夢をかなえるために
019:ノート(ゆき) (ひたぶる君を)
ひと冬の恋の記憶を積み込みて遠ざかりゆくスノートレイン
019:ノート(こゆり) (おかっぱ短歌)
手つかずの課題ばかりが山積みでノートの端に書くその名前
019:ノート(フウ) (easygoing.)
使いかけのノートをすぐに捨てないでエコでもあれど記憶のために
019:ノート(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
気に入って買ったノートは使えずにまっさらなまま色褪せてゆく
019:ノート(やや) (言の葉たち)
この先に何を描こう出発(たびだち)の朝に描いた大学ノート
019:ノート(やや) 再投稿 (言の葉たち)
この先に何を描こう出発(たびだち)の朝にひらいた大学ノート
019:ノート(理阿弥) (車止めピロー)
宙海でコスモノートの伝言が漂う永久(とわ)に わたしはカモメ
019:ノート (若崎しおり) (ふたつのおでこ)
する前に伝えたかったことがありノートで指を切った放課後
019:ノート(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
青春は昔スコット・ノートンにムタが使った毒霧の色
019:ノート(ひわ) (十三夜)
でもすごく幸せだった 綴らずにいられなかったノートを閉じる
019:ノート(駒沢直) (題詠blog参加用。)
かたくなですべての想い死語になる大学ノートでつけた日記は
019:(文) (f_blueな日々 題詠blog)
萌えそめし春草をわけ踏査するフィールドノートのインクのにじみ
019:ノート(新津康) (GARDEN DRAGON)
授業のノートは取らなかった。貴女を見ていたから。淡い初恋。
019:ノート(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
五線譜をノートに使う君が好きさ、国語のエチュード丸文字でファ!
019:ノート(さと) (すばらしい日々)
けふもノートのはじにパラパラマンガかく いまわのきわ かぜのふけば
009:ノート(たかし) (象の鼻)
半袖の女の言葉ノートするときどきひとりどきどき微風
019:ノート(たかし)再送 (象の鼻)
半袖の女の言葉ノートするときどきひとりどきどき微風
019:ノート(村上はじめ) (雑感)
まっさらなノートに綴った希望の字右肩あがりで力強い
019:ノート(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
ノートにはレシピとタンスにあるものと別れの言葉書いてきました
019:ノート(かずみん) (ふわふわ卵のオムライス)
Y君て誰だったっけ?イニシャルじゃ思い出せない交換ノート
019:ノート(鴨居) (鴨居短歌)
雨の日に拾ったノート最初のページ滲んだ言葉で「ここからはじまる」
019:ノート(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
3冊目のノートに書いた毎日の天気や風やきみの様子や
019:ノート(香-キョウ-) (Sky on Blue)
捨てられない 落書きだらけ学生時ノートは私の変わらぬ足跡
019:ノート(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
かつて吾(われ)大学ノートを与えられいたずら書きして字を覚えたり...
019:ノート(兎六) (一人暮らしの日記)
八月の帰省のときに片付けたノートは古い本のにおいで
019:ノート(こはく) (プラシーボ)
言いきってしまえたらいいまっさらなノートにつける正しい折り目
019:ノート みぎわ (たづたづし)
霊猫香(れいべうこう)、アンバー、ムスク、勝負服はアニマルノートを強めに垂らす
019:ノート(のびのび) (のび短歌)
いつの日か歌になれると言葉たち信じて待つよノートの中で 参照記事:019:ノート
019:ノート(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
童貞の頃のノートに残る歌詞 カーラジオからスローバラード
019:ノート(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン)
漫画家を目指したでしょう罫線の無いノートにも描けていたなら
019:ノート(こけもも) (hotchkiss)
わるいくせノートパソコン唸ってるああ限界が近づいてくる
019:ノート(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
青空にかざすノートを手渡されそっと開けば夏がはじける
019:ノート(ゆら) (コトのはじっこ。)
曲線を描く度思い出すでしょう 数学Bのノートの秘密
019:ノート(市川周) (ミルミルを飲みながら)
とりたてて言うこともなく遺書としてノートの端にパラパラ漫画
019:ノート(21世界SUZUTO) (夏山千歳の手記)
掌に収まる気持ち お手軽ね ノートパソコンを閉じたみたい
019ノート(しおり) (ヒロの独り言)
この文字を書いたあなたはもういないノートに浮かぶ悲しい笑顔
019:ノート(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
リングノートのリングを指でなぞりつつ在るはずもない未来を思う
019:ノート(美久月 陽) (白月夢)
3ヶ月書き写してたノートには泣く子も黙る魏志倭人伝
019:ノート(Re:) (プリズム)
練習にさえもならない真っ白なノートの隅に記した「スキ」
019:ノート(sora) (追憶~娘へ)
画ノートの表紙の色の褪せゆきて麻紐結わけばきゅつきゅつと鳴く
019:ノート(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
新しい仕事が増えていく度にノートはどんどん汚れていった
019:ノート (お気楽堂) (楽歌三昧)
句帖にと買いしノートは気が付けばよしなしごとで埋め尽くされぬ
019:ノート(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
名古屋市の 歴史紐解く キーワード ノートに記載 次代に託す
019:ノート(紫月雲) (resume 1970-2009)
わたしだけ大人になった いまなおもノートの中に彷徨う少女
019:ノート(志井一) (日記ホプキンス)
友達に借りたノートを返すとき落書き消すのを忘れないこと
019:ノート(石の狼) (Wulfstan の confessio amantis)
参考書、教科書、ノート 教師ではないオトナにも要るときがある
019:ノート(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
エラソウニ語ってるきみねえいつか憧れのブルーノートへ行こうか
019:ノート(桶田 沙美) (31Words Runner)
数学のノートの白紙に君の顔こっそりスケッチ、すぐ消すけどね
019:ノート (一夜) (短歌るBlog)
夏の日の汗ばむ腕に抱かれて ノートの文字も滲む放課後
019:ノート(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
間違っていますかキュンの音階で五線譜ノートに描く折れ線
019:ノート(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
真っさらなノートの匂いいつもそう僕を掴んで離さないのは
019:ノート(ぱぴこ) (テクテク)
黒鉛の匂いが染みたノートには君の視界が広がっている
019:ノート(草蜉蝣) (低空飛行)
少年は未だ知らない唇のやわさを綴る生物ノートに
019:ノート (如月綾) (お気に召すまま)
授業よりあの子に手紙を綴っては薄くなってく国語のノート
019:ノート(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
真樹ちゃんのノートをめくりなにげなくあびた匂いはいまだに鼻腔
019:ノート(佐藤羽美) (hinautamemo)
ノートからあの日の日付を抜き出して森のうららに土葬しており
019:ノート(本田鈴雨) (鈴雨日記)
こほしきは大学ノート 冬空のにほふウールの色の表紙の
019:ノート(短歌サミット2009.下地杏) (短歌サミットブログ)
デスノート拾って書きたい奴の名を想像しつつ伝票を書く
019:ノート(つばめ) (ツバメタンカ)
ミスチルのフレーズノートに落書きし同情されたき我の葛藤
019:ノート(長月ミカ) (創作ブログ とかげのしっぽ)
講堂を振り返ればノートへと詰め込んだ夢また消え去りぬ
019:ノート(田中ましろ) (ましたん)
ノートなど取らなくていい今晩の俺の授業は実技オンリー
019:ノート(tafots) (1年で1000首をつくる)
朝4時にノートを開く液晶の明るさだけが現実的な
019:ノート(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
「苦しい」と何回、ノートに書いたって助からないってことは知ってる
019:ノート(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
いつまでも忘れられない君の名は 心のノート記しておこう
019:ノート(珠弾) (seven seas tac)
子曰く「一夜で漬ける方法が書いてあったと思うノートに」
019:ノート(やすまる) (やすまる)
友だちはノートのうらに描かれた淡い兎と、それからうさぎ
019:ノート(けぇぴん) (けぇぴんの公式ブログ「聲」)
傷つきしノートを見ればすぐ解る君がどれだけ努力したのか
019:ノート(ちりピ) (ちりちりピピピ)
新品のノートに歌をひとつだけ書きとめ雨を探しにゆこう...
019:ノート(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
教科書に無いことばかり重要で入学式のノートは白紙
019:ノート(我妻俊樹) (半ドア)
持ち物リストにあれがないのよ今ふかくノートがこめかみをあおぐ音
019:ノート(草野つゆ) (虹をこえて)
ノートなら いつでも持って歩いてる めしエロ仕事なんでも書くの
019:ノート (gymnopedie)
まっさらなノートを捲る気持ちでくぐりたい次の母校の校門
019:ノート(兵庫ユカ) (Blog [ .bypass ])
新しいノートを使うやましさにわたしは光る 光らなくなる
019:ノート(宵月冴音) (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
切れ端に恋文書きし夏の日の残れるノートをめくる秋風
019:ノート(すいこ) (すいこのうたおきば)
燃やしたいほど恥ずかしいのに出てこないノートをようやく肯定する夏
019:ノート(羽根弥生) (ことらのことのは)
全力で借りたノートを全力で抱きしめ走る 夏がはじまる
019:ノート(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
会いたくて恋をしたくて詩(うた)を書く 十年遅れの青春ノート
019:ノート(斗南まこと) (野ウサギのように)
なにげなくノートの端に描かれたパラパラ漫画に一目惚れして
019:ノート(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
詩を書いたノートを燃やす だいじょうぶ あたしはあたしを超えていくんだ
019:ノート(おっ) (だいえいの短歌専門店)
雨ざらすノートの文字が滲むように、ぼやけてしまう水性の夢
019:ノート(木下一) (リンダリンダタンカ)
参照記事:019:ノート 神様が君のパンティスケッチをしたいと青空ノート代わりに
019:ノート(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
忘れてもいいことなのか結論を出せないままにノートは増える
019:ノート(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
木曜の6時間目の気だるさによりかかつてる『心のノート』
019:ノート(kei) (シプレノート)
ラストには好きな香りを残したい私を包むシプレ・ノート
019:ノート(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
憲法のノートに続く「好き→なんで?→なんでも→なんで?」の二種類の文字
019:ノート(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
冷めていくルイボスティーを差し置いて白熱していく机上のノート
019:ノート(hjr) (_blank)
かぐわしいノートは紙と恋の香をごめんあいたい青春の日々
019:ノート(風月堂) (言霊士の座卓)
古いノートに描かれた、まるで他人のような自分の過去。楽しく振り返られる思い出が、まさかこんな落書きにあるなんて。昔気付けたなら、...
019:ノート(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
終わったら学食に行く?モスが良い。大学ノートで交わす筆談。
019:ノート (みなと) (海馬)
必要なものはノートに書きだしてそのいちばんを眠らせている
[うたう]019:ノート(しろうずいずみ) (花と石ころ)
いつまでも白いノートを前にして なにもかもから遠ざかりたい夏
019:ノート(みかみかりん) (童話短歌)
地下道に吹き込む風が青年のノートを揺らすが文字はぶれない
019:ノート(フワコ) (きくとわたし)
会議用ノートに埋められゆくことば 手書きの顔文字 いと間抜けなり
019:ノート (きりひと) (風まかせ)
若年の惑いのあとの初期ノート 古文書にも似て扱い困る
019:ノート(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
恋歌が胸に響かぬこんな夜はノートに君の名前並べる
019:ノート(片秀) (うつしよはゆめ よるのゆめこそまこと)
さっぱりと柑橘系の香水がラストノートに未練を残す
019:ノート(小林ちい) (ゆれる残像)
丁寧な文字が溢れるノートから立ちのぼる君の幻を抱く
019:ノート(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
春が来て埋めることなく終りたるノートの白きページは裏庭
019:ノート(今泉洋子) (sironeko)
海の歌仕上がらぬまま窓際の作歌ノートに秋の陽は射す
019:ノート(やや) (カラメルバニラ)
ぼろぼろになったノートは引き出しであの日の私のままいつまでも
019:ノート( (スクリブルタンカ)
019:ノート(丸山程) (スクリブルタンカ)
古ぼけたノートに残る筆跡は今よりずっとしあわせそうだ
019:ノート(みち。) (滑空アルペジオ。)
自由という名前のノートを差し出され何もかけずに罫線をひく
019:ノート(扱丈博) (取扱)
青白く痩せたノートにはきはきとした文脈を殴り書きする
019:ノート(文月育葉) (冷たい夜の向こう側)
窓際の春のひかりに色褪せるノートの端に書き出した夢
019:ノート(冬鳥) (ことのはうた)
なにもかも呑み込む海も哀しかろ ましろきノートに水沫は散り
019:ノート(vanishe) (場所)
きみなしに港ゆ出でし船室のノートましろなままに暮れたり
019:ノート(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
百均に買ひしノートに書きちらすつぶやきに似る三十一文字を
019:ノート(内田かおり) (深い海から)
本棚に黄ばむノートの切なくて窓を開いて風を吸い込む
019:ノート(Makoto.M) (放物線にあこがれて)
合併後も旧町名を口にしてあなたのノートすこし膨らむ...
019:ノート (里坂季夜) (コトノハオウコク)
このミドルノートはグレイフランネル時空をひらく鍵がころがる
019:ノート(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
ルービックキューブを解かないままでいた白紙のノートは進まなかった
019:ノート (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
そのかみの私の几帳面な字が並ぶ西洋哲学ノート
019:ノート(よっしぃ) (J2ロードを共に歩こう。 ~goo annex~)
鮮やかな色とりどりのペン使い ノートは完璧 記憶は不安
019:ノート(日向奈央) (てのひらのきみ)
眠くなりそうなノートに「あなたには私しかいない」って書いとく
019:ノート(鯨井五香) (くじら(独唱))
ちはやぶる神がテレビを眺めつつノートに綴るあしたの日記
019:ノート(山の上のパン) (なしなし やしやし)
4月ってはりきっちゃって 使わないナントカノートがたくさん出来た
019:ノート(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
確実に君の笑顔が描き込まれたぼくのノートの大事なページ
019:ノート(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
ぎっしりと大学ノートに綴られた文字の羅列が泣き叫んでる
019:ノート(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
秋めいた影をノートににじませてまどろむ白いシャープペンシル
019:ノート(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
ノートパソコンぱたりととじて向日葵のおおきな顔を睨み返せり
019:ノート(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
良い声の友人だった五線譜のノートに四行詩を書き連ね
019:ノート(Ni-Cd) (反実仮想)
君が書くうさぎに髭をつけたして君に泣かれてめくれるノート
019:ノート(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
次のページめくる気持ちももどかしくノートなんかじゃこぼれ落ちちゃう
019:ノート(絢森) ((右耳だけが知っている))
その声を記すノートを枷にしてきみをきりとる中庭の朝
019:ノート(夢雪) (浪漫)
紫のノートに綴る恋心交換日誌を死した少女と
019:ノート(ぱん) (向日葵 と 月)
傷つける勇気もなくてこの指はノートの端をざくざくと折る
019:ノート (寺田ゆたか) (永訣のうた)
亡妻(つま)の残せるノートの終り羽田発バスの時刻が書いてあるのみ
019:ノート(茶葉四葉) (ゆざまし)
返信のメール以外は届かないノートパソコン修理に出そう
019:ノート(やすたけまり) (すぎな野原をあるいてゆけば)
花の名で呼ばれる色は鳥の名のついたノートのとびらにひらく
019:ノート(緒川景子) (ezomijikauta)
旅らしく小さなノート持ち歩ききもちぶんぶん書きなぐってく
19:ノート(HY) (天然通信)
デスノートもしあったなら己が名を書かれる事をしてはいないか
019:ノート(星川郁乃) (Air Station)
オリエンタルノート微かに零しつつ企画会議へおもむく背中
019:ノート(鳴井有葉) (そのためのブログ)
正直に定規で引いた直線を罫線にしたノート売れない
019:ノート(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
枠外に君の名前が書いてあるノートをひらく羽ばたくように
019:ノート(蓮野 唯) (万象の奇夜)
ノートにも格差があって色柄で綺麗に書いたり書かなかったり
019:ノート(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
若き日の歌綴りたるノート出れば資料整理はひとまず終えむ
019:ノート(船坂圭之介) (kei's anex room)
天涯にひとりのよわき我がためのノート奪ふな激たる嵐
019:ノート(ひじり純子) (純情短歌)
大判の大学ノートに線を引き家計簿であり備忘録とす
019:ノート(みずき) (空)
ノートとふ余白も筆も恋さへも破り捨てたる十八歳(じゆうはち)の海
019:ノート(うたまろ) (五と七と五と七と七)
精神のノートに書きなぐるのは苦痛 ぼくは無力じゃないさ 笑顔を
019:ノート(jonny) (ボーダーを見つめながら)
特別なノートの中に特別な言葉を3つ閉じ込めなさい
019:ノート(jonny)(再投稿) (迂闊な夜の真ん中で)
特別なノートの中に特別な言葉を3つ閉じ込めなさい
019:ノート(アンタレス) (思い出ずるままに)
三十年拙歌書き止むノートをば手術の前に認むを悔い
019:ノート(根無し草) (根無し草)
ノートには 憎しみいっぱい 書いてある いつの間にやら これで5冊目
019:ノート(小早川忠義) (Just as I am Returns)
外套を脱げばかの時君のつけしラストノートの鼻をくすぐる
019:ノート(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
ミクシにも書けない想いハングルで綴ったノート なに書いたっけ?
019:ノート(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
ノート型PC抱(いだ)き売りに行くときPCは啼くに非ずや
019:ノート(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
ノートから勝手に愛が溢れだし勉強をする気になれません
019:ノート(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
立ちのぼるトップノートのなつかしき南国の花 きみ色の夜
019:ノート(柴田匡志) (スタートライン)
初めての新車は日産ノートにて納車の日にはそわそわしてる
019:ノート(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
引き出しの奥にしまったあのノート終わった恋をまだ振り返れない
019:ノート(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
2ちゃんねるに「チョン死ね」などと書きなぐりノートパソコン荒んで閉じる...
019:ノート (穴井苑子) (猫のように純情)
ノートには孤独で熾烈な睡魔との闘いのみが記されている
019:ノート(ウクレレ) (十線譜)
まっしろな地図をノートに描き写し君まで辿り着けずに泣いた
019:ノート(眩暈丸) (コギト過剰の歌)
ノートにはジャック・デリダの哲学とパラパラ漫画同居していた
019:ノート〈佐藤紀子) (encantada)
乙姫様のノートに書かれし愛の詩が死後の太郎の光なるべし
019:ノート(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
ノートならいつでも見せてあげるよと誰にでも言うあなたがキライ
019:ノート(わだたかし) (ファミレス短歌)
真っ白なノートに最初のひと文字を落とすみたいな別れのコトバ
019:ノート(かりやす) (彼方探訪)
桜越しに見上げるそらの日本人アストロノートの船外活動
019:ノート(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
制服の頃にそうしていたように罫の細めのノートを選ぶ
019:ノート(月下燕) (a swallow under the moonlight)
そうなっていたかもしれぬ薄桃のノートに残るあの人の姓
019:ノート(木村比呂) (*さよなら小鳩)
開いても砂嵐しか映さない実験ノートを静かに倒す
019:ノート(陸王) (Always Walking with Yu)
このノート M子が持っていてほしい 2ヵ月だけの交換日記
019:ノート(はこべ) (梅の咲くころから)
新しきノートを開き深呼吸 きみと一緒にこの道行かん
019:ノート(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
言の葉に笑みを包んで仕舞い擱くノートの角を舐めてはならぬ
019:ノート (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
鍵盤はくづれるように叫びだす地下室に鳴くブルー・ノート
019:ノート 行方祐美 (フーガのように)
しんしんとノートの表紙は冷えていつ神の零せし人生のように
019:ノート(梅田啓子) (今日のうた)
生前に母はノートに記したりき「香典返しは敷布にすること」
019:ノート(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
四月から大学生のひとに告ぐ ノートはナンパアイテムになる
019:ノート(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
aが抜けたI haave ノート 交換す あの頃僕らは優しかったさ
019:ノート(みつき) (みそひと :: misohito ::)
提出す ノート最後にラブレター 君の評価は「よく書けました」
019:ノート(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
ノートには写しきれないスピードで君もどんどん擦り減ってゆけ
019:ノート(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
駿河湾の深い所に沈めたい余白の多いキャンパスノート
019:ノート(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
ノートには鍵をかけてね危ないよ僕は愉快な複写猫 みゃお
019:ノート (minto) (@100@)
便箋にノート鉛筆ケイタイと恋の道具は準備万端
019:ノート (佐東ゆゆ) (Putting Holes in Happiness)
開閉のたびにノートを切り刻み誰かさんが黄昏に恋をする にほんブログ村
019:ノート (新井蜜) (暗黒星雲)
校門の前でひろったB4の赤いノートの読めない絵文字
019:ノート(ME1) (FILL mobile)
キーノートこぼれた音符歌い出すマーチは弾む連弾スカイ
019:ノート (水口涼子) (FANTASIA )
二枚目の中ほど過ぎて書きさしのノートように二人黙れば
019:ノート(鹿男) (もえないゴミ箱)
かいていることを君には教えないノート捨てられたくはないから
019:ノート(風天のぼ) (でんでんむしの夢)
推敲の跡をたどってみるノート最初の歌は下手だけどいい
019:ノート(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
しあわせになりたくてきたノートルダム寺院で祈る私の未来
019:ノート(ジテンふみお) (雲のない日は)
新しいノートも買ってあげましょう学期の移る色に合わせて
019:ノート(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
メガネにはメガネのケース タバコにはシガレットケース コトバにノート
019:ノート(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
君はもう捨てただろうかぼくたちが記した誤字脱字だらけのノート
019:ノート(ふみまろ) (光る風の記憶)
基督教徒(クリスチャン)に非ざれどわが跪きつひに祈りし大ノートルダム
019:ノート(わたつみいさな) (乱切りくじら)
見開きのノートの頁に写し取るあなたが逝った春の残り香
019:ノート(わたつみいさな) (乱切りくじら)
見開きのノートの頁に写し取るあなたが逝った春の残り香
019:ノート(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
どんな色してるのですかパリの空ノートルダムにかかる日差しは
019:ノート(只野ハル) (Ordinary days)
同じ事 ペンとノートと ノートパソ 同じに書けぬ 考えてみる
019:ノート(都季) (31pieces)
「これから」をきちんとこの手で描くため青い表紙のノートを買おう
019:ノート(はしぼそがらす) (紆余曲折)
春だから家人にノート頼みましょう菜の花などを描いてみましょう
019:ノート(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
いつからかノート代はりとなりにけるPCなくば暮らし立たずも
019:ノート(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
短針のパラパラマンガめくるノートと雨音だけでできた月曜
019:ノート(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
一番の問題児だったきみからの「ありがと」だけのノートの切れ端
019:ノート(原田 町) (カトレア日記)
ノート型パソコン汝は進化してわれの代わりに歌を詠まんか
019:ノート(森山あかり) (言葉の花かご)
ノートには正直だったはにかみ屋成人しても基本変わらず
019:ノート(藻上旅人) (創作のおと)
今になりノートを開く僕がいて君の名前が書かれていない
019:ノート(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
もう開くこともないのに捨てられぬノートにいくつ詩人の名前
019:ノート(暮夜 宴) (青い蝶)
ルーズリーフのノートから溢れだすIndexじゃ仕切れないもの
019:ノート(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
きっかけは「ノートのコピー取らせてよ」君の下心にまんまと掛かれり
019:ノート(音波) (短歌のなぎさ)
いっぱいに指を広げてA4のノートの横幅ぐらいの手ですね
019:ノート(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
つくづくし飼ひ殺したる憧憬を放つノートの罫線の消ゆ
019:ノート(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
脳内に暴れるコトハ狭苦し侭C罫ノートを貫かん程
019:ノート(イマイ) (ゆびおり短歌)
すみずみに雨の気配は満ちていて祈りのようにノートを選ぶ
019:ノート(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
おわった日携帯ノート青色の罫に最後の星を刻んだ
019:ノート(Yosh) (☆生短歌☆)
デスノートの切れ端 時計に隠し持ち 書き人の命 ここに終了death
019:ノート(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
乱筆のノート一冊書き終えて時たてばこれ思い出になり
019:ノート(藤野唯) (Sugarmint)
放課後の廊下でノートの切れ端にラブレターの返事をもらった
019:ノート(花夢) (花夢)
つまらない日本史みたいな揉め事をノートにまとめておしまいにする
019:ノート(祢莉) (suger drop)
ノートンが遮断してゆくパソコンを通して君が送る信号
019:ノート(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
新しいキャンパスノートの罫線のようにほのかでまっすぐであれ
019:ノート(伊藤真也) (クラッシュボク)
皺寄った手のひらノート代わりにして孫の名前を覚え書きする
019:ノート(都) (miya-momoの日記)
説明をしながらちらりと先方のノートを掠め見 不安が募る
019:ノート(畠山拓郎) (あいうえおあお)
病棟で缶詰になり詩(うた)を書くベッドの上にノートパソコン
019:ノート(月下 桜) (*月下 桜 の 世界*)
授業中の時閉じ込めたノートたち使わないけど捨てられなくて
019:ノート(詠時) (短歌の花道)
真新しいノートに書き込む一文字をためらうような二人の沈黙
019:ノート(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
後悔をしたらいいのにストレスのはけ口として買われたノート
019:ノート(チッピッピ) (うたよみブログ)
ノートには父の最期のメッセージ「サンガツキチジツ アリガトウ」の文字
019:ノート(キャサリン) (コーラス♪(*^▽^*)カレンダー♪)
病院の母のノートに先生や看護婦さんの名前が記さる
019:ノート(キャサリン) (コーラス♪(*^▽^*)カレンダー♪)
病院の母のノートに先生や看護婦さんの名前が記さる
019:ノート(天国ななお) (お月様は許さない)
この歌はライナーノートに失恋の曲とあるけど僕は楽しい
019:ノート(春待) (三感四音)
ふむふむと君の講義を受ける僕手元のノートに羅列する「スキ」
[短歌][2009] 019:ノート(ezmi) (語りえぬことを。)
もう二度と読み返すことの無いノート空っぽの部屋ひえびえと春
2009題詠blog019:ノート(はづき生) (生さんま定食)
灰色のノート真っ赤なマジックで日々の気持ちをしたためている
019:ノート(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
春からはツバメノートに守られて モラトリアムの終焉までを
019:ノート(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
両親が脳内ノートに残ってた時代遅れの基準でなじる
019:ノート (斉藤そよ) (photover)
どこからというのでもなく霧が来て犬とノートを抱く下弦夜 (2009.03.19)
019:ノート(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
「圏外」になったこころで抱き合ったアストロノート《コスモスよ、咲け、》
019:ノート (ゆり) (森の歌)
真っ白いノートこのままよごさずに持ってるだけで時々ひらく
019:ノート(O.F.) (O.F.)
古ノートのボールペンの膨らみを昨日からもう五回なぞった
019:ノート(青野ことり) (こ と り ご と)
さようなら そしてひとりの街角にラストノートのムスクが香る
019:ノート(太田ハマル) (とっても短い今日の歌)
再生のためにノートを押さえつけ白くなるまでページを破る
019:ノート(みずたまり) (劣等性な優等生の本音)
教科書と恣意に詠、稚児王、英知(C2H5OH) 化学のノートに君の似顔絵
019:ノート(ゆふ) (ゆっくりん)
彩(いろ)褪せしお絵かきノートに闘へるおばけの母と怪獣の父
019:ノート(ことり) (歌)
ノート買うときがしあわせ丸ごとの世界を買うって雰囲気がして
019:ノート(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
階段を降りて静かな店なりきブルーノート堅き椅子に聴きゐて
019:ノート(加藤サイ) (啖呵きって頂戴)
もう愛しあえない理由を約100個ノートに並べた それくらい好き
019:ノート(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
ぼろぼろの汗と涙が染み込んだスコアノートは青春だった
019:ノート(吉里) (梢は歌う)
パラパラとめくるノートに書きかけの中途半端な想いと言葉
019:ノート(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
雨音をしるす音符のならびに泣いているようね捨てられたノート
019:ノート(ほたる) (ほたるノオト)
結局は使われぬまま棄てられるノートに貼ったプリクラを剥ぐ
019:ノート (村木美月) (うたりずむ)
愛しかた間違えたって気づく夜ラストノートが髪を撫でてく
019:ノート(空色ぴりか) (美利河的題詠百首2009)
たぶんそれは俺のノートだ使いかけの青い表紙の7ミリ罫の
019:ノート(間遠 浪) (少女らせん)
やわらかくなってゆくんだノートには少年名詞ばかり集めて
019:ノート (タンカコタンカ 題詠篇)
ノートには思い出がつまりすぎていて思わず端からがぶりとやった
019:ノート(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
ジャスミンのミドルノートに移るころ母とのいさかひゆるく治まる
019:ノート(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
麦茶箱、いや冷蔵庫 手つかずのノートのようにぱたりぱたりと
019:ノート(こうめ) (はこにわ相聞歌)
『文学史』ノートはときどき途切れゐし 君に逢ひたる次の時代は
019:ノート(健太郎) (モノクローム文芸館)
"さよなら"とノートに書いて笑ってた別れ 卒業 桜の続き
019:ノート(ノサカ レイ) (のーずのーず)
道端に落ちてる汚いノートにも5分で話せぬドラマがあります
019:ノート(村本希理子) (きりころじっく2)
麗しきフットノートの配置あり 老眼少し進みたる目に
019ノート (惠無) (なんでもない一日)
遠ざかる想いとともにちっぽけな文字を並べたノートを閉じる
019:ノート(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
引きこもる心にひとつwww(World Wide Web)ノートPCの窓
019:ノート(迦里迦) (香飄)
かの悔いはかがまりて歌ノート燃す夕さりの夢ゆましてせつなし
019:ノート(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
おしゃべりに夢中な君の机から滑るノートがスローモーション
019:ノート(ゆうごん) (夕星のうた)
まっさらなノートに春のいろえんぴつ詰めたらはやく、もう始まるよ
019:ノート(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
あたらしいノートに折り目つける時したたり落ちる雨はじめての
019:ノート(橘 みちよ) (夜間飛行)
グラスもつ疲れし指の爪あれてブルーノートはしつくり過ぎで
019:ノート(振戸りく) (夢のまた夢)
売れ筋の東京大学ノートとか東大チョコを買いに行くだけ
019:ノート(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
肌黒きプレジデントの誕生はブルーノートが廃れたるのち
019:ノート(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
答えならそのノートの中書いてある イエスとノーとそのどちらとも ○駄洒落に走るのは加齢の証ですよ
019:ノート(A.I) (Private Window)
追い討ちのようにノートを押し付けた言葉を武器とする人の影
019:ノート(酒井景二朗) (F.S.D.)
分別を恃まず生きる思春期のひとりひとりが持つデスノート
019:ノート(あみー) (正直なたましい)
世界から忘れられててほっとする 3ページだけ使ったノート
019:ノート (七十路ばば独り言)
パソコンに打ち込む前に鉛筆で大学ノートに書いてる歳だね
019;ノート (沼尻つた子) (つたいあるけ)
デスノートに記したき名をただひとつ抱き深更の新宿をゆく
019:ノート(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
閉じたまま雪に埋もれたノートたちポラロイドカメラで探知できるの?
ノート (木下一(元くまさん)の短歌ブログ)
君の風ではためくノート飛びかたを忘れた僕の落書きが飛ぶ
019:ノート(岡本雅哉) (なまじっか…)
知るかバカ!こんなに顔が近いのに「入れた?ノートンアンチウィルス」
019:ノート(遥遥) (たんかのきりかた2)
一冊のノートを最後まで使ういったいいつのことだったろう
019:ノート(nnote) (白い箱から)
落書きが落書きを呼び真っ黒になってしまったノートと暮らす
019:ノート(蝉の声) (蝉の声)
後ろから「トノートノー」と呼ぶ声は日系ブラジル人の喜田さん
019:ノート(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
地下フロアからやさしき匂ひルノートルさうだあんな奴(の)忘れてしまへ
019:ノート(英田柚有子) (阿呆船)
めちゃくちゃに歩いてみたい 真っ白のままのノートだって持たずに
019:ノート(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
先生の言葉をノートに書きとめる抱いた夢をかなえるために
019:ノート(ゆき) (ひたぶる君を)
ひと冬の恋の記憶を積み込みて遠ざかりゆくスノートレイン
019:ノート(こゆり) (おかっぱ短歌)
手つかずの課題ばかりが山積みでノートの端に書くその名前
019:ノート(フウ) (easygoing.)
使いかけのノートをすぐに捨てないでエコでもあれど記憶のために
019:ノート(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
気に入って買ったノートは使えずにまっさらなまま色褪せてゆく
019:ノート(やや) (言の葉たち)
この先に何を描こう出発(たびだち)の朝に描いた大学ノート
019:ノート(やや) 再投稿 (言の葉たち)
この先に何を描こう出発(たびだち)の朝にひらいた大学ノート
019:ノート(理阿弥) (車止めピロー)
宙海でコスモノートの伝言が漂う永久(とわ)に わたしはカモメ
019:ノート (若崎しおり) (ふたつのおでこ)
する前に伝えたかったことがありノートで指を切った放課後
019:ノート(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
青春は昔スコット・ノートンにムタが使った毒霧の色
019:ノート(ひわ) (十三夜)
でもすごく幸せだった 綴らずにいられなかったノートを閉じる
019:ノート(駒沢直) (題詠blog参加用。)
かたくなですべての想い死語になる大学ノートでつけた日記は
019:(文) (f_blueな日々 題詠blog)
萌えそめし春草をわけ踏査するフィールドノートのインクのにじみ
019:ノート(新津康) (GARDEN DRAGON)
授業のノートは取らなかった。貴女を見ていたから。淡い初恋。
019:ノート(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
五線譜をノートに使う君が好きさ、国語のエチュード丸文字でファ!
019:ノート(さと) (すばらしい日々)
けふもノートのはじにパラパラマンガかく いまわのきわ かぜのふけば
009:ノート(たかし) (象の鼻)
半袖の女の言葉ノートするときどきひとりどきどき微風
019:ノート(たかし)再送 (象の鼻)
半袖の女の言葉ノートするときどきひとりどきどき微風
019:ノート(村上はじめ) (雑感)
まっさらなノートに綴った希望の字右肩あがりで力強い
019:ノート(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
ノートにはレシピとタンスにあるものと別れの言葉書いてきました
019:ノート(かずみん) (ふわふわ卵のオムライス)
Y君て誰だったっけ?イニシャルじゃ思い出せない交換ノート
019:ノート(鴨居) (鴨居短歌)
雨の日に拾ったノート最初のページ滲んだ言葉で「ここからはじまる」
019:ノート(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
3冊目のノートに書いた毎日の天気や風やきみの様子や
019:ノート(香-キョウ-) (Sky on Blue)
捨てられない 落書きだらけ学生時ノートは私の変わらぬ足跡
019:ノート(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
かつて吾(われ)大学ノートを与えられいたずら書きして字を覚えたり...
019:ノート(兎六) (一人暮らしの日記)
八月の帰省のときに片付けたノートは古い本のにおいで
019:ノート(こはく) (プラシーボ)
言いきってしまえたらいいまっさらなノートにつける正しい折り目
019:ノート みぎわ (たづたづし)
霊猫香(れいべうこう)、アンバー、ムスク、勝負服はアニマルノートを強めに垂らす
019:ノート(のびのび) (のび短歌)
いつの日か歌になれると言葉たち信じて待つよノートの中で 参照記事:019:ノート
019:ノート(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
童貞の頃のノートに残る歌詞 カーラジオからスローバラード
019:ノート(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン)
漫画家を目指したでしょう罫線の無いノートにも描けていたなら
019:ノート(こけもも) (hotchkiss)
わるいくせノートパソコン唸ってるああ限界が近づいてくる
019:ノート(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
青空にかざすノートを手渡されそっと開けば夏がはじける
019:ノート(ゆら) (コトのはじっこ。)
曲線を描く度思い出すでしょう 数学Bのノートの秘密
019:ノート(市川周) (ミルミルを飲みながら)
とりたてて言うこともなく遺書としてノートの端にパラパラ漫画
019:ノート(21世界SUZUTO) (夏山千歳の手記)
掌に収まる気持ち お手軽ね ノートパソコンを閉じたみたい
019ノート(しおり) (ヒロの独り言)
この文字を書いたあなたはもういないノートに浮かぶ悲しい笑顔
019:ノート(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
リングノートのリングを指でなぞりつつ在るはずもない未来を思う
019:ノート(美久月 陽) (白月夢)
3ヶ月書き写してたノートには泣く子も黙る魏志倭人伝
019:ノート(Re:) (プリズム)
練習にさえもならない真っ白なノートの隅に記した「スキ」
019:ノート(sora) (追憶~娘へ)
画ノートの表紙の色の褪せゆきて麻紐結わけばきゅつきゅつと鳴く
019:ノート(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
新しい仕事が増えていく度にノートはどんどん汚れていった
019:ノート (お気楽堂) (楽歌三昧)
句帖にと買いしノートは気が付けばよしなしごとで埋め尽くされぬ
019:ノート(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
名古屋市の 歴史紐解く キーワード ノートに記載 次代に託す
019:ノート(紫月雲) (resume 1970-2009)
わたしだけ大人になった いまなおもノートの中に彷徨う少女
019:ノート(志井一) (日記ホプキンス)
友達に借りたノートを返すとき落書き消すのを忘れないこと
019:ノート(石の狼) (Wulfstan の confessio amantis)
参考書、教科書、ノート 教師ではないオトナにも要るときがある
019:ノート(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
エラソウニ語ってるきみねえいつか憧れのブルーノートへ行こうか
019:ノート(桶田 沙美) (31Words Runner)
数学のノートの白紙に君の顔こっそりスケッチ、すぐ消すけどね
019:ノート (一夜) (短歌るBlog)
夏の日の汗ばむ腕に抱かれて ノートの文字も滲む放課後
019:ノート(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
間違っていますかキュンの音階で五線譜ノートに描く折れ線
019:ノート(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
真っさらなノートの匂いいつもそう僕を掴んで離さないのは
019:ノート(ぱぴこ) (テクテク)
黒鉛の匂いが染みたノートには君の視界が広がっている
019:ノート(草蜉蝣) (低空飛行)
少年は未だ知らない唇のやわさを綴る生物ノートに
019:ノート (如月綾) (お気に召すまま)
授業よりあの子に手紙を綴っては薄くなってく国語のノート
019:ノート(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
真樹ちゃんのノートをめくりなにげなくあびた匂いはいまだに鼻腔
019:ノート(佐藤羽美) (hinautamemo)
ノートからあの日の日付を抜き出して森のうららに土葬しており
019:ノート(本田鈴雨) (鈴雨日記)
こほしきは大学ノート 冬空のにほふウールの色の表紙の
019:ノート(短歌サミット2009.下地杏) (短歌サミットブログ)
デスノート拾って書きたい奴の名を想像しつつ伝票を書く
019:ノート(つばめ) (ツバメタンカ)
ミスチルのフレーズノートに落書きし同情されたき我の葛藤
019:ノート(長月ミカ) (創作ブログ とかげのしっぽ)
講堂を振り返ればノートへと詰め込んだ夢また消え去りぬ
019:ノート(田中ましろ) (ましたん)
ノートなど取らなくていい今晩の俺の授業は実技オンリー
019:ノート(tafots) (1年で1000首をつくる)
朝4時にノートを開く液晶の明るさだけが現実的な
019:ノート(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
「苦しい」と何回、ノートに書いたって助からないってことは知ってる
019:ノート(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
いつまでも忘れられない君の名は 心のノート記しておこう
019:ノート(珠弾) (seven seas tac)
子曰く「一夜で漬ける方法が書いてあったと思うノートに」
019:ノート(やすまる) (やすまる)
友だちはノートのうらに描かれた淡い兎と、それからうさぎ
019:ノート(けぇぴん) (けぇぴんの公式ブログ「聲」)
傷つきしノートを見ればすぐ解る君がどれだけ努力したのか
019:ノート(ちりピ) (ちりちりピピピ)
新品のノートに歌をひとつだけ書きとめ雨を探しにゆこう...
019:ノート(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
教科書に無いことばかり重要で入学式のノートは白紙
019:ノート(我妻俊樹) (半ドア)
持ち物リストにあれがないのよ今ふかくノートがこめかみをあおぐ音
019:ノート(草野つゆ) (虹をこえて)
ノートなら いつでも持って歩いてる めしエロ仕事なんでも書くの
019:ノート (gymnopedie)
まっさらなノートを捲る気持ちでくぐりたい次の母校の校門
019:ノート(兵庫ユカ) (Blog [ .bypass ])
新しいノートを使うやましさにわたしは光る 光らなくなる
019:ノート(宵月冴音) (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
切れ端に恋文書きし夏の日の残れるノートをめくる秋風
019:ノート(すいこ) (すいこのうたおきば)
燃やしたいほど恥ずかしいのに出てこないノートをようやく肯定する夏
019:ノート(羽根弥生) (ことらのことのは)
全力で借りたノートを全力で抱きしめ走る 夏がはじまる
019:ノート(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
会いたくて恋をしたくて詩(うた)を書く 十年遅れの青春ノート
019:ノート(斗南まこと) (野ウサギのように)
なにげなくノートの端に描かれたパラパラ漫画に一目惚れして
019:ノート(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
詩を書いたノートを燃やす だいじょうぶ あたしはあたしを超えていくんだ
019:ノート(おっ) (だいえいの短歌専門店)
雨ざらすノートの文字が滲むように、ぼやけてしまう水性の夢
019:ノート(木下一) (リンダリンダタンカ)
参照記事:019:ノート 神様が君のパンティスケッチをしたいと青空ノート代わりに
019:ノート(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
忘れてもいいことなのか結論を出せないままにノートは増える
019:ノート(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
木曜の6時間目の気だるさによりかかつてる『心のノート』
019:ノート(kei) (シプレノート)
ラストには好きな香りを残したい私を包むシプレ・ノート
019:ノート(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
憲法のノートに続く「好き→なんで?→なんでも→なんで?」の二種類の文字
019:ノート(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
冷めていくルイボスティーを差し置いて白熱していく机上のノート
019:ノート(hjr) (_blank)
かぐわしいノートは紙と恋の香をごめんあいたい青春の日々
019:ノート(風月堂) (言霊士の座卓)
古いノートに描かれた、まるで他人のような自分の過去。楽しく振り返られる思い出が、まさかこんな落書きにあるなんて。昔気付けたなら、...
019:ノート(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
終わったら学食に行く?モスが良い。大学ノートで交わす筆談。
019:ノート (みなと) (海馬)
必要なものはノートに書きだしてそのいちばんを眠らせている
[うたう]019:ノート(しろうずいずみ) (花と石ころ)
いつまでも白いノートを前にして なにもかもから遠ざかりたい夏
019:ノート(みかみかりん) (童話短歌)
地下道に吹き込む風が青年のノートを揺らすが文字はぶれない
019:ノート(フワコ) (きくとわたし)
会議用ノートに埋められゆくことば 手書きの顔文字 いと間抜けなり
019:ノート (きりひと) (風まかせ)
若年の惑いのあとの初期ノート 古文書にも似て扱い困る
019:ノート(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
恋歌が胸に響かぬこんな夜はノートに君の名前並べる
019:ノート(片秀) (うつしよはゆめ よるのゆめこそまこと)
さっぱりと柑橘系の香水がラストノートに未練を残す
019:ノート(小林ちい) (ゆれる残像)
丁寧な文字が溢れるノートから立ちのぼる君の幻を抱く
019:ノート(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
春が来て埋めることなく終りたるノートの白きページは裏庭
019:ノート(今泉洋子) (sironeko)
海の歌仕上がらぬまま窓際の作歌ノートに秋の陽は射す
019:ノート(やや) (カラメルバニラ)
ぼろぼろになったノートは引き出しであの日の私のままいつまでも
019:ノート( (スクリブルタンカ)
019:ノート(丸山程) (スクリブルタンカ)
古ぼけたノートに残る筆跡は今よりずっとしあわせそうだ
019:ノート(みち。) (滑空アルペジオ。)
自由という名前のノートを差し出され何もかけずに罫線をひく
019:ノート(扱丈博) (取扱)
青白く痩せたノートにはきはきとした文脈を殴り書きする
019:ノート(文月育葉) (冷たい夜の向こう側)
窓際の春のひかりに色褪せるノートの端に書き出した夢
019:ノート(冬鳥) (ことのはうた)
なにもかも呑み込む海も哀しかろ ましろきノートに水沫は散り
019:ノート(vanishe) (場所)
きみなしに港ゆ出でし船室のノートましろなままに暮れたり
019:ノート(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
百均に買ひしノートに書きちらすつぶやきに似る三十一文字を
019:ノート(内田かおり) (深い海から)
本棚に黄ばむノートの切なくて窓を開いて風を吸い込む
019:ノート(Makoto.M) (放物線にあこがれて)
合併後も旧町名を口にしてあなたのノートすこし膨らむ...
019:ノート (里坂季夜) (コトノハオウコク)
このミドルノートはグレイフランネル時空をひらく鍵がころがる
019:ノート(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
ルービックキューブを解かないままでいた白紙のノートは進まなかった
019:ノート (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
そのかみの私の几帳面な字が並ぶ西洋哲学ノート
019:ノート(よっしぃ) (J2ロードを共に歩こう。 ~goo annex~)
鮮やかな色とりどりのペン使い ノートは完璧 記憶は不安
019:ノート(日向奈央) (てのひらのきみ)
眠くなりそうなノートに「あなたには私しかいない」って書いとく
019:ノート(鯨井五香) (くじら(独唱))
ちはやぶる神がテレビを眺めつつノートに綴るあしたの日記
019:ノート(山の上のパン) (なしなし やしやし)
4月ってはりきっちゃって 使わないナントカノートがたくさん出来た
019:ノート(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
確実に君の笑顔が描き込まれたぼくのノートの大事なページ
019:ノート(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
ぎっしりと大学ノートに綴られた文字の羅列が泣き叫んでる
019:ノート(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
秋めいた影をノートににじませてまどろむ白いシャープペンシル
019:ノート(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
ノートパソコンぱたりととじて向日葵のおおきな顔を睨み返せり
019:ノート(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
良い声の友人だった五線譜のノートに四行詩を書き連ね
019:ノート(Ni-Cd) (反実仮想)
君が書くうさぎに髭をつけたして君に泣かれてめくれるノート
019:ノート(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
次のページめくる気持ちももどかしくノートなんかじゃこぼれ落ちちゃう
019:ノート(絢森) ((右耳だけが知っている))
その声を記すノートを枷にしてきみをきりとる中庭の朝
019:ノート(夢雪) (浪漫)
紫のノートに綴る恋心交換日誌を死した少女と
019:ノート(ぱん) (向日葵 と 月)
傷つける勇気もなくてこの指はノートの端をざくざくと折る
019:ノート (寺田ゆたか) (永訣のうた)
亡妻(つま)の残せるノートの終り羽田発バスの時刻が書いてあるのみ
019:ノート(茶葉四葉) (ゆざまし)
返信のメール以外は届かないノートパソコン修理に出そう
019:ノート(やすたけまり) (すぎな野原をあるいてゆけば)
花の名で呼ばれる色は鳥の名のついたノートのとびらにひらく
019:ノート(緒川景子) (ezomijikauta)
旅らしく小さなノート持ち歩ききもちぶんぶん書きなぐってく
19:ノート(HY) (天然通信)
デスノートもしあったなら己が名を書かれる事をしてはいないか
019:ノート(星川郁乃) (Air Station)
オリエンタルノート微かに零しつつ企画会議へおもむく背中
019:ノート(鳴井有葉) (そのためのブログ)
正直に定規で引いた直線を罫線にしたノート売れない
019:ノート(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
枠外に君の名前が書いてあるノートをひらく羽ばたくように