10/23号 『見てないもんだ』

2004-10-23 18:44:24 | その他
実は今日お葬式に行ってきました。
久しぶりに20年位前に買った
セカンドバッグを使ったのですが、
身近な教科書を見落としていた事に
気付きました。

『こんなところをこんなふうに漉いているのか』
なんてレザークラフトやってなかったら
しげしげと見ることもないですからね。

極めつけはファースナーまわり。
裏側が剥がれない様にステッチが2列になってたり、
端っこのホックを留める所のセンターをずらしてあったり、
つまみにこんな革が付けてあったなんて・・・
家に帰ったら試してみようっと!

他に見落としているものはないかな?・・・

10/22号 『頑固と言われた理由』

2004-10-22 16:22:45 | Monologue
『当工房では~~中略~植物タンニンで~中略~サドルレザーと呼ばれる革を使用しています』
よく見かけるフレーズですね(笑)

私がサドル・レザーという言葉に(革にではありません)
抵抗を持つ理由を知らない方のために・・・

私はいわゆるサドル・レザーと呼ばれているような革はあまり使わないのですが、
レザークラフトを始めて間もない頃、どんな革のことを指すのか
良く分からなかったので、革屋さんで何度か尋ねたことがあるのです。
すると浅草辺りの革専門のお店では
『サドルねぇ~』とか『それは雑誌で見たの?』などと言われ
そればかりかあまりいい顔をされなかったのです。
C社やハ○ズ、ユザ○ヤ(シャレのつもり・・・笑)等では
確かにサドル・レザーという革が売られているのに・・・
それで『これは何かおかしい』と思った私が徹創レザークラフト
書き込み掲示板に書き込んだという経緯があったのです。

そこで分かった事は、どうやら
【タンロー】とか【オイル・レザー】とか【グローブ・レザー】
といった名称とは違って、一般名詞ではなく、どちらかというと
ファッション用語とか商品名に近いものだったようなのです。
(最近おぼろげながら誰が作った言葉だったかも分かってきました)

そんな訳で未だにどんな革なのか私の中で明確ではないので
自分では積極的に【サドル・レザー】という言葉を使うのは止めようと思ったのです。
ただ、一般に広く使われている言葉であることも事実ですから
他人が使う分には全く気にしません。
『ハ○ズあたりで売っているあんな革ね』と認識することにしています。

私も「おやっさん」と呼ばれた男。
一つくらい頑なにこだわることがあってもいいじゃん(笑)

トモさんをはじめ話が見えなかった方々、わかって頂けました?

10/21号 『えせサドル・レザー?』

2004-10-21 04:20:59 | Leather Craft
この単語は個人的にはあまり使いたくないのですが
今日はあえて使いますサドル・レザー!(笑)
サドル・レザー、サドル・レザー・・・よし、ちょっとマヒしてきた(笑)

んで、せっかくアイロンを手に入れたので何かやってみたくて・・・
今手元にある蝋の類、手縫い糸に引くためのビーズ・ワックスと
コバワックス、とりあえずこの2つで試してみました。

オイル・レザー(下写真↓)と、これも何故だか嫌われているフシのある
タンロー(下写真↑)のギン面に蝋引き用のビーズ・ワックス②と
コバワックス③を塗ってアイロンをかけた状態です。

②はちょっとキツイまだらになってしまいましたが
③はそれほどでもありません。
ちょっと擦ってみるとツヤが出て『サドル・レザーみたいじゃん!』
そんな感じでちょっと大きめのハギレにやってみたのが上写真です。
サドル・レザー使いでない私にはこれをサドル・レザーだと言われたら
恐らく信じます(笑)
64円/デシのタンローで、えせサドル・レザーの出来上がり。
何より素晴らしいのは撥水性。
写真は水滴を落として10分以上経過していますが
全く染み込んでいきません。
日焼けしたら斑が目立たなくなるかな?・・・ということで
これからうちの窓辺で日焼け実験に回したいと思います。

早いとこちゃんとしたビーズ・ワックス入手しようっと!!

10/20号 『買ってしまった・・・』その2

2004-10-20 02:02:46 | Tools
私が何を考えているのか、
察しの良い方はもうお分かりかもしれません。
まぁ暁工房さんほどの事は出来ないし
やるつもりもありませんが
身近にあるお手軽な物で試せそうな事は
やってみようかと・・・

うちにあるアイロン使ったら怒られそうなので
ヤフオクで買いました、ちっちゃいアイロン。
でもちゃんと温度調整機能付き!

ラッキーな事に出品者のお店まではうちから徒歩5~6分
送料も振り込み手数料もかからず¥750
実験用にはちょうどいいや

10/19号 『いい方法知りませんか?』

2004-10-19 03:26:08 | Other Craft?
これは言わずと知れたゼム・クリップです。

接着剤を極力使わないようにしている私は
縫っている時などに『仮留めしたいな』
な~んて思う事がしばしばあったりします。

気持ちにゆとりがあるときは、
5~10目くらい飛ばして縫っておいたりもするのですが、
めんどくさいし、糸ももったいないし・・・
んでもって、そこで手を抜くと昨日のような失敗を
やらかしたりするんですよね。

そこで『昨日と同じ失敗をするものか!』というわけで
手近にあったこのゼムクリップをコの字型に曲げて
これを目打ちした穴に刺してみました。
手に当たると痛いし、革にキズを付けそうだったので
突き抜けた足には消しゴムを刺して・・・

悪くは無いんですが、あんまりイイとも言えない感じ・・・

何かいい方法はないものでしょうか?


10/18号 『やっちまった!』

2004-10-18 04:03:37 | Leather Craft
このところ脱線気味でしたが、少しずつではありますが
ちゃんと製作も進行しています。

今日はやっとマチの縫い合わせまでこぎつけました。
片側を縫い終わり、もう一方を縫う時、
念のため合わせてみたら、『あれ?一目分長いぞ』
と気付き切り取ったのが写真の革です。

ところが縫って行ったら・・・
どうやら切り取る前の状態で正しかったようです。
あ~あ、片側マチ作り直さなくては・・・めんどくさいなぁ~
でも、変な造りのマチだったので
被害は最小限に食い止められそうです。

10/17号 『ガラス板』その2

2004-10-17 03:27:22 | Tools
あらたままさん号でガラス板の話が出たので
ついでにガラス板の話を。

革漉きの時、カッターマットでは革包丁が突っ掛かってしまうので
ガラス板の上でやりますよね。
普通はレザークラフト・ショップで売っている
12cm×9cmくらいの物を使うんですが、
ヘリ返しのバッグを作った時、
『こんな小さなガラス板じゃ埒が明かない』ということで、
以前使っていたテレビ台の扉(48cm×25cm)を使ってみました。
大物にはすごく快適です。
そんな人はあまりいないかもしれませんが
大物を漉くにはオススメです、大判のガラス。

ただ問題が・・・
革包丁の角でガラスが掘れてしまいます。
私の普通のガラス板の方はもう引っ掛かりが出来て
革漉きはだいぶやりずらい状態になっています。
デカイ方は掘れてはいないもののけっこう傷が付いてきてます。
こっちも時間の問題かもしれません。
そういうものなのか、腕が悪いのか・・・
デカイ方ダメになったらminorさんお願い!

臨時増刊 あらたままさん号 『ガラス板』その1

2004-10-17 03:26:07 | Tools
※これはあらたままさん(現在一般人、後はたぶんクラフター)向けなので
レザークラフターは読み飛ばしてください。

レザークラフトでガラス板をどう使うのかそりゃ疑問に思いますよね。
私も初めて道具を揃えにお店に行った時
『ガラス板なんて本当に売っているのか?』と思っていましたから。
たまたまその時欠品していたので余計に・・・

ガラス板の使い道は主に二つあります。

一つは床磨き
もうお分かりだと思いますが「ゆかみがき」ではありません(笑)
革の裏側(床)はケバケバしています(写真①)

ここに、トコノールとかCMCなんて呼ばれる、まぁ糊のようなものを塗って
ガラス板で擦ります(写真②)

するとあら不思議!
ケバが押さえられてツルツルになります(写真③)
ここではあまり使いたくないくらいケバの激しいところを
使っているのでまだちょっと凹凸がありますが、
状態の良いところだともっとツルツルになります。

もう一つの使い道は『革漉き』(あらたままさんはもう読めるはず)なのですが、
それは10/17号で・・・

10/16号 『変貌?』

2004-10-16 09:55:00 | Tools
さっそく「しょうもないハトメ抜き」と
美錠ヌキを削ってみました。

スコンとはいかないまでも
なんとか【○刻印】から【ハトメ抜き】に
なったようです(笑)

でも削ってて気付いたんですけど
このハトメ抜きテーパーがキツすぎるみたいです。
安物は所詮安物か・・・
パイプ削った方が切れ味良さそう・・・
ってネンジさんじゃないんだから(笑)

美錠抜きは抜きやすくなったものの
刃先がちょっとガタガタしちゃいました(汗)
修正するのちょっと怖いな・・・

10/15号 『買ってしまった・・・』

2004-10-15 12:10:47 | Tools
徹創レザークラフトの徹さんにそそのかされて
(なんて人聞きの悪い表現♪)
ルーターを買ってしまいました。
これから刃物を研ぎまくる予定です。

まずはオークションで買った丸印を押せるだけの
しょうもないハトメ抜きからチャレンジしてみようと思います。

待ってろ、そのナマった根性叩き直してやる!!(笑)

10/13号 『でかっ!』

2004-10-14 01:30:50 | Parts
浅草方面に行く時はついでに
蔵前辺りの金具屋さんに立ち寄る事が多いです。
そうしょっちゅう補充しなければいけないような状態ではないのですが、
なんとな~く行ってしまいます。

そして、
なんとな~く立ち寄った時に見つけたのがコレ、
巨大サシコミ!
カッターマットの一マスが5cmなので
大きさが分かってもらえるでしょうか?
使い道も考えずに買ってきてしまったのですが、
幸い今作っている物に使う事になりました。

小さい物よりスムーズに動く感じで
使用感はすごく良さそうです。

2~3個買っておこうかな?・・・

10/12号 『今日はお休み』

2004-10-13 02:47:35 | Monologue
今日は働きすぎて疲れてしまったので革はお休みです。
カシメの一つくらい打ってやろうかとも思ったのですが、
深夜なのでそれもかなわず・・・

そういえば、『今日のおやっさん』効果なのかどうかはわかりませんが
なんだか最近カウンターの回りが早いみたいです。
「1日80前後だな」と思っていた(それでもそうとう驚いていた)のですが
1週間くらい前からでしょうか
なんか様子が変なので観察していたら1日に150前後になっていました。
管理人としては喜ぶべき事なのかも知れませんが、
反面、インチキ・クラフターにはすごいプレッシャーです。

もうこうなったら開き直ってここに分からない事を片っ端からさらけ出して
たくさんの人の知恵をいただくことにします(今までもそうだったって? 笑)

そんな訳で常連さんもそうでない方も、知恵や意見をお持ちの方は是非参加してください。

10/11号 『水』その2

2004-10-12 02:23:41 | Material
水でコバが磨けるのなら・・・ということで
今後やるやらないは別にしていい機会なので
床磨きもやってみました。

漉いていないケバの長い部分は押さえきれていません(写真 上)
という事は私のようにコバをケバケバのまま磨くのはNGって事ですね。
考えねば・・・(汗)

一方、ベタ漉きに出してケバがなくなっている革は致命的な問題はなさそうです。
ちょっとザラザラな感じが残っているのでやらない方が良さそうですが・・・

ん~~~~~でも革って不思議