ダフネの『草の想い日誌』

道端に咲く花、草のしずく、木々の香りに心動かす、そんな日常を写真と一緒に綴ります。

映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』観てきました。

2017年07月06日 23時07分18秒 | 映画


あらら。
タイトルのマンチェスターっててっきりイギリスの都市名だと思ってた。
海の傍のマンチェスターかいな?って^^
ぐふふ、アメリカにちゃんとタイトルの町の名前があるのね(^_^;)

映像もわたくしの好み。
スモークブルー、あるいはブルーグレーに統一されてて、
それが主人公リーの辛く悲しい体験に支配された心象風景となっているのね。

感じたのは悲しみと幸せっていうのは
対極に位置するのではないってこと。

これはほんとにアメリカ映画なの?
そう思うくらいに静かで心に沁みました。
とても素晴らしいヒューマンドラマ。


監督・脚本  ケネス・ロナーガン
2016年  アメリカ 

あらすじ ボストン郊外で暮らすリー(ケイシー・アフレック)のもとに故郷で暮らす兄・ジョー(カイル・チャンドラー)の死の知らせが入ります。
二度と戻ることはないと思っていた故郷マンチェスターバイザシー。
そこで兄のひとり息子、16歳のパトリック(ルーカス・ヘッジス)の後見人となり、故郷で暮らさざるをえなくなります。
故郷で生活をする=癒えることのない傷を抉るような暮らしをする、のですが。。。。とここまで



スモークブルーの映像の中。
たった一つの赤い色は
リーの部屋の小さな窓から見えるあじさいでした。
daphne