しま月記

「日記」とするにはあまりにものんびりなんで…

ヒヤリ

2011-08-20 01:25:17 | weblog
今日の突然の緊急地震速報&津波注意報には、マジびびりました。

あの、TVの、東北の海岸線が点滅してる画を見た瞬間は、
思わず体が硬くなりましたね。
あの恐怖を、頭より体が覚えてるのか。

すぐに解除されたのでひとまず安心しました。
でも震度5だったし、こわかっただろうなあ。

ポポポポーンのCMは忘れても、
被災地のことは忘れちゃだめ。

日常を送りつつも「肝にかかてぃ(心の片隅に)」やね。


あと、探してみたけど僕んちに金はありませんでした。




●20日(土)

高岡町の老人保健施設「ミネルワ」さんの夏祭りに出演します!
夜7時くらいからの出番です。

場所:松山市高岡町302-2
℡089-972-9500


●21日(日)

宇和島の道の駅「きさいや広場」にて13時~15時で演奏します。


●27日(土)と28日(日)

『夏のお客様大感謝祭 n TOTO新居浜ショールーム』
にとぅるばーるで出演します。

両日とも、10時~17時の開催の中で、
①11時30分~12時
②13時30分~14時
③15時30分~16時
の3回ステージっす。

場所:新居浜市坂井町1-1-10 
℡0897-36-2180



●28日(日)

今治『琉球ダイニング ちゅらり』さんにて定期ライブです。
19時~(0898-34-6617予約優先制)です。










雨が降ってきた うたをうたおう

2011-08-02 15:45:43 | weblog
今日は久々のスコールでしたね。


たくさんの方々にグランプリ受賞を祝っていただき、感謝感激の今日この頃です。
今日も焼鳥を食べに行きます♪ けんちゃん、あざーっす!


でも皆に「グランプリってすごそうやけどそもそも何?」とよく聞かれるので、
今日は簡単に説明してみたいと思います。


僕は2003年に独学で唄三線を始めて、最初はポップスのコピーなんかを
してましたが、映画「ナビィの恋」をきっかけに民謡カッコいいなと思い、
モアミュージックでたくさん民謡CDを買って聴いて練習してました。
みなさんも沖縄のCDはモアミュージックで買いましょう♪


で、3年くらい自己流でやりましたが、やっぱりなんとなくしか分からない。
自由に唄っていいポップスとは違って、民謡の歌い方をきちんと習わないと
だめだなーとずっと思っていたわけです。


そんなとき、たまたま沖縄から松山に演奏しに来られていた、
宮古民謡の天久勝義(あめく・かつよし)先生と出会ったわけです。
そして2007年に「天久兄弟民謡研究所」という民謡教室に入会ました。


「民謡」とひと口に言っても、
島々によってさまざまなジャンルとスタイルがあり、
沖縄本島の古典や民謡の他にも、宮古民謡や八重山古典民謡など、細かく分かれます。
そしてそれぞれが独立した協会を設立し、コンクールや師範免許審査、
定期演奏会などの年間行事を行っています。


そして天久先生にすすめられて、2008年に沖縄宮古民謡協会が主催する
「第29回沖縄宮古民謡コンクール」という試験で新人賞に合格、
それから1年ごとに優秀賞、最高賞、そして今年グランプリを受賞しました。


「コンクール」と呼ばれる試験は毎年沖縄で行われています。
たくさんある協会ごとに審査方法は細かく異なりますが、
大体のコンクールは、静まり返った会場でたくさんの審査員と観客の前で
三線を弾きながら課題曲を独唱する形式です。
かなり緊張するシチュエーションなので、
1年間の練習の成果を一発勝負で発揮できる強いメンタルが必要不可欠です。


「新人賞」「優秀賞」「最高賞」には、
沖縄宮古民謡協会では 毎年各部門に20~30名が受験して、
合格点に達すれば、何名でも受賞(合格)できます。
合格すれば、次の賞の受験資格が得られます。
最後の「グランプリ」部門のみがいわゆる大会形式になりまして、
審査により最高得点者1名のみが受賞できます。


僕は近い将来、松山で“民謡教室”を開けたらと考えています。
現在勤めているカルチャー教室などで教えるには、
宮古民謡はあまりにもマニアックなので、趣味感覚でやるには少々難しいんですね。
「民謡大好きっ」て感じじゃなきゃとても楽しめないんです。
今はすこしずつ民謡好きの生徒さんを募集しているところです。


そしてグランプリを受賞したからというわけではありませんが、
演奏者としてももっと活動して、民謡を広めていかないといけないなー。
と思う次第であります。


ささ、じゃあちょっと練習しよう。