なにやらタイトルを見ただけでなんとなく想像がつきそうな感じです。
『7つの習慣』を呼んだことある人ならピンと来る、「パラダイム転換」です。
要は人間はそれぞれ「たこつぼ」に入っています。何かの組織もそう、自分の価値観もそう。
そのたこつぼの中で穏やかに暮らしているんです。
でも、自分を評価するのはあくまで他人。つまりたこつぼに入っている限り他人に評価されることはなく、他人だと思っている自分の鏡に写った姿に評価されている。つまり、自分の価値観で自分を評価しているわけです。
わかりやすい例を言うと、赤福や雪印の食品偽装事件。
傍目に見れば明らかに「悪いこと」
でも、自分達の世界の価値観で判断するから「まあ、いっか」になってしまいます。
じゃあ、そのタコツボを破るには?ポイントは「他己」です。(しゃれです)
つまり他人との関わりです。
そもそも自分を評価するのは他人です。夢の実現も成功も全て他己があってはじめて成り立ちます。
その他己になりきるのも一つ。(よく上司になった気持ちで判断せよ、なんて言いますよね)
また他己の夢の実現を支援することで深く関われる。
他己のことを真剣に考えたりエネルギーを与えたりすることで「たこつぼ」から脱却できるのです。
でそのあとはよくある「自分経営」の話になります。
本当によくあるので割愛しますが一点共感したことが。
『ユダヤ人大富豪の教え』の一説。
「幸せに成功したければ好きなことを仕事にしなさい。
好きなことにめぐり合うには今やっていることが何であれそれを愛すべきだ」
めっさ深い。
1文目はそのままです。わかりますよね。問題は2文目。
人生なんて自分がしたいと思っていることには中々めぐり合えません。でも、いましていることを愛し続ければそこから好きな成分が抽出され、結果好きなことになっていくのだということです。
サラリーマンの真理です。
目の前にあることにエネルギーを注ぐことが自分の成長でもあり、自分との対決です。その結果世界が広がり価値観が換わり、本当に好きなことに一歩近づける。
めっさ共感。
本自体は全体的に読んだ事あるような内容なのですが、ところどkろお刺さる内容があり、一気に読めました。
ただ、2ヶ月前に読んだ本のレビューは流石にきつい。
さぼるなということですね、はい。