引く天才

夏の風物詩・西武園の花火が28・29日で終了なので、
いつもなら自宅のベランダから鑑賞していますが
昨日は実際に西武園ゆうえんちに行って、
間近に花火を堪能してまいりました。


8月の1ヶ月間、毎週の土日に花火を上げるってのは
この不景気の中なかなかの企業努力よね。

生粋の地元民としては、この花火が無くなったらとても淋しい。

でも、西武さんは頑張ってくれた！
今年も花火を楽しむことができました。


ありがとう！


写真は。
花火のあとに乗った大観覧車。


これまたおもしろい話がありましてねぇ。


わたくし、高所恐怖症ぎみな人なんですけど、
まあね、観覧車は別だろうと思ってね。
夜の観覧車なんてロマンチックじゃない。
勇んで列に列んだ訳なんです。


乗車まであとふた組、ひと組…とうきうきして前方をみたっけ、

すっけ透けのゴンドラがゆっくり進んでくるでは
ありませんか。


西武園ゆうえんちの大観覧車には


透けさん・格さん


という、透明な強化プラスチックで作られたふざけたゴンドラがあって。
物凄い確率でそのゴンドラに、希望してないのに
あたってしまったのでした…（泣）


係りのお兄さんに「透けさん」へ笑顔で誘われる我々。
半泣きのマキヲさん（笑）


「お兄さん、我々高所恐怖症で
（このゴンドラでは）ちょっと怖いんだけど…」


と軽く抵抗したら、


「大丈夫です。足元は半透明なので大丈夫です！」


と励まされたのか突き放されたのかわからぬコメントをもらい、
無情にもガチャン！とゴンドラの扉を閉められてしまったのでした。


そういう問題じゃねぇーんだよ！


あたしの心の声は係りのお兄さんには届きませんでした。


それから約15分、透けさんに拘束され
生きた心地のしない地獄のような時間を過ごしたのでした。


いやーもー
こういうのを引くの、天才だな、と
我ながら思った夏の終わりなのでありました。