
ここへきて、何を思ったのかM700山猫308WinのスコープをリューポルドBR36倍からマーク4 M1 3.5-10X40に変更したんですよ。
一応、来期はこれ一本でエゾシカにチャレンジしてみようかと思いまして
(まだ猟期中だというのに、既に来年の事を考えているバカです)
こいつのレティクルはミルドットで、縦横各ドット間の値は1Mil(10cm/100m)ですから距離や弾道ドロップの修正には持って来いのスケールだと思っています。
来期に使用する弾を思案中でしたが、しょせん308Winですから非力感は否めず入るだけ火薬を入れるしかありません
第一候補は、TTSX168にIMR4895を44.5Gr詰めて2700f/h位の初速を考えているのですが、大体500メートルまでは、有効範囲となるはずです。
で、この弾頭データと初速をいつもの弾道計算ソフトJBMで200メートルをゼロイン値として計算
すると、100メートルから225メートルまでの間の上下差は最大でも6センチ程となり、この間はほぼド真中狙いでOK!
問題は、それ以上の距離となりますが
260メートルでの落差は13センチで0.5Mil
300メートルでの落差は27センチで0.9Mil
400メートルでの落差は76センチで1.9Mil
450メートルでの落差は112センチで2.5Mil
500メートルでの落差は155センチで3.1Mil
ドットの直径が0.2Milですから、0.9Milならドットの上に 3.1Milならドットの下に狙いを合わせればいいんです
おおよその値ですが、こんな感じでどのドットを合わせれば良いか判断がつきます。
ついでに横方向の狙い越しですが、横方向にもドットが片側5Milまで付いていますから大まかな目安となります。
10Km/hで100メートル先では35センチ先ですから3.5Mil
20Km/hで100メートル先では70センチ先ですから7Mil
30Km/hで100メートル先では105センチ先ですから10.5Mil
と、このくらい先を狙い越しの狙点として奴の胸部に合わせます。
おそらく、この何Milかの数値は距離が変わってもそれほどの変化はありませんから30Km/hで300メートル先を走る奴でも10.5Milの狙い越しで、下1Milにして撃つとあたるのかもしれませんね(笑
しかし、300メートルというと単純に100メートルの3倍ですから、3メートル以上先の空白地点を撃つ事になり何がしかの目安が無いと、とても撃つ気になれませんねぇ~
それから、距離測定に使う場合なのですが
以前HIROさんからシカの胴部高は概ね45センチ程と教わりましたので、その数値を基準に考えますと
10倍時にドットとドットの間 (1Mil) に45センチの物体がピッタリ収まるなら、その物体までの距離は450メートルとなります。
この時に、どのドットに狙いを合わせるのかというと2.5Mil修正ですから下二つ目と三つ目の中間にピタリと、その物体が入るわけです
なんと狙いやすい事でしょう!
また、その物体がドット二つ分の間隔 (2Mil) 以上大きく見えるなら距離は半分の225メートル以内ですから
前述のとおり弾道ドロップが6センチ程なのでセンタークロスにドンピシャで狙います。
いずれにしろ、ドット1コマ間より大きく見えるなら450メートル以内で許容範囲、逆に小さく見えるなら450メートル以上でしょうから撃つかどうかの判断をしなければなりません。
また、普段は半分の5倍で使用するとすれば45センチの物体がドット1コマ間にピタリと入るなら距離は半分の225メートルで、それ以上大きく見えるならセンタークロスで直に狙います。

これを100メートル位置で表現すると、左上の横線となります。
基準となる45センチを必要とする距離で割ると100メートルでの数値が出ますので、これにズーム倍率を動かしながら1Mil位置に合わせていった時のズーム倍率を記憶しておきます。
450メートルが10センチ、300メートルが15センチ、225メートルが20センチの位置で赤線になっています
450メートル位置では10倍です、300メートルでは7.5倍、225メートルでは単純に半分の5倍かと思ったら5.5倍の位置でした
ちなみに、最低倍率の3.5倍で覗くと150メートルで30センチの位置より内側に1Milのドットが有りますから、最低倍率で使う場合獲物の胴部高が1Mil以上に見えれば150メートル以内に居るって事になりますね
まあ、アバウトですがズーム倍率の位置で獲物までのおおよその距離がわかります。
惜しいことに、このM1 3.5-10X40のスコープは最大倍率の10倍でミルドットの縮尺が合うようになってますからこれ以上の距離は測れません
でも大丈夫!
308Winでエゾシカを500メートル越えで撃とうとは思いませんから(笑
ただ、ミルドットのついたスコープはたいがいがM1シリーズ等のようにターゲットノブが出っ張っていて実猟には不向きなんですよねぇ~
調整ノブがコンパクトな狩猟用スコープでミルドットレティクル搭載ってのは無いんですかねぇ~
以前HIROさんから御紹介いただいたLRデュープレックスやブーン&クリケットの付いたタイプもいいんですが・・・
横方向のスケールが無いのが・・・
それに今では好みのスコープを海外オーダーすることもママならず・・・
でも、一番の問題は
予算ですかねぇ~
ふうぅ~
一応、来期はこれ一本でエゾシカにチャレンジしてみようかと思いまして
(まだ猟期中だというのに、既に来年の事を考えているバカです)
こいつのレティクルはミルドットで、縦横各ドット間の値は1Mil(10cm/100m)ですから距離や弾道ドロップの修正には持って来いのスケールだと思っています。
来期に使用する弾を思案中でしたが、しょせん308Winですから非力感は否めず入るだけ火薬を入れるしかありません
第一候補は、TTSX168にIMR4895を44.5Gr詰めて2700f/h位の初速を考えているのですが、大体500メートルまでは、有効範囲となるはずです。
で、この弾頭データと初速をいつもの弾道計算ソフトJBMで200メートルをゼロイン値として計算
すると、100メートルから225メートルまでの間の上下差は最大でも6センチ程となり、この間はほぼド真中狙いでOK!
問題は、それ以上の距離となりますが
260メートルでの落差は13センチで0.5Mil
300メートルでの落差は27センチで0.9Mil
400メートルでの落差は76センチで1.9Mil
450メートルでの落差は112センチで2.5Mil
500メートルでの落差は155センチで3.1Mil
ドットの直径が0.2Milですから、0.9Milならドットの上に 3.1Milならドットの下に狙いを合わせればいいんです
おおよその値ですが、こんな感じでどのドットを合わせれば良いか判断がつきます。
ついでに横方向の狙い越しですが、横方向にもドットが片側5Milまで付いていますから大まかな目安となります。
10Km/hで100メートル先では35センチ先ですから3.5Mil
20Km/hで100メートル先では70センチ先ですから7Mil
30Km/hで100メートル先では105センチ先ですから10.5Mil
と、このくらい先を狙い越しの狙点として奴の胸部に合わせます。
おそらく、この何Milかの数値は距離が変わってもそれほどの変化はありませんから30Km/hで300メートル先を走る奴でも10.5Milの狙い越しで、下1Milにして撃つとあたるのかもしれませんね(笑
しかし、300メートルというと単純に100メートルの3倍ですから、3メートル以上先の空白地点を撃つ事になり何がしかの目安が無いと、とても撃つ気になれませんねぇ~
それから、距離測定に使う場合なのですが
以前HIROさんからシカの胴部高は概ね45センチ程と教わりましたので、その数値を基準に考えますと
10倍時にドットとドットの間 (1Mil) に45センチの物体がピッタリ収まるなら、その物体までの距離は450メートルとなります。
この時に、どのドットに狙いを合わせるのかというと2.5Mil修正ですから下二つ目と三つ目の中間にピタリと、その物体が入るわけです
なんと狙いやすい事でしょう!
また、その物体がドット二つ分の間隔 (2Mil) 以上大きく見えるなら距離は半分の225メートル以内ですから
前述のとおり弾道ドロップが6センチ程なのでセンタークロスにドンピシャで狙います。
いずれにしろ、ドット1コマ間より大きく見えるなら450メートル以内で許容範囲、逆に小さく見えるなら450メートル以上でしょうから撃つかどうかの判断をしなければなりません。
また、普段は半分の5倍で使用するとすれば45センチの物体がドット1コマ間にピタリと入るなら距離は半分の225メートルで、それ以上大きく見えるならセンタークロスで直に狙います。

これを100メートル位置で表現すると、左上の横線となります。
基準となる45センチを必要とする距離で割ると100メートルでの数値が出ますので、これにズーム倍率を動かしながら1Mil位置に合わせていった時のズーム倍率を記憶しておきます。
450メートルが10センチ、300メートルが15センチ、225メートルが20センチの位置で赤線になっています
450メートル位置では10倍です、300メートルでは7.5倍、225メートルでは単純に半分の5倍かと思ったら5.5倍の位置でした
ちなみに、最低倍率の3.5倍で覗くと150メートルで30センチの位置より内側に1Milのドットが有りますから、最低倍率で使う場合獲物の胴部高が1Mil以上に見えれば150メートル以内に居るって事になりますね
まあ、アバウトですがズーム倍率の位置で獲物までのおおよその距離がわかります。
惜しいことに、このM1 3.5-10X40のスコープは最大倍率の10倍でミルドットの縮尺が合うようになってますからこれ以上の距離は測れません
でも大丈夫!
308Winでエゾシカを500メートル越えで撃とうとは思いませんから(笑
ただ、ミルドットのついたスコープはたいがいがM1シリーズ等のようにターゲットノブが出っ張っていて実猟には不向きなんですよねぇ~
調整ノブがコンパクトな狩猟用スコープでミルドットレティクル搭載ってのは無いんですかねぇ~
以前HIROさんから御紹介いただいたLRデュープレックスやブーン&クリケットの付いたタイプもいいんですが・・・
横方向のスケールが無いのが・・・
それに今では好みのスコープを海外オーダーすることもママならず・・・
でも、一番の問題は
予算ですかねぇ~
ふうぅ~
と、550mまではバッチリ計れますヨン
こう考えると、そのスコープ、300WSMに使いたくなって来ませんかぁ\(^o^)
ご参考までに、300マグナムクラスですと、300mでゼロインしてから14クリック下げると、丁度0~200mまではど真ん中狙いでOK(約165m正照準)
以後、
250mなら0.5MIL上
300mなら1MIL上
350mなら1.5MIL上
400mなら2MIL上
450mなら2.5MIL上
500mなら3MIL上
のように、凄く覚え易い感覚に射距離とMILの関係が入ります。
これより遠い時は、ダイヤル調整で
550mなら3MIL上+8クリックUP
600mなら3MIL上+17クリックUP
ほぅ~ら・・・段々300WSMの方に載せたくなって来たでしょう~~~
初速は高ければ高いほど良いと思ってる方もいるようですが、MILドットスコープを上手に使いたい場合には、丁度美味しい初速というのが有りますので、いろいろ計算してみると、面白いですヨンv(^_^)v
Oh~! なるほど~!
その手で、550メートルまでの計測が出来ますねぇ~
言われてみれば、最初はこれをWSMに載せてエゾシカを狙っていたんですからねぇ~
初速をミルドットのスケールに合せて設定してやれば、0.9MILとかなんて半端な数値で合わせる必要もないですからねぇ~
特にTTSXになって弾頭性能も良くなっていますから、初速を限界まで引き上げる必要も無いとも思えます
う~ん WSMのブッシュガンもイイかも・・・(汗;
用意するもの
1.T-TSX-BTの225弾頭を3100f.p.s.で飛ばすように調整した、338ラプアのライフル
2.上記を、300mでゼロインしてから、5クリック下げて、正照準240mに調整したMILドットスコープ
こうすると、鹿が1.8~2.2MILの大きさに見える距離=200~250mは、バッチリ正照準
2.3MIL以上に見える200m未満も、ハートラング狙いなら正照準、ネックショットなら0.5MILだけ下目を撃つです。
で、1.4~1.5MILに見えたら300m前後なので、0.5MIL上狙い、1.1MILなら400mで1.1MIL上狙い・・・ここまでは、暗記の必要有りますが、、、
450mから700mまでは、1.5MIL上から4MIL上までと、綺麗に比例して撃てます。
この、鹿の大きさと、MIL狙点の関係を図にすると、
http://www.gunsmith.jp/gifs/MILDOT338.gif
こんな感じになります。
600~700mは、MIL測距は出来ないので、レンジファインダーを取り出さねばなりませんが、この図を銃床に貼っておけば、550mまでは、他のお道具を取り出したり、クリック動かしたりしないまんまでも、バッチリ撃てます。
もっと遠くを撃ちたい場合は、4MIL上を狙ったままで、
750m 8 クリックUP
800m 17 々
850m 26 々
900m 35 々
950m 46 々
1000m57 々
のように、クリック調整を併用すると、いちおう1キロ先の蝦夷鹿まで狙えることになります。
以上、ラプアお持ちのお友達に、薬莢使用回数の件に加えて、お伝えを宜しくです。
これは、判り易いですねぇ~
弾頭は御指定の物を使っておられますから、初速を合わせ現在の300mゼロイン状態から5クリック下げればOKですね!
338ラプアの使用領域は現在300m~700mらしいので、ミルドットの狙点画像と共に教えてあげれば大喜びすると思いますよ!
おそらく、それ以上の距離は回収の事を考えると・・・?
ですので、教えない方がイイかも(笑
薬莢使用回数の件と共に伝えておきます。
ゼロイン値から○クリック下げて調整するってところが、なかなか凡人では思いつきませんですよ(汗;
レティクルの使用法については奥が深いとつくづく思い知らされますですぅ~m(. . ;)m
こうしておくと、何故良いかと言うと、北海道の牧場は、長瀞射場よりも大かた標高が低く気温も低いため、相乗して空気密度が長瀞射場よりも高くなり、長瀞で撃つ時よりも空気抵抗が増えるから、最終段階で迷ったら上目にすると、現時でより計算に近い飛び方をするからです。
また、最終段階でちょい左に振るのは、距離700mともなると、弾頭の回転方向=シーレンの場合には右に、着弾がほんの少し流れる傾向が出るからです。
あと1クリックで迷ったら、シーレン銃身で作った338ラプアなら「左上」と覚えておきまよう。
まぁ、700mよりも遠くを撃つのでなければ、ここまで考える必要も無いかも?ですが・・・
続けてありがとうございます
なるほど~ 300mでの最後の詰めで1クリック左上にって気持ちで設定ですね。
これも合せて伝えておきます。
それにしても、標高、気温、空気密度、銃身メーカー固有の弾頭回転による着弾点の流れ具合いまで考えると・・・
極大射程の世界観ですねぇ~
こんな事まで伝授されてしまったら、きっとあの人 700mオーバーを狙ってしまうかも・・・(汗;
300mでの1クリックは、22ミリほどの移動量になりますが、最後の詰めで10ミリ前後(5~15ミリ程度)左上に集弾するようにするわけです。
う~ん、 300メートルで弾2個分程の移動量ですか・・・
あの人にそこまでの修正が、はたして出来るのか・・・
それ以前に、機関部のベディングとかをしっかりとやっておかないと無理かと思いますし・・・
やっぱり、700メートル以内でチャレンジしてもらいましょう(笑