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カウさんの雑記帳

千林商店街

1月23日。千林商店街と今市商店街を散策してきました。

16日に駒林商店街に行ったんだけど、そこを教えてくれた洋食屋のマスターは、こっちも「面白いよ」って言ってたんです。

 

京橋駅です。ここでJR環状線から京阪電車に乗り換え。下りと上りのエスカレーターが並んで三本ずつ。この眺めがなんとなく好きです。

 

ホームの壁一面が長~いベンチになってる。初めて見たけど、このタイプ、いいと思う。

 

千林駅の改札を出たら、そこはもう、直で千林商店街

 

駅の入り口は、まるで商店街の店舗のひとつみたい。

駅員さんも「いらっしゃいませ~」って迎えてくれます ←ウソです。

 

いったん商店街を出て、周辺を散策してみた。

 

何を売る店なんだ?

入り口までふさがっているので、空き家の前を盛り盛りに飾ってるだけみたい。

なにげに「見栄を捨てると 馬鹿が利口に見える」って書いてある。

 

元は喫茶店とかだったのかな?不思議な外観の民家。

 

廃業したレストラン・・・ではなく、真ん中の貼り紙。

 

(2人)ってことは、卓球台は一台しかないみたい。しかも、ふつうの民家。

 

シャッターの絵

 

長屋萌え

 

脇道から千林商店街に入ってみる。

 

おぉ~いい感じ。

この道幅の狭さが良い。

男性コーラスの「千林商店街のテーマソング」みたいな、いかにも昭和のメロディな歌が流れてる。

♪いち・じゅう・ひゃく・せん・せんばやし・せんばや~ししょうてんが~い♪ サビは無意識に覚えちゃった(あっという間に)

 

あとで調べたら、デューク・エイセスでした。

YOU TUBEで検索したら旭区民合唱団の動画が、客席までが慣れた振り付きで、もう最高!

千林商店街テーマソング (youtube.com)

旭区の住民は全員歌える!とか。

 

大きな暖簾は、商店ではなく大黒天

狭いのにそうとうなスピードで、歩行者の隙間をまるでゲームのようにすり抜けて行く自転車が多いけど

この商店街には、そういう人がいなかったように感じましたよ。

それにしても、我が物顔過ぎる自転車が多いよなぁ・・・。後ろから音もなく来るし、いつかケガをさせられそう。

 

メインのアーケード街より、脇道・枝道が気になって、ついそっちのほうに吸い寄せられてしまう。

「風の街」という看板に、吉田拓郎さんの大好きな歌を思い出してました。

 

保育園の塀

 

傘の意味がわかんないまま撮った

 

民家のガレージ兼玄関に電飾

 

 

電源は太陽熱。

暗くなったら、キラキラしてるんだろうなー。

 

戦災は逃れたこの地区には、古い建物が残っている。

 

 

「モータープール」って駐車場のことなんだけど、知ってましたか?

 

鉄道が網の目のようにあるので、車以上に自転車がやたら多く走ってる。商店街の利用者専用駐輪場

 

戦災を逃れて古い建物が残っているとはいえ、保存されているわけではないのですから。

空き家は目立つし、朽ちるにまかせている家もある。

 

以前は人が住んで、家族の団らんがあったという空気が残っている気がする。

 

千林商店街にちょっと戻ってきた。ここはもう、靴屋さんではなかったです。

 

そしてまたすぐ、脇道・裏道へ。

いっぱい並んだ水入りのペットボトルは、猫除け?

「模型センター・きりん」プラモデルとかを売ってたのかな?

目を輝かせて通っていた少年がいたんだと思うのです。自分が、そんなかんじだったから。

 

気の向くままに歩いていたら・・・

 

京かい道商店街に来ちゃった。

街灯にも雰囲気あります。

 

「太閤秀吉が、大坂城から京にのぼるために整備した道、京街道」というアナウンスが、女性の声でヘビロテで流れてました。

こういうたばこ屋さん、めっきり少なくなったけど、日本中どこも同じタイプで、たばこ屋のユニットがあったのかと思うくらい。

なんと、たばこの自販機がある。現役で動いているように見える。

 

 

屋根の造りがけっこう細かい。北海道には瓦屋根はないし、つい目が行きます。

 

壁が、ナマコ鉄板で補修されているのをよく見ます。

断熱材も入ってはいるんだろうけど、暑くないのかなぁ。

 

 

 

 

これを描いているときの、園児たちの可愛らしい様子が目に浮かぶのです。

うちの孫たちは元気かな・・・

 

 

 

 

あの瞳の模様は、なにかを表現してるのかなぁ。

調べたら、スクールタイガーって東大阪が本社で、札幌店はもっとも古い支店?(1952年)みたいです。

札幌には「学生服の赤塚」ってあったなぁ。

ついでに調べたら、「トンボ学生服」は岡山が本社だそうです。

 

タイル?でクジラが描かれているけど、なんの店だったんだろう。

 

「看板」という名の看板屋?

 

どこが?って、道路の上を這いまわっているような電線が何とも言えずいい感じ。

 

 

うろうろしてたら、千林商店街とT字に交差している「今市商店街」に来ちゃいました。

 

「イマイチ」って、昔は「なんか足りない」みたいな意味では使われてなかったよね。

 

「MANGAミュージアム」「現代マンガ資料館・ピースあさひ」って、なんだろう。単なる漫画本屋ではなかったのかな?

無理矢理消したところには、元は貸本屋だったことがわかるんだけど。

 

 

 

「大山 白バラ牛乳」ってあります。

大山(だいせん)なら、鳥取の牛乳だね。

 

左のお店には、貼り紙がありました。

コロナかな?体調や高齢化かな?わかりません。人間のそんなストーリーも、一枚の紙から想像してしまいます。

お疲れさまでした・・・と思うのです。

 

 

 

 

細っ!住宅でした。

 

こんなふうに傘を売ってるなんて。

 

サムライのこんなイラスト、姫路城でも見たような(^^)

 

帰りは「森小路駅」から帰りました。

京阪電車の各停しか停まらない駅は、ほんとに目立たないです。

 

 

さて、この日のランチは、今市商店街の片隅にあった喫茶店のオムライスとオリジナルブレンドの「あおぞらコーヒー」でした。

基本、散策中に入るお店は、なんのリサーチもしていません。

初めての店はドキドキして入りにくい。64歳になっても、なんともオトナになれない。

お酒を飲めないので、夜の居酒屋とか立ち呑みなんて、もっと苦手なんだけど、

詳しくはないけどコーヒーは好きなので、カフェならまだマシなのです。

 

あれ?こっちは入り口ではなくて、テイクアウト用の窓口だ。

 

角を曲がると

 

あの、小さな白い扉が入り口だ。

中には地元の常連さんしかいなかったりして・・・扉を開けたら、みんな一斉にこちらを見て「だれ?」みたいな顔をされるんじゃないか?とか。余計なことを考えちゃうのです。

 

一回通り過ぎて、中をうかがってみる。けど、見えないなー。

 

扉を開けると、四畳半ほどの土間になってる。子連れの人のための駐輪場もある。

 

うしろでガタンと音がして、びっくりして振り向いたら、専用の入り口から入ってきた猫が足元にいました。

 

土間から上がったところのドアが店の入り口。

 

そのネコちゃんが招いてくれているようだけど・・・

 

「ぎょうぎのわるいこどもは、おじさんにおこられるよ」って書いてあります。

大丈夫かなぁ・・・

入り口の横にあるベンチには・・・

 

「電話コーナー」と書いてあります。

うるさいと迷惑がかかるから、電話はここで ということですね。

ライブの手書きセットリストのような、日替わりメニュー

 

 

わかりました。了解です。

入ります。

 

昭和っぽい。

この時は、おひとりさまの客ばかりでした。

テレビは大相撲だったけど、音声は切ってありました。

最初に書いておきますが、このオムライス、今までで一番、僕の好みの美味しさでした。

食べる前から、とても美しかった!

この店は、静かな時間を過ごしたい人のためのお店で、それがマスター自身の好むスタイルなのです。

なので、そのことでトラブルが起きないように、入り口にいくつかの「心得」みたいなことを前もって掲げてあったのです。

調べたら、大声で会話をするような客は注意されて、軽くトラブルになったこともあったみたい。

いわゆる、他の客への気づかいのような、デリカシーのない人を好まないのです。

客が店を選ぶように、店も客を選ぶのは人として至極当たり前のことです。

お金を払っているからといって、上から威張って横柄な態度をとる人、ガラの悪い人は、僕もイヤです。

店の人の対応よりも、その店の客層で店を選ぶこともあるしね。

帰りしな、お勘定の時に、伝票をホルダーごと持ち帰りそうになって、マスターに「それそれ」って伝票を指さして笑われちゃいました。

僕も笑っちゃって、「ごちそうさま」の他に「おいしかったです」も言えて、とても良い空気でした。

ざわついた店で、見知らぬ人たちの会話を、そ知らぬふりで聞いているのも僕は好きなんです。でもそれは、笑い話にしても噂話にしても愚痴にしても、面白いと感じることができるものに限るのです。

僕は、こういうお店も好きだし、頑張って続けてほしいなぁと思ったのでした。

 

 

ね、優しいでしょ?

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