2013/6/22
この前のTD山トレイルライド時に、黒coveさんが自作ヘッドバッジを付けていたことに触発されて挑戦してみた。
用いる方法は金属板を腐食させて凹凸を付ける『エッチング』
************************************************************************************
最初に注意を!
この『エッチング』では、金属を腐食させる為に酸化第二鉄を使用します。
これをそのまま洗面所などで流してしまうと、当然ながら配管を溶かしてしまいます。
何よりもこの廃液は「足尾銅山鉱毒事件」でも問題となった有毒の塩化銅が含まれております。
よって廃液処理がきちんと出来る責任感のある方以外は絶対に手を出さないでください。
************************************************************************************
何よりも先ずはデザイン作り。
そして何のソフトでデザインを作るか… 直ぐに思いつくのはAdobeのIllustrator(イラストレーター)なんだけど調べたらメッチャ高い。
そして何よりも使いこなせるかも判らなかったので、フリーソフトを探してみたら… あるねぇ~
Inkscape
このInkscapeの解説ページを参考にしながら実際に作ってみたけど、意外と面白い
そしてこれでフリーって凄い
2~3日で取り敢えずノーマルcoveマークが完成
でもこれだと本家本元が販売する予定のバッジと同じになっちゃう。(出来具合は全然ちゃうけど…)
かなりカッコいいけど、多分高い…
その後、色々と試行錯誤しながら別デザインとしてファイアパターンを取り入れてみることにして作ってみたのがこちら。
ここからの流れは、大きく分けて3工程。
①紙にデザインを印刷(左右反転させて!)
↓
②紙に付着したトナーをアイロンを使って金属板に転写
↓
③この金属板を腐食液の中に浸す(トナーの載っていない部分だけが腐食される)
①で使う紙はインクジェット紙がお勧めらしい。(但しレーザープリンターでインクジェット紙を使うと故障の原因になるみたいなので自己責任で!)
②ではトナー面と金属板を合わせて紙を折り畳む(ずれないように)。
今回使用した金属板は『黄銅(真鍮)』
紙の上から体重を掛けてアイロンで熱転写していく。
時間はだいたい10分~30分くらいだと思う。
その後、一旦水の中へ付けて、紙をふやかす。
更に水に濡らしたタオルの間に挟んで、アイロンで蒸す(5分くらい)
そして慎重に少しずつ紙を剥がしていく。
しか~し、トナーがきちんと転写されておらず大失敗
何度も何度も実施してみたが、結局全て失敗だった。
どうも綺麗にトナーが転写されない。
自分なりに原因を考えてみたが、思いつくのは二つ。
一つは使う紙。
やはりお勧めのインクジェット紙『FUJIFILMの画彩(かっさい)マット仕上げファイングレード』を使うべきだろう。
そしてもう一つはアイロン。
コードレスだからなのか、熱伝導がイマイチで綺麗に転写されないものだと思われる。
仕方無いのでトナーが剥がれたところの修正用として準備していた油性マジック(マッキー極細がお勧めらしい)でトナーの跡を塗っていく。
腐食させたくない裏面はマスキングテープで保護しておく。
ついでに子供にもバッジを作ってあげようと、絵を描かせる。
ようやく③の作業。
使用した腐食液は基板作成用のサンハヤトエッチング液。
これを金属板と共にジップロックの中に入れて、湯煎で40℃前後にして15~20分くらい。
※もちろん金属を腐食させるので、金属トレイなんかを使うのはご法度です
出来た結果がこちら。
マジックだとところどころ剥げてしまっており、その部分まで腐食されていた。(近くで見るともっと汚い…)
まぁ取り敢えず第一弾ということでご愛嬌
これにアールを付けて
両面テープでヘッドに取り付ければ、ヘッドバッジの完成
しかし近いうちにやり直したい…
でも面倒くさい…
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この前のTD山トレイルライド時に、黒coveさんが自作ヘッドバッジを付けていたことに触発されて挑戦してみた。
用いる方法は金属板を腐食させて凹凸を付ける『エッチング』
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最初に注意を!
この『エッチング』では、金属を腐食させる為に酸化第二鉄を使用します。
これをそのまま洗面所などで流してしまうと、当然ながら配管を溶かしてしまいます。
何よりもこの廃液は「足尾銅山鉱毒事件」でも問題となった有毒の塩化銅が含まれております。
よって廃液処理がきちんと出来る責任感のある方以外は絶対に手を出さないでください。
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何よりも先ずはデザイン作り。
そして何のソフトでデザインを作るか… 直ぐに思いつくのはAdobeのIllustrator(イラストレーター)なんだけど調べたらメッチャ高い。
そして何よりも使いこなせるかも判らなかったので、フリーソフトを探してみたら… あるねぇ~
Inkscape
このInkscapeの解説ページを参考にしながら実際に作ってみたけど、意外と面白い
そしてこれでフリーって凄い
2~3日で取り敢えずノーマルcoveマークが完成
でもこれだと本家本元が販売する予定のバッジと同じになっちゃう。(出来具合は全然ちゃうけど…)
かなりカッコいいけど、多分高い…
その後、色々と試行錯誤しながら別デザインとしてファイアパターンを取り入れてみることにして作ってみたのがこちら。
ここからの流れは、大きく分けて3工程。
①紙にデザインを印刷(左右反転させて!)
↓
②紙に付着したトナーをアイロンを使って金属板に転写
↓
③この金属板を腐食液の中に浸す(トナーの載っていない部分だけが腐食される)
①で使う紙はインクジェット紙がお勧めらしい。(但しレーザープリンターでインクジェット紙を使うと故障の原因になるみたいなので自己責任で!)
②ではトナー面と金属板を合わせて紙を折り畳む(ずれないように)。
今回使用した金属板は『黄銅(真鍮)』
紙の上から体重を掛けてアイロンで熱転写していく。
時間はだいたい10分~30分くらいだと思う。
その後、一旦水の中へ付けて、紙をふやかす。
更に水に濡らしたタオルの間に挟んで、アイロンで蒸す(5分くらい)
そして慎重に少しずつ紙を剥がしていく。
しか~し、トナーがきちんと転写されておらず大失敗
何度も何度も実施してみたが、結局全て失敗だった。
どうも綺麗にトナーが転写されない。
自分なりに原因を考えてみたが、思いつくのは二つ。
一つは使う紙。
やはりお勧めのインクジェット紙『FUJIFILMの画彩(かっさい)マット仕上げファイングレード』を使うべきだろう。
そしてもう一つはアイロン。
コードレスだからなのか、熱伝導がイマイチで綺麗に転写されないものだと思われる。
仕方無いのでトナーが剥がれたところの修正用として準備していた油性マジック(マッキー極細がお勧めらしい)でトナーの跡を塗っていく。
腐食させたくない裏面はマスキングテープで保護しておく。
ついでに子供にもバッジを作ってあげようと、絵を描かせる。
ようやく③の作業。
使用した腐食液は基板作成用のサンハヤトエッチング液。
これを金属板と共にジップロックの中に入れて、湯煎で40℃前後にして15~20分くらい。
※もちろん金属を腐食させるので、金属トレイなんかを使うのはご法度です
出来た結果がこちら。
マジックだとところどころ剥げてしまっており、その部分まで腐食されていた。(近くで見るともっと汚い…)
まぁ取り敢えず第一弾ということでご愛嬌
これにアールを付けて
両面テープでヘッドに取り付ければ、ヘッドバッジの完成
しかし近いうちにやり直したい…
でも面倒くさい…
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