名もなき旅の記録

名もなき日本人の名もなき旅の記録。ささやかでありがち、だけどかけがえのない日々の記録、になる予定。

王の道と砂の道

2008-04-23 21:51:23 | ヨルダン・シリア・レバノン・イスラエル
現在地アンマン。ヨルダンに入国して1週間が過ぎた。
北上しているはずなのに、気温は日毎に上昇している。

また今年も夏が始まろうとしている。





夏を感じて以降、ここ数日なぜかやたらと中央アジアを思い出す。
もう二度と来ないと脱出時に固く決意したにも関わらず、今になってあの頃のいろいろなものが懐かしい。

雲が全くない青空。バザールの喧騒。山積みになったスイカ。アイスクリーム。シャシリクの焼ける匂い。メロンの甘み。ただ塩辛いだけのスナック菓子。ガス入り飲料水。まずい食堂のお茶。逆さに置いたら叱られるナン。やたら注がれるクムス。止まらないウォッカ。アングリスキーはいつもニェパニマーユな人々。。

これから夏が来るたびにあの土地のことを想うのだろうか。





ここ一週間にしたことはだいたい以下の通り。

・ダハブ滞在延長して海水浴。

・ヌエバアで船待ち6時間。

・ぺトラで迷ってトレッキング。

・ワディムーサはボリボリ村なので2日連続で米を炊く。メニューは白米、のりたま、ごま塩。

・ワディムーサからアンマンへのバスに乗ろうとして10ディナールと言われる。拒否して駐車場に座ってたら、50フィルスのバクシーシを恵まれる。

・結局ワディムーサからマアーンへ。マアーンから乗り継いでカラクを目指す。砂漠を突っ切るデザートハイウェイを通る。

・カラクからアンマン行きバスに更に乗り換える。何度も念を押し、マダバ経由であることを確認。峡谷を縫うキングスハイウェイこそがこの日の目的だったため。

・なのにバスはカラクを出て元来た道を戻り、デザートハイウェイへ。ヨルダン人のことが少し嫌いになる。

・アンマンにて8ヶ月ぶりにYさんと再会。

・再会を祝してシェア飯。買出しに行き、間違えてほうれん草を3キロ購入。鉄アレイ2キロよりも重い。ちなみに値段は3キロ1ディナール。

・連日のほうれん草祭りにより、なんとか食べきる。

・連日の協議により、カレーを超える食べ物はないという結論に達する。

・死海に行くという旅行者がタクシー代を出してくれて、計4人で死海へ。死海がまさかあれほどおもしろいところとは思わなかった。中東で一番のおもしろスポットかもしれない。本当に水に浮いて笑える。そして恐ろしく塩辛い。口に含んだだけで口内が痛い。頭ではその全ての理屈を理解しているけれど、体で実感するのはまた全然違うことを改めて認識。

・というわけで、もっともっと遊ぶことにする。





小腹が空いたので、帰りにファラフェル食べていこう。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
メールありがとう (せりな・かんなのパパ)
2008-04-27 16:57:15
メールありがとう。
次回は家族全員の写真も送っておきます。
Unknown (さか)
2008-05-01 00:01:36
こちらこそありがとうございました。
久しぶりの日本のニュース、とても新鮮でした。

こちらこそ頑張ってまたブログに写真載せていきたいと思います。

コメントを投稿