教育実習日記その２

教育実習５日目が終了しました。明日は体育祭です。

 

先日は余力があったので日記を書きましたが昨日はそんな力は残っていませんでした。

やはり、教師と言う職業は物凄いエネルギーを使います。

これからは、毎日日記を書く自信がないのでタイトルを番号に変えます。

 

今日は、最後の全体練習と体育祭の準備でした。

そして、初めて生徒に本気になって怒ってしまいました。

最後の全体練習で駄目だしを喰らった校歌斉唱を放課後にクラスで歌練することになったのですが、まとまりも無く、早く帰りたい奴らと歌わない奴らもいて今まで我慢して溜め込んでいたものが一気に噴出してしまいました。

だって、体育祭実行委員２人のうち１人だけが体調崩すまで頑張っているのに他の連中は好き勝手にやっていて歌もろくに歌えない。ましてや、今までに担任や他の先生から散々声を荒上げられているにもかかわらず。

ガーっと 言いたい事を散々言ったら、ざわついていた教室が水を打ったようにシンッとなり

教室を飛び出して、言い過ぎてしまったこと、興奮がスゥッと空気が抜けるように怒った事の寂しさのギャップが襲ってきました。

たぶん私があれだけ本気で怒っても生徒は５％も改善しないでしょう。でも、その５％でも私の気持ちが伝わったのなら“良し”と思います。

しばらくして、学級委員が謝りにやってきました。学級委員が謝りに来て済むことではないのですが、職員室に来てからしばらくして、校歌を歌っているのが聞こえたのでほんの少しは伝わったのでわないかな？と思います。

 

この出来事をはさんで自分の中でひとつ判った事がありました。

４週間という実習期間だけしか関われない生徒達。単位のためだけならこんな事をしなくてもいいのに。

でも、今私は本気で生徒が良くなって欲しい、一生懸命に頑張って欲しいと思いました。

その瞬間『あぁ、俺は先生になる為』に実習に来たんだって実感しました。

そして、４週間ってなんて短い時間なんだろうと感じました。まだ、５日間しか経ってないけど（笑）

 

明日は、体育祭とりあえず２－１を一生懸命応援します。