トールペイント&クラフト習い事レッスン・CosmosArtStudio

自分を見つめる大切な時間。手描きの楽しさと完成の喜びをお伝えします。

1月17日、26年経ちましたね。

2021-01-17 22:23:00 | ハンドメイド
こんばんは

兵庫県尼崎市で
トールペイント、ポーセラーツ 、クラフトの
習い事教室をしています。

今日、1月17日は防災の日。

26年前の今日は
阪神淡路大震災がありました。

あの日の事は
忘れられません。
経験された方はそれぞれに
大きな思いがあると思います。

私も一年に一度、
良い思い出はありませんけど
思い出す日にしています。。

今まで
ブログにも書いてないし
誰にも言っていなかったのですが
当時の思い出を
書きます。

ひとりごとです。

読むと苦しくなる方もあるかと思いますので
ご注意くださいね。




26年前

子供がまだ小さくて
4月から幼稚園に入園する予定の新春。

連休で、
実家のある神戸市にこの日も遊びに行っていて
尼崎市に帰ってきて

子育て中はずっと寝不足なのに
何故かこの日は眠れなくて
眠りも浅く
地震の少し前から目覚めていました。

その頃
マンションの2階でしたが
西の方向から
唸るようなゴゴゴという音が鳴ってきた、
と思ってからのすごい揺れでした。

揺れている時間は
とても長く感じました。

息子を挟んで和室の寝室に
川の字に寝ていましたが
夫が息子にかぶさって守ってくれていました。
天井から照明器具がちぎれるほど揺れていて
落ちてきそうで怖かったです。

寝室のテレビは倒れ
加湿器も倒れて布団が水浸しになっていたんですが
そのことに気がついたのはずっと後です。

揺れがおさまった時、
夫が「電話!」と叫んで
すぐに神戸の実家に電話したのですが

何度も何度もコールしても誰も出てこない…

何十回も鳴らして、
やっと出た父。

後で聞くと電話口に行くまでに、
家具などを乗り越えて
足を切ってしまったようです。

この電話をしていて良かった。
この後何日も電話は通じなくなってしまいます。

この時、声を聞いていたおかげで
「生きてる」と思う事ができて
安心できました。


家の中は食器が散乱、
明るくなると
夫は立ち上げたばかりの自分の会社事務所に
飛び出して行きました。

テレビでは
私の育った街が
ビルが
倒れて
燃えています。

心臓が震えました。

たった2〜3年前まで
働いていた会社の横のビルが
ビルごと倒れています。

高速道路が落ちています。

新幹線の線路がおもちゃのように
落ちています。

私たちが住むエリアは電気はすぐ復旧でき、
その日にテレビは見れました。
水道は1週間ほどで復旧できたと思います。


それから
1週間たって

やっと実家の両親に会うことができました。

夜中に、ずっと北の山を越えて
何時間もかけて自動車で迂回して
行ったのでした。




今は
立派に復興を遂げた
神戸の街。

コロナもあり

いろんな困難は
突然やってきます。

防災の日、
改めて
日常の大切さを噛み締めました。


震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしています。


生きていることに感謝です。








我が家の段ボールハウスでくつろぐ
ちびたん。
ねこって🐈‍⬛
狭いところが好きですよね。

日差しが入って
気持ち良いので、
フタを開けてあげました。









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