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琉球ガラスの美しさを味わう(1)

2015-08-07 14:47:26 | ファッション雑貨
沖縄の工芸品やかわいいお土産として人気の高い琉球ガラスが、沖縄県の伝統工芸品に認定されたのは平成10年(1998)のこと。100年以上前から作られている沖縄の織物や染め物、やちむん(焼き物)に比べ、戦後生まれた琉球ガラスの歴史はまだ浅いのだ。
 戦前より、長崎や大阪から来た職人から技術を学び、廃瓶を利用した「ほや(ランプのガラスカバー)」や「投薬瓶」が沖縄でも作られていたが、第二次世界大戦後、アメリカから入ってくる色付きの廃瓶が出回ると、透明のガラスだけでなく水色や緑色といったものが作られるようになった。廃瓶を利用すると不純物が混ざり気泡が生じやすくなるため、独特の厚みを持ったガラスになったが、それがアメリカ人に受け入れられ、日用品やお土産としての需要が高まった。
「廃瓶をガラスの原料として再利用する際に、瓶を一つひとつ洗い、細かく砕いていきます。これはとても手間のかかる作業で、昔の人はすごいなと思います」と松田さん。現在は、鮮やかな色を出すために粉状の材料が主流になってきたが、那覇市の奥原硝子製造所のように今でも廃瓶や廃ガラスを使っている工房もある。こうして、戦後の沖縄の地で独自に生まれた琉球ガラスは、さらなる発展、進化を遂げていった。
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