ただ日常をダラダラと‥

ちゅうかなぱいぱい!

25歳の時に原宿のキディランドで「ちゅうかなぱいぱい!のまほうステッキ」を買ったのは‥‥アタシです。

その頃は今と違って週末は大酒かっ喰らって朝帰りし、寝る前にテレビを点けると必ずやっていたんだよな、「魔法少女ちゅうかなぱいぱい!」が。
考古学者の男やもめの家(子供が男3人あり。)にお手伝いとして住み込んだ中華魔女(行方不明になった許嫁を探しに人間界に来た。)が引き起こすドタバタコメディなのだが、当初はアタシは何の気なしに観ながら眠りについていたのに、いつの間にかあまりの不条理ギャグと子供の目無視のクダラナさにハマってしまい同録しながらキチンと観てから眠りにつくようになったのよ。
毎回、素ン晴らしいエピソードが放送されたのだが、アタシが1番面白くクダラないと思うエピソードは「哀しきミュージカル」
どういう風に面白くクダラないかと言うと‥‥
3倍速で録ったので画像が悪くてゴメンね。

ある日、考古学者の高山先生の家に暴力団の親分が尋ねてくる。

親分は暴力団の親分を辞めたいと高山先生に相談しに来たのだった。

「暴力団の親分を辞めて、何になりたいのだ?」の問いに
「‥ミュージカル・スター‥子供の頃から夢でした、歌って踊れるミュージカル・スター!♪潮来花嫁さんは潮来花嫁さんは船で行く~♪」と歌い踊り出す。
(着流しの下には何故かレオタード。)
高山先生も感化され、「♪遙々来たぜ、函館~♪」と歌い踊り出す。
(こちらも何故かレオタード。)

意気投合した二人はミュージカルの練習に励む。
「そうだ、先生。発表会をやりましょう!」
「いいなあ!でも、場所は?」
「任せなさい!私はやくざだ!町内会の役員を脅して公会堂を借りましょうや。」
「今日やりましょう!」
いいなあ、この適当さ!ミュージカル・スターを目指したその日に発表会!

子供達も協力してポスターも作り、発表会の運びに。

いよいよ、「炎のカルメン」の開幕。
コミカルなミュージカルに観客は喜ぶ。

その夜、一杯飲みながら自分たちのミュージカルのビデオを見てその非道さに落胆。お互いにミュージカル・スターの夢は諦めて、それぞれの本業に戻る事になりました。 メデタシ、メデタシ!

主役の「ちゅうかなぱいぱい。」に扮したのは当時のアイドル小沢なつき。
しかし、マネージャーとデキてしまい、途中降板。
(その数年後、豊胸手術を施し芸能界に復帰。)
その後番組は島崎和歌子が扮する「ちゅうかないぱねま。」になったのだが、この「哀しきミュージカル」を越えるほどのエピソードはありませんでした。残念‥。
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