椿姫

フェミニズムの残酷性を斬る

Zの報告 DV防止法の裏支援 参画室の画策

2005-09-18 23:22:44 | Weblog
以下、某市の男女共同参画室の企画
Z氏からの報告

    

「女と男のはつらつフォーラム」第4回実委会報告

9月15日第4回目の実行委員会が開催され、フォーラム(11月25日26日開
催)の講師、講演テーマが全て決定された。

11月26日に開催されるメイン講演会の講師は、女流落語家 露の都氏に決定さ
れ、そのテーマは
「あきらめたらあかん!なんでもできるやん
  ー落語家に生きる・家庭に生きる肝っ玉かあさんー」
となった。

ところが、小生にこの落語家に対しての大きな誤解があった。

九州佐世保市での最近の男女共同参画週間の記念行事に招かれ、男女共同参画について話をしているのでした。他でも男女共同参画への提言などに関する講演活動を精力的に行っているではないか。

芸人だから、依頼されればその趣旨に沿うように話しをするのであろう。当日は何を話すかじっくりと聞いてみなければならない。過去のテーマを見ると、
「おっとどっこい女もやるで女流落語家第1号。男女共同参画社会への提言」
と題して話しているようである。

分科会1は「家庭の経済学~ヘソクリのすすめ」
で講師はファイナンシャルプランナー中村一茂しである。

何故ヘソクリか?専業主婦が自立するためには働くこと以外にない、そのためには家出のとき当面の交通費と自活費用が必要、そのためには主婦が勝手に使用できるヘソクリが必要という狙いがある。

分科会2のテーマと講師は「料理も暮らしもいい かげん」で味沢道明氏(キッチ
ンエコロジスト・日本家族再生センター所長)である。

小生は当初料理家と思っていた。確かに自宅でエコロジカル料理教室を主宰しているから、料理の話ばかりと思っていたが、おっとどっこい専業主夫のちにパート主夫をしながら現在の経歴を見て驚いた。

95年度枚方市女性施策推進委員会委員
95年度大阪府ドーンセンター運営協力会議委員
メンズリブ研究会世話人(91年~現在)
メンズセンター運営委員(95年~00年)
議員研修「虐待当事者に対する支援」

をしていた。完全なるフェミニストである。

日本家族再生センターとは、何か。
あなたいつもが常々口にされているが、「男は加害者」という前提に立って、その加害者を再生させて、今までの行為を反省させるのが目的となっている。現在京都で男性を対象に2箇所でグループワーク教室を開催している。

5月12日より9月29日までの11回である。
「男の非暴力グループワーク」-豊かな感情を取り戻すためにー
と題して、テーマと(内容)は2箇所とも同じで、

出会いのワーク(自分、他者との出会い) 
感情に気付くⅠ(自己の無意識や感情への理解) 
感情に気付くⅡ(他者の無意識や感情への理解) 
感情を受け入れるⅠ(無意識や感情の受容) 
感情を受け入れるⅡ(体験や感情の癒し) 
感情を伝える(感情や体験の表現) 
行動を変えるⅠ(行動様式や問題点への気付き)
行動を変えるⅡ(新たな行動様式の獲得) 
関係を変えるⅠ(非暴力的人間関係の理解) 
関係を変えるⅡ(非暴力的人間関係の構築をめざして) 
別れを大切に(旅立ちと出会いのために)

まったくの驚き。完全なる洗脳である。しかも、離婚が前提のグループワークで最終講が「別れを大切に」である。例えが悪いが、死刑囚が直前に教誨師に「過ちを悔い改め、善にかえらせる」ように説教を受けるのと同じである。かっての妻を諦め新たな女を捜せということである。

馬鹿らしい。女には女性相談から始まるシステムで妻を離婚させるようにしながら、一方男には「君が悪いのだから、潔く諦め次の女を捜しなさい」というフォローをしているのである。

ちなみに講師料はメインが30万円 分科会1はサービスで無料 分科会2は3万円である。市の予算である。