CONNECT English School 代表ブログ

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Daily Grammar Training #7 仮定法「もし~がなかったら」

2019-12-01 07:00:00 | 英語
おはようございます!
今日は日曜日ですが、皆さんはどうお過ごしでしょうか?
休日で習慣が崩れてしまうことが、英語学習は継続が成功のカギです!!
毎日頑張って更新しますので、皆さんもぜひ問題にチャレンジしてみてくださいね♪

それでは今日の問題です!!

問:次の空欄にあてはまるものを選択肢の中から1つ選びなさい

( ) his help, I couldn't have passed the exam.




1. If it had not been
2. Had it not been
3. If it were not for
4. But for


解答&解説はこの下にあります!!!





























解答 4. But for

訳 彼の助けがなかったら、私は試験に受からなかっただろう

解説

今日の問題は「仮定法」です。

今日はそのなかでも「仮定法過去」「仮定法過去完了」についてお話します。

1.仮定法過去

名前に「過去」と付いていますが、これは現在のことを仮定します。
なぜこのような名前かというと、使う時制が過去形だからです

基本的な仮定法過去の文を見てみましょう

If I were a pilot, I could travel around the world.
もし私がパイロットだったら、世界中を旅行できるのに

If he knew the truth, he would tell you.
もし彼が真実を知っていたら、君に話すだろう



仮定法過去は現在の仮定を表しています。上の2つの文は、

As I'm not a pilot, I can't travel around the world.
私はパイロットではないから、世界中を旅行することはできない

As he doesn't know the truth, he can't tell you.
彼は真実を知らないから、君に話せない

という事実を仮定を使って表しています。


仮定法過去の基本的な形は、

If S 過去形~、 S would[could / might]動詞の原形~

となります。


2.仮定法過去完了

仮定法過去が現在の仮定を表すなら、仮定法過去完了は・・・
そうです、仮定法過去完了は過去の仮定を表します。

If I had left home early, I couldn't have missed the train.
もしもっと早く家を出ていたら、電車に乗り遅れることはなかったのに

If you had followed his advice, you would have succeeded.
もし彼のアドバイスに従っていたら、あなたは成功しだろう


仮定法過去完了は過去の仮定を表しているので、

As I did't leave home early, I missed the train
家を早く出なかったから、電車に乗り遅れた

As you did't follow his advice, you did't succeed.
彼のアドバイスに従わなかったから、成功しなかった

という過去の事実を仮定を使って表しています。

仮定法過去完了の基本的な形は、

If S had 過去分詞~、 S would[could / might] have 過去分詞~

となります。


3.「もし~がなければ」「もし~がなかったら」

ここからが本日の問題に関して本番になります。

問題文は、もし彼の助けがなければ、試験に受からなかっただろう、という意味ですが、
「試験に受からなかっただろう」というところがcouldn't have passed と仮定法過去完了になっているのに気づくと思います。
そこで、前半も過去の仮定(仮定法過去完了)として考えていけばよいことがわかります。

そして、今回は「もし~がなければ」「もし~がなかったら」という決まった表現を使う必要があるのでそれを確認しましょう


If it were not for ~:もし~がなければ(仮定法過去)

If it had not been for ~:もし~がなかったら(仮定法過去完了)


そして、この二つは倒置にすることでIf の省略ができますので、

If it were not for ~ = Were it not for ~

If it had not been for ~ = Had not been for ~


と表すことも可能です。


ここで選択肢を見てみましょう
1は仮定法過去完了ですが、前置詞のforが付いていないので間違いだとわかります
2は倒置の形ですが、同じくforが付いていないので間違いだとわかります
3は仮定法過去なので時制が違いますので間違いです

そうなると、残っている選択肢4のBut forが正解になるのですが、

じつはこのbut forはIf it were not forとIf it had not been forのどちらとも書き換えが可能な表現なのです

つまり、

but for = if it were not for = Were it not been for
but for = if it had not been for = Had it not been for


となります。
作文をするときにはbut forを使えば時制を考えなくて済むので楽なのですが、文法問題の時はよく考える必要がありますね


4.その他の表現

実は、but forはwithoutと書き換えることもできます

つまり、

without = but for = if it were not for = Were it not been for
without = but for = if it had not been for = Had it not been for


ということになります。




ライティングチャレンジ!

(1) もし水がなかったら、私たちは生きていけないでしょう
(2) その事故がなかったら、彼らはパーティーに間に合ったのに
(3) もしチームメイトたちの支持がなかったら、彼はキャプテンになれなかっただろう
















解答例

(1) If it were not for water, we couldn't live.
(2) If it had not been for the accident, they could have been in time for the party.
(3) If it had not been for the support of his teammates, he couldn't have been the captain.

*If it were not for、およびIf it had not been forの部分は、But for, Withoutでも正解













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1:大学受験・高校英語の成績アップ

大学受験で一番のウエイトを占める「リーディング(長文・英文法)」、そして2020年度の共通試験(旧センター試験)からリーディングと同じ割合になる「リーディング」、この2つを中心に授業を行っています。
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長文もリスニングも、勉強の仕方と問題への取り組み方をわからないまま過ごしている高校生があまりにも多い現状をなんとかしたいと思っています。
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CONNECT English Schoolとは



埼玉県越谷市、JR南越谷駅(新越谷駅)から徒歩3分のところにある英語専門スクールです。

代表講師の早坂は、英検1級を持ち、15年以上予備校や塾、家庭教師、英会話スクール、カルチャースクールなどで幅広い世代に英語を教えてきました。
英語ができるようになる過程を理解し、体系的に教えることができることはもちろん、生徒一人一人の性格をしっかりと把握し、やる気を引き出す術を備えていると好評を得ています。

小学生には英語を楽しんでもらうことと同時に、確かな知識を与えます。
学校のような座学ではなく、実際に英語を聴き、話すことを中心に行うので、子供のコミュニケーション力が必然と高くなります。

また、授業の8割を英語で行っているのも特徴です。
2割は日本語ですが、これは英語で説明してもわからなかったり、英語でなんて言うのかわからなかったりする子供をフォローするためです。
こうすることで、英語で言われてわからなくても、その英語がどういう意味だったのか理解でき、再び同じ質問をする中で、徐々に日本語無しで理解ができるようになります。
つまり、日本語でのフォローは自転車でいう「補助輪」で、徐々にその補助輪を外す練習をしていくと考えてもらえるとわかりやすいかと思います。
これは英会話教室のネイティブスピーカーにはできないことで、ネイティブと英語のレッスンをしてもわからないからできない・つまらないという「英語嫌い」を生まないことになります。



高校生には学校の英語・受験英語を指導しています。
学校の授業対策として、他の塾や予備校では絶対にしてくれないことをコネクトでは行っています。
それは定期試験対策と予想問題作成です。
試験2週間前の土日にスクールを開放し、自由になんでも質問できます。
また、代表自らが「予想問題」を生徒一人一人に作成します。
この予想問題がよくあたると評判で、定期試験で毎回高得点をとる生徒がいます。

大学受験対策としては「リーディング」と「リスニング」を中心に行っています。
リーディングには絶対に欠かせない読み方と学習方法が存在します。
それを無視してただ英文を読んでいても一向に英語の成績は上がらないし、英文を読めるようにはなりません。
リスニングにも正しい勉強法があります。
ここで一つそれを紹介するとすると、それは「自分の発音を直すこと」です。
英語が聞き取れない原因として、自分の発音と相手の発音が一致しないということが挙げられます。
例えば、appleという単語を「アップル」と覚えていると、「アポー」と聞こえたときにappleと認識できないことになります。
これを解決するために、リスニングの時間に「スピーキング」も取り入れています。
スピーキングを通して発音を矯正するだけでなく、各種英語関連の検定試験のスピーキング対策をすることになるので英語を話せるようにもなるし、試験でも高得点が取れるというまさに「一石三鳥」の授業構成になっています。



さらに詳しい授業内容やスクールの案内は、無料体験・説明会を随時行っていますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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*11月・12月の無料体験授業・説明会


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