CONNECT English School 代表ブログ

英会話から受験英語まで、英語に関して様々なテーマで書いています

【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その6~No.1対策追加事項~

2020-02-28 21:18:27 | 英検
こんにちは!

いつもブログを読んでいただきありがとうございます!

2月27日、英検は3月1日(日)実施予定の2次試験を予定通り行うことを決定したとホームページにありました

数多くのイベントが中止されるなか、英検の2次試験が行われることに疑問が残ります

英検を実施する理由はホームページに詳しく書いてありますが、


全国約400の会場におきましては、英検が受験者様にとって、将来のかかった重要な試験であるという観点から、こうした状況におきましても変わらず会場貸与にご協力いただけるとのことです。加えて、試験運営に関わる多くの関係者の皆様からも同様に、試験実施に関して今までと変わりなくご協力をいただけるとのことです。【引用:日本英語技能検定協会ホームページより】


という説明がなされているところがありました。

たしかに将来のかかった重要な試験ではありますが、この時期は入試も終わっていますので、受験で英検を使うということもなかなかないでしょう

就職活動で英語が必要なら、【英検1級1次試験合格(コロナのため2次試験延期待機中)】のような書き方にし、証明書は1次試験合格書にするなどして対応すればよいのではと思いました

と僕が嘆いていても英検の決定は覆らないでしょう

ならばできることは、受験される方々が1点でも多く取れるように情報を発信することだと思っています





さて、今回は少し気になることを聞いたのでそれを記事にしました

先日、英検の2次試験A日程が行われましたが、そこでby doing so / in this way / , soなどが入っていない問題カードが出たとの情報がありました

正直言うと、最近の傾向としては必ずこれらが入っているので、見落とした可能性はないのか、と思うところもあります






これら3冊の参考書の問題でby doing so / in this way / , soなどが入っていない問題カードを探してみました

そうすると、英作文&面接完全制覇(the Japan times)に1題だけそれに該当するものがありました

ここからわかるように、

英検関連の書籍で有名な旺文社をはじめ、英検関連の予想問題や過去問をまとめているところはほぼすべてが

No.1は by doing so / in this way / , soがポイント!

と言っていることになります

もし、本当にby doing so / in this way / , soが入っていない問題が出ていたとしたら、2020年度の問題集・参考書のほうで詳しく取り上げることになると思います
そして僕もそれをブログで皆様に伝えていけたらと思っています


とはいえ、本当にby doing so / in this way / , soが入っていない問題が出ていたとしたら、どのような形で出てくるのか考えてみましょう

英作文&面接完全制覇(the Japan times)には

so that S V SがVするために(目的)

という部分が質問文に該当していました

質問文はhowから始まっており、解答はby doing~の形になっています



これをもとに参考例題を作ってみたので、そちらで確認していきましょう


参考例題

Shopping bags which are recyclable and ecological are more and more popular around the world.
People should use such shopping bags so that they can reduce their plastic waste.

Question : According to the passage, how can people reduce their plastic waste?

Answer : By using shopping bags which are recyclable and ecological.

再利用できて環境にやさしい買い物バックが世界中で人気になってきている
人々はプラスチックごみを減らすためにそういった買い物バッグを使うべきである

質問:文章によれば、人々はどのようにプラスチックごみを減らすことができますか

解答:再利用できて環境にやさしい買い物バックを使うことによって



というようになります

いかがでしたでしょうか?

僕の予想では、基本的には今まで通りのby doing soなどがでるのが有力だと思います

しかし、もしかすると英検側に問題傾向を変えようという考えがあるかもしれません

実際に2017年度にはよく出ていたin this wayは近年ではby doing soにほとんど変わっています

ですので、今回の試験でby doing soなどがでないとは言い切れません

もし出なかった場合ですが、基本的には

①such / these などの代名詞があるところが解答の中心になるので探す

②suchやtheseがついている名詞を修飾している部分がその前の文にあるので探す

③試験官の質問がhowから始まっていればBy doing ~、whyから始まっていればBecauseで答える

というのが対応策だと思います


今回の記事は以上になります

受験される方が無事に全力を尽くせるように祈っています

【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その5~No.4対策~

2020-02-22 21:12:05 | 英検
こんにちは!

いつもブログを読んでいただきありがとうございます!

今日は英検2級2次試験のNo.4対策について書いていきたいと思います!

その前に、これまでの記事を読んでいない方はまずそちらを読んでいただくことを強くオススメします

【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その1~No.1対策前半~
【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その2~No.1対策後半~
【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その3~No.2対策~
【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その4~No.3対策~

【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その5~No.4対策~

【目次】
①No.4の形式
②No.4の傾向と練習方法
③最後に





①No.4の形式

No.4ではNo.3同様にある事柄についての意見をきかれます
No.3と違う点は

・No.3ではカードのトピックに関連のある事柄について聞かれるが、No.4ではカードのトピックと関連のない事柄に対して聞かれる
・No.4はYes/No Question形式で聞かれ、その答えに応じてWhy/Why not?と追加で質問される


ということです

No.3もNo.4もどちらも「意見を述べる問題」ということには変わりありません


②No.4の傾向と練習方法

No.4の質問には傾向があります

・Today / Nowadays / These daysから設問が始まる
・将来~になると思いますか(Do you think ~ in the future)

という質問が過去問を見る限り、かなりの割合をしめています
2019年度版の過去問を見る限り、12問題中7つが上記の形式にあてはまります
ここから、Today / Nowadays / These days, ~. Do you think~in the futureという質問がくる可能性が高いとわかるので、本番では~部分をしっかり聞き取るようにしましょう

また、Do you thinkの部分は、「~する(日本)人の数は増えると思いますか」という問題が多くみられます

たとえば、
・職場まで自電車で行く人は増えるか
・有機野菜を買う人は増えるか
・サプリを利用する人は増えるか
・電子辞書を使う人は増えるか/紙の辞書を使う人は減るか
・海外旅行に行く人は増えるか
・コンビニの利用者は増えるか


といったものです

そのほかにも、

・日本映画の海外での人気は高まるか

というように数ではなく、比率の増減についても出題されています


では、次に多い出題傾向は何でしょうか?
それは

「~すべきでしょうか」という問題です。つまり、shouldが含まれる質問になります

・学校は制服を生徒に着させるべきか
・学生は部活動をするべきか
・テレビは有名人の私生活を報道するのをやめるべきか
・親は子供のインターネット利用を制限すべきか



というような問題です

その他にもいろいろなタイプの問題が出題されていますが、おおむね上記の「増えると思うか」「すべきか」の2つの質問が中心になると思います


では、これらの問題にどう答えていいか考えていきましょう!

まず、No.3と違い、Do you thinkと聞かれていますから、Yes/Noで答えましょう

No.3ではI agree/I disagreeと答えたのちにすぐに自分の意見を言っていきましたね
No.4では試験官からWhy/Why notと言われてから言うようにしましょう

意見の構成はNo.3と同じで、【理由とその補足説明/具体例】になります

「自転車で行く人が増えるか( Do you think more people go to work by bicycle?)」という質問に対しては

Riding a bicycle is good for health. Many people can get healthy by going to work by bicycle.
自転車に乗ることは健康に良いです。多くの人が自転車で職場に行くことで健康になります


という答え方ができるでしょう

また、【理由を2つ挙げる】パターンでも良いと思います。例えば、

Riding a bicycle is good for health. Also, it's eco-friendly compared to cars and buses.
自転車に乗ることは健康に良いです。また、車やバスに比べて環境にやさしいです


というように健康面と環境面から、自転車利用をする人が増えると答えるのも良いと思います


No.4の練習方法はNo.3と同じで、まずは日本語で考えることからはじめてください
そしてたくさんの問題に触れる中で、自分の意見を正しい英語で言えるように添削をしてもらったり、模範解答の一部を暗記したりしていってください

No.3 / 4は一朝一夕ではできるようにはなりません



③最後に

2級の2次試験まできたこの記事を読んでいる皆さんは、ここまで本当に一生懸命英語の勉強をしてきた方々だと思います

一般的に、2級合格者は「英語ができる人」の中に入ります

本当に合格まであと少しのところまできています

試験本番まで残された時間を無駄にしないでください

本番で完璧にできることはほとんどありません。必ずミスはしてしまうでしょう
しかし、そのミスを引きずらないで下さい

面接官は一つのミスで大きな減点はしません。総合的に判断して点数がつきます
最終的に合格点に届くこと、それが重要です

音読とNo.1
No.2のストーリ
No.3とNo.4の意見問題


このうち、パターン重視での勉強で点数がとれるのはNo.2までです
まずはそこでしっかり点数をとり、No.3とNo.4では自分の言える範囲の言葉でいいですから、面接官に答えを伝えましょう
絶対に無言になったり、I don't knowと言って問題の解答権を自ら捨ててしまうことはしてはいけません

Can you tell me the question again? もう一度質問を言っていただけますか
Can you rephrase the question? 質問を別の表現で言っていただけますか?(rephrase:~を別の表現で言いかえる)


のように面接官に伝えれば、きっと突破口や解答の糸口がつかめると思います


ここまで5回にわたって2級2次試験の記事を書いてきましたが、読んでいただいた方々、本当にありがとうございました

この記事を読んで、2級2次試験を受けられる方々が皆、合格を手にすることを祈っています

合格した方はぜひコメント欄で教えてくださいね♪

I'm keeping my fingers crossed!! 幸運を祈っています!!




【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その4~No.3対策~

2020-02-18 19:18:18 | 英検
こんにちは!

いつもブログを読んでいただきありがとうございます!

今日は英検2級2次試験のNo.3対策について書いていきたいと思います!

その前に、これまでの記事を読んでいない方はまずそちらを読んでいただくことを強くオススメします

【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その1~No.1対策前半~
【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その2~No.1対策後半~
【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その3~No.2対策~


【目次】
①No.3の形式
②No.3の練習方法



①No.3の形式

No.3の問題は「ある事象・意見について自分の意見などを述べる」というものになっています
過去問を見る限り、ほぼすべての問題が

Some people say that ~:ある人たちは~と言っています(~と言う人たちがいます)

から始まる質問になりますので、そのあとをしっかり聞くようにしましょう

また、最後は

What do you think about that? それについてどう思う?

と聞かれるので、

Some people say that …. What do you think about that?
ある人たちは…と言っています。あなたはそれについてどう思いますか

というのがNo.3の問題になります

では、具体的にどのような問題が出ているのか見ていきましょう

Some people say that people today waste too much food. What do you think about?
ある人たちは、今日の人々は食べ物を無駄にしていると言っているがどう思いますか

という問題にどう答えればよいでしょうか?

まずは

I agree (その意見に)賛成です
I disagree (その意見に)反対です 【I don't agreeでもOK】


で自分の立場を表明しましょう

それに続けて2文で補足説明をしていきます
そのときに、「理由+具体例」の形を意識しましょう


【賛成意見の例】

・レストランでは食べきれないほどの注文をする人がいる。レストランは毎日たくさんの客が食べきれなかったものを捨てている
・スーパーやコンビニでは毎日たくさんの商品が売れ残っている。その売れ残りをお店は捨てている
・食べ物が簡単に手に入る時代になり、食べ物を大切にしようとする気持ちが薄れている


・Many people order too much food at restaurants. Restaurants throw away a lot of leftovers every day.
・There is much unsold food at supermarkets and convenience stores. Such stores throw away their unsold food.
・Now people can get food easily. People today are not very careful about how important food is.

【反対意見の例】

・今では学校で食品ロスに関する授業がある。そのため、より多くの人が食品ロスに興味を持つようになった。
・お店は商品ロスについてよく考えている。閉店時間が近づくと、商品の値段を下げている。

・Now, students learn about food waste at school. So, more and more people are getting interested in food waste.
・Restaurants and supermarkets are thinking about food waste carefully. They lower the price before they close.


基本的に、理由と具体例は「一般論」で答えるのが良いとされます
もし自分のことを回答に入れるならば、答えるべき2文のうち、後半のほうにしましょう

例) More and more people are careful about food waste. I always try to finish eating.
より多くの人が食品ロスに気を付けるようになってきました。私はいつも食べきる(残さない)ようにしています




②No.3の練習方法

さて、ここまで読んでいただいた方々の中には、

No.3の概要と答え方はわかったけど、こんなに答えられない!!

と嘆いていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
実際に、過去問や参考書の模範解答を見ると、「こんなに言えないよ…」という気持ちになるかと思います

そんな方々は、以下のステップで勉強することをお勧めします

1.No.3の問題に「日本語」で答えてみる

英語で意見が言えない人は、日本語でも意見が言えない場合が多いです
まずは日本語で答えを作ってみましょう

2.「日本語」で考えたものを英語にしてみる

日本語で考えた答えを英語にしてみましょう
その際に、「日本語力と英語力のギャップ(差)」を意識してみましょう

どういうことかと言うと、

2級受験者の大半は日本語が母国語だと思います

母国語のほうが英語よりも語彙力・表現力がすぐれているため、作った日本語の回答が英語に直せないケースが多々あります
この場合、その日本語を「易しい日本語にする」ことを意識しましょう
また、別の言い方をすると、「小さい子供にわかる日本語にする」ことを意識してください


例えば、上記の例文の中に

「食べ物が簡単に手に入る時代になり」

という表現がありますが、これを

Now we can get food easily :今では食べ物が簡単に手に入る

というように「時代」という単語を使わずに表現しています

また、

「閉店時間が近づくと」は、

before they (shops) close:店が閉まる前に

というようにparaphrase(パラフレーズ:やさしい表現に言い換える)をしています

3.添削してもらう

これは独学の方は難しいかもしれませんが、自分の英語を誰かに添削してもらうことをお勧めします
学生なら自分の英語の先生に添削をお願いすると良いでしょう
というのは、いくら時間を費やしても、正しくない英語(正しいか判断できない英語)を積み重ねてしまうのは良くないからです
きちんとした力のある人に、その英語がわかるかどうか聞いてみましょう

もし、周りにそういう人がいなかったり、有料の添削サービスを使うのが難しい人は、[Lang-8](ラングエイト)という無料添削サイトの利用をお勧めします

Lang-8は世界中のネイティブが書いたものを添削してくれるサイトです

リンクはこちらhttps://lang-8.com/


4.書いたもの・模範解答を覚える

添削してもらったものを覚えるのは当然のこととして、ここでは「模範解答」を覚える、ということをお勧めします
模範解答はもちろん正しい文であり、こういう風に回答したら満点だよというお手本です

しかし、模範解答を最初から暗記することはお勧めしません

それは、

1.自分の考えを英語に直す練習にならない
2.模範解答が自分の考えと一致しない場合がある


からです

自分の考えをまとめる力は英語力だけでなく国語力も鍛えられます
それに、英訳の練習にもなる良い機会です
また、模範解答はだいたいがagree/disagreeともに1つずつしか例がありません
そのため、自分の意見と異なっていた場合、自分の意見を捨てて、模範解答の意見を使うことになります

「試験だから合格すればいい」という考え方も確かにあるでしょう
しかし、しっかりと自分の頭で考え、それを英語に直し、正してもらい、模範解答に参考になる表現などがあれば暗記する、
そういった一連の学習が英語力の土台作り、そしてさらなる英語力向上につながっていきます



最後になりますが、No,3はNo.1やNo.2のようなテクニックがあればある程度点数がとれる、という問題ではありません

しっかりと数をこなし、経験を積むことをせず、前日に参考書を見れば答えられるようになる問題ではありません

今から試験の日まで、出来る限りたくさんの問題を解いてください

今は難しくても、必ず徐々に自分の意見を英語で言えるようになりますから



それでは、No.3については以上になります

次は最終回になります!No.4の攻略法を書いていきますので、そちらもあわせて読んでみてくださいね!










【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その3~No.2対策~

2020-02-16 16:38:33 | 英検
こんにちは!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます!!

今日は英検2級2次試験のNo.2について書いていきたいと思います。

【目次】

①No.2概要
②話始めと1コマ目の答え方
③2コマ目の答え方
④3コマ目の答え方



①No.2概要

No.2の問題は「3コマあるイラストの内容を説明する」という問題です

一見すると難しい問題に見えますが、解答方法さえわかればそんなに恐れることはありません
それでは、解答方法について解説しますが、手元に過去問がある方はぜひそれと照らし合わせながら読んでみてください

②話はじめと1コマ目のイラストの答え方

No.2の問題では必ずカードに書かれた文から話はじめなければなりません

カードには、

Your story should begin with this sentence : ~

と記載されていますので、:のうしろの文から始めてください

たいてい、

One day, Mr. and Mrs. Sato were talking ~ などという過去進行形の文が書かれています

これを読んだら1コマ目の描写に行きます

1コマ目は必ず2人いるうちのどちらかが片方に話しかけている描写になります

そして、解答の仕方ですが、

A(片方の人) said to B(もう片方の人), "~(吹き出しの英語をそのまま)".

という形になります
次の例題で確認してみましょう!!


【例題】
One day, Mr. and Mrs. Sato were talking about traveling.という指定された話はじめの文があり、1コマ目に"How about traveling in France this summer?"という吹き出しがあった場合、

One day, Mr. Sato said to Mrs. Sato, "How about traveling in France this summer?"

という形になります。(Mrs. Satoをhis wifeとしても良い)




【練習問題】
指定された話はじめの文: One day, Hanako was talking with her father about buying a new bag.
吹き出し:(Hanakoが)I'd like to buy a new bag for the vacation.

【答え】
One day, Hanako was talking with her father about buying a new bag. Hanako said to her father, "I'd like to buy a new bag for the vacation."

*Hanakaをshe, his fatherをhimにしてももちろんOKですが、適切な代名詞を考え、悩んで時間を使ってしまったり、間違った代名詞を使うよりはそのままの形で使う方が賢明でしょう




③2コマ目の答え方

1コマ目が終わったら、2コマ目に進みます
そのときに⇒(やじるし)の中にthe next week / 3 hours laterなどの時間の進みを表す言葉がありますので、まずはこれを言いましょう

そして2コマ目では

2人の行動を「過去進行形」で描写します

いいですか、過去進行形、つまりwas / were doingの形ですよ!!
それ以外の描写は一切しなくて大丈夫です。これ以外の描写はむしろ得点になりません!
たとえば、どんな洋服を着ているかとか、笑っているから楽しそうだとか、そういうのはしないでください

そしてもう一つ大事なことがあります

2コマめでは2人の行動を言うと言いましたが、

そのうちの1人には吹き出しがついていて、何かを考えている描写になっています

つまり、

A was thinking of doing ~ : Aは~することを考えていた

という描写をすることになります

たとえば、上記の【例題】として出したMr. and Mrs Sato was talking about traveling の続きとして以下のコマがあったとします


【2コマ目】
・矢印にはThe next day at the book store
・Mr. Satoが「ガイドブックの支払いをしている」
・Mrs. Satoが「美術館に行くことを考えている」

とすると、
The next day at the book store,Mr. Sato was paying for a guide book. Mrs. Sato was thinking of visiting a museum.

というのが2コマ目の解答になります



【練習問題】
(1コマ目と2コマ目の間のやじるしに) The next week at the department store
・Hanakoがカバンを選んでいる
・Her fatherがそのカバンを買ってあげようと考えている

【答え】
The next week at the department store, Hanako was choosing a bag. Her father was thinking of buying the bag for her.




④3コマ目について

3コマ目は2コマ目と同じ考え方でOKです!
つまり、2人の行動を過去進行形で描写します
また、片方には吹き出しがありますから、A was thinking of doing~の形が使えます
2コマ目から3コマ目のつなぎにも矢印がありますので、そこを言うことも忘れないでくださいね

上記の【例題】として出したMr. and Mrs Sato was talking about travelingをつかった3コマ目が以下のようにあったとします

【3コマ目】
・矢印には3 months later (Mr. and Mrs. Satoはフランスにいる)
・Mr.Satoが「カバンから地図を取り出している」
・Mrs. Satoが「たくさん写真を撮ろうと考えている」

とすると、

3 months later, Mr. Sato was taking the map out of his bag. Mrs. Sato was thinking of taking many pictures.

というのが3コマ目の描写になります




【練習問題】
(2コマ目と3コマ目の間の矢印に) The next month in the airport
・Hanakoはher fatherにお土産を買おうと考えている
・Her fatherはHanakoに手を振っている(見送っている)

【答え】
The next month in the airport, her father was waving to Hanako. Hanako was thinking of buying souvenirs for her father.





ここで考え方の整理をするために、【例題】と【練習問題】をそれぞれ1コマ目から3コマ目までまとめてみましたので確認してみましょう

【例題のまとめ】
(1コマ目)One day, Mr. Sato said to Mrs. Sato, "How about traveling in France this summer?"
(2コマ目)The next day at the book store, Mr. Sato was paying for a guide book.Mrs. Sato was thinking of visiting a museum.
(3コマ目)3 months later,Mr. Sato was taking the map out of his bag.Mrs. Sato was thinking of taking many pictures.

【練習問題まとめ】
(1コマ目)One day, Hanako was talking with her father about buying a new bag. Hanako said to her father, "I'd like to buy a new bag for the vacation."
(2コマ目)The next week at the department store, Hanako was choosing a bag. And her father was thinking of buying the bag for her.
(3コマ目)The next month in the airport, her father was waving to Hanako. Hanako was thinking of buying souvenirs for her father.


No.2解答方法まとめ
1コマ目:指定された文をよみ、1コマ目のセリフをA said to B、"吹き出しのセリフ"という形で言う
2コマ目:矢印の時を表す語句を読み、2人の行動を描写する。そのとき、過去進行形を使うことと、1人はA was thinking of doingの形にすることに注意する
3コマ目:2コマ目と同じ



A was thinking of ~についての補足

まれにですが、吹き出しの中の人物とそれを考えている人物が異なる場合があります
その場合は、A was thinking that SVというようにthinkingの後ろにthat節を使って答えるとよいでしょう
旺文社発行の2019年度版過去6回全問題集に含まれている過去問のうち、これに該当するのは、2017年度第2回問題カードB日程、2017年度第1回問題カードA日程・B日程、2016年度第3回問題カードAになります
近年はこの傾向はみられないので、実験的にこのような形式がこの時期にのみ投入されたのかもしれません

また、同様に吹き出しの中に×印がついている場合もあります
この場合もthinkingの後ろにthat節を使って答えるというのが模範解答として過去問題集に載っています(2018年度第1回A日程)

いずれにしてもthat節を取るのは「3コマ目限定」になっている傾向があるので、2コマ目まではwas thinking of doing, 3コマ目は可能性としては低いけれど、that節が来るときもあると心にとめておけば良いと思います



いかがでしたでしょうか?

受験者の皆さんは、過去進行形の文を作ることに慣れる必要があることが分かったと思います
日常的に動作を進行形で言う練習をしておくと良いですね

次回はNo.3・No.4について書こうと思いますので、そちらもあわせて読んでみてくださいね!







【見逃し厳禁!!必見】英検2級2次試験完全合格対策その2~No.1対策part 2~

2020-02-13 21:38:18 | 英検
こんにちは!

今日は英検2級2次試験対策の2回目になります!
前回に引き続き、今日もNo.1の対策をしていきましょう!

前回はby doing soがある場合の攻略法について書きましたが、今回は【, so】がある場合について書いていきたいと思います。

まずは下の英文を読んでください

例題) Sightseeing spots

Now Japan is getting more and more popular among tourists.
Thanks to the development of airplanes, it takes just a few hours to visit Japan from countries around the world.
In Japan, there are many sightseeing spots where beautiful scenery can be seen.
A lot of foreigners visit such sightseeing spots,so many restaurants prepare an English menu.
Experts believe that the number of visitors to Japan will increase in the future.

観光地

今や日本は観光客たちの間でどんどん人気が出てきています。
飛行機の発達のおかげで、世界の国々から日本を訪れるのには数時間あればよくなりました。
日本には、美しい景色がみられる観光地がたくさんあります。
多くの外国人はそのような観光地を訪れます、だから多くのレストランは英語のメニューを用意しています。
専門家たちのなかには、将来さらに来日する客が増えると考える人もいます。



【満点解答までの2つのステップ】

ステップ1:前文をチェックして、Becauseの形で答える

,so がある場合の質問はWhy~の質問になるということは前回のブログで触れました。
この例題で出される問題は、

Why do many restaurants prepare an English menu?
なぜ多くのレストランは英語のメニューを用意するのですか


という問題になることが予想されます。

Whyから始まる疑問文ですので、必然と答えはBecauseから始めるのが良いことになります。

そして、その答えは, soの前文になりますので、

Because a lot of foreigners visit such sightseeing spots.
なぜなら多くの外国人がそのような観光地を訪れるからです


という形になります。


ステップ2:suchやtheseなどのついた名詞を具体的に答える

ここで思い出してほしいのですが、by doing soの解答の時はこれでおわりではありませんでした。
ここまでの解答では不十分であり、suchやtheseなどの代名詞が必ず入っているので、このsuchやtheseを具体的に述べている箇所をさらに前文から探し、付け加える必要があると書きました。
, soの解答でも同じステップを踏むことになります。

ここではsuch sightseeing spotsが具体的にどのようなsightseeing spotsかを前文を見て確認すると、

sightseeing spots where beautiful scenery can be seen.
美しい景色を見ることのできる観光地

とありますね。
ここをBecauseから始まる解答にくっつけましょう。そうすると、

Because a lot of foreigners visit sightseeing spots where beautiful scenery can be seen.
なぜなら多くの外国人が美しい景色を見ることのできる観光地を訪れるからです

という満点解答が出来上がります。


【No.1の満点解答の作り方まとめその2~, soがある場合~】

1:, soの前文をBecause の形にする
2:そこに含まれるsuchやtheseなどの指示形容詞がついた名詞を、さらに前文で具体的に述べている箇所を探す(ほとんどが関係詞で修飾されている)
3:suchやtheseなどの指示形容詞をとり、前文の具体的に述べている箇所を使って名詞を修飾する




*as a resultについて

出題率は低いですが、by doing soでも, soでもなく「as a result:結果として」という表現が使われるパターンがあります。

しかし、このas a resultは, soの代わりに使われているだけですので、質問文はwhyから始まるものになり、解答の仕方も, so と同じになります。

例題(一部抜粋)をas a result に置き換えてみます

In Japan, there are many sightseeing spots where beautiful scenery can be seen.
A lot of foreigners visit such sightseeing spots. As a result, many restaurants prepare an English menu.

日本には、美しい景色がみられる観光地がたくさんあります。
多くの外国人はそのような観光地を訪れます。結果として、多くのレストランは英語のメニューを用意しています。

このように、「だから」も「結果として」も後ろに続く文はそれまでの結果であるがゆえに、結局質問は同じになりますので、解答方法も同じです。




いかがでしたでしょうか?

No.1の問題の解答方法はわかりましたか?
まずは音読とNo.1でしっかり点数を稼いで試験を優位に進めたいですね!

それでは次回はNo.2(storytelling)について解説していきますのでそちらも読んでくださいね。