穴馬として注目するのは、4歳馬のアルバートドック。
関東発見参となる馬で、左回りも前々走の中日新聞杯の1戦だけ、しかも後方2番手からの競馬で、4コーナーではシンガリ、直線も見せ場なく、ブービー馬から4馬身離された最下位に負けています。
それでも昨年3歳時にはクラシックで活躍した馬たちと差のない競馬をしていましたし、古馬混合戦となった昨年の秋以降、オープンでは3着2回、今年2月の小倉大賞典(G3、小倉1800M)では3コーナーシンガリの位置から最内をロスなく回って差し切って優勝、末脚の通用することを示しています。
これまでも、不利の受けにくい東京の広い直線で、究極の末脚勝負となったときにどれだけのパフォーマンスを見せてくれるかと期待していましたので、漸くそのチャンスがやってきたという思いで注目しています。
現状G1クラスの馬たちとは力差があると思っていますが、G3戦であれば全く引けを取らないと思いますので、初の長距離遠征、左回りを克服してくれれば上位争いを期待します。