穴馬として注目するのは、5歳馬のグレーターロンドン。
3歳2月の遅いデビュー以降も順調に使えない期間が多く、4歳11月に1年強の長期休養明けでやっと4戦目、5歳の春時点で7戦のみという馬です。
しかし成績は(6-1-0-0)と休みを挟みながらも連対率100%を続けている良血馬で、母ロンドンブリッジ、姉にオークス馬ダイワエルシエーロ、父はディープインパクトという中距離向きの快速馬で、マイル戦での強さは母の血を濃く受け継いでいるような印象です。
4歳11月から順調に使えるようになって、マイルを4連戦してきましたが後方からきっちり脚を測って差し切るというレース内容で500万、1000万、準オープン、オープンと4連勝、しかも1戦ごとに単勝倍率は下がってきており、前走初オープンながら1.5倍の人気に押されました。
血統的な魅力もあって人気しているという面もあるとは思いますが、勝ち方に余裕がありまだ底を見せていないと感じての人気ではないかと思います。
ここも通過点という内容で勝てるようであれば、今年のマイル路線の主役へと一気に躍り出る可能性も考えられる楽しみな馬です。