穴馬として注目するのは、4歳牝馬のアースライズ。
12戦して(2-1-1-8)という成績ですが、穴馬として注目するだけの素質を感じる馬です。
デビュー2戦目の未勝利戦で、4か月休み明けとは言え14番手からの競馬で見せ場なく14着に敗れてしまい、次走では単勝22.2倍まで人気を落としましたが、阪神1800Mを2番手から進むと、直線きっちりと前を交わして際どく勝利しました。
4走目は中山に遠征、しかもいきなりのフラワーCと重賞挑戦でしたので、12番人気という人気薄でしたが、アルビアーノが楽に逃げ切る展開の中、中団から直線激しい2着争いに加わって2番人気と4番人気の馬を差し切って際どく2着に入り賞金を加算しました。
クラシックでは桜花賞15番人気、オークス13番人気と全くの低評価でしたが、桜花賞では先行し、レッツゴードンキが楽に抜け切る中、直線入り口では2番手まで上がって大いに見せ場を作りましたし、オークスでは後方から流れに乗って、直線でもしっかりと伸びて4着に入りました。
その後も秋華賞で5着、古馬混合になって愛知杯では3着と堅実に走っており、2か月以上の間隔が空いていないレースでは常に見せ場は作れる存在です。