コミュニティふぁーむ日記

北海道の寿都・黒松内町の小さな農家と小さな自然学校が協働し土や作物だけでなく人も有機的につながる農場づくりを始めました。

トリカブト

2014-05-29 10:30:10 | 自然情報 植物
精次郎の森にフィールドワークと言い聞かせながら、休憩+散歩をすることがあります。

普段はなにか目をひくものがあったり、森の中に変化があったりすると、写真を撮っているのですが、今回は前から実物を見ておきたいと思っていたものを見つけました。

その名前は、エゾトリカブト

猛毒のある野草として知られるこの植物。

『毒性は、葉・根・花に有毒のアコチニン系アルカノイドなどを含み、花の蜜や花粉にも毒がある。(アコチニンは青酸カリの100倍近い毒性!)誤植すると、呼吸困難・心臓麻痺などを引き起こし、中毒死することもあります。』(引用:山菜図鑑)

青酸カリの100倍となると、ヨモギやニリンソウとの見分けが難しいこともあり、山菜としてヨモギを採取することのハードルがあがってしまいました。

ヨモギとの見分け方としては、エゾトリカブトの葉はヨモギの葉に比べて、より深く切れ込むということ。

ヨモギ

エゾトリカブト



たしかに、切れ込んでいます。
しかも、このエゾトリカブト、ヨモギのすぐそばで生えいました。

精次郎の森で山菜を集めるときは注意が必要ですね。

(まっすん)

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