水色バックでも判別しやすい桃色――三菱鉛筆のマーカーにユニバーサルデザインの新色

　三菱鉛筆は、裏写りしない水性顔料マーカー「プロッキー」の新色「ソフトピンク」を発売した。財団法人日本色彩研究所の協力を得て、色弱者も識別しやすいユニバーサルデザインのカラーとなる。細字丸芯タイプと太字角芯タイプが157円、極細タイプと細字丸芯タイプが126円。
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　1986年に発売したプロッキーは、紙に書いてもにじみが少なく、裏写りしない水性顔料マーカー。耐水性も高く、紙のほか金属やガラス、プラスチックなどにも書ける。

　日本色彩研究所との共同研究によると、既存のインクでは、桃色と水色の組合せが色弱者に識別しにくいことが判明。桃の色相（色合い）を、従来の紫がかったピンクから黄色方向に寄せた「ソフトピンク」を開発することで、全ての利用者に「見やすい」「識別しやすい」色を実現したという。【鷹木創，Business Media 誠】


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誰にも利用できないよう任意のフォルダを手軽に暗号化・ロック「Secure Folder」

　「Secure Folder」は、指定したフォルダを暗号化するソフト。Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7および同64bit版に対応するフリーソフトで、“SourceForge.net”のプロジェクトページからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 2.0が必要。
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　本ソフトは、NTFSファイルシステムの機能“EFS（Encrypting File System）”を利用して、任意のフォルダを“ロック”できるソフト。ロックされたフォルダは暗号化された上、閲覧・リネーム・コピー・削除といった操作が一切できなくなるので、大事なファイルや誰にも見られたくないファイルを手軽に保護したい場合にうってつけだ。

　本ソフトの“ロック”方法には、2つのモードが用意されている。1つ目は“EFS”で暗号化を施すだけの“Lock”モードで、エクスプローラ上ではフォルダ名が緑色で表示される。2つ目は、暗号化してさらに誰にも見られないように隠す“Lock & Hide”モードで、このモードを利用するとフォルダはまったく表示されなくなる。

　利用方法も非常に簡単でわかりやすい。まず、初回起動時にマスターパスワードを設定しよう。次に、ロックしたいフォルダの右クリックメニューから、［[Lock/Unlock] with Secure Folder］項目を選択する。すると小さなダイアログが開き、ロック方法を選択した上でロックを施せる。

　また、ロックの解除も同じくフォルダの右クリックメニューから可能。ただし、フォルダを隠した場合は右クリックメニューを利用できないので、本ソフトのメイン画面からロックを解除しよう。

　そのほか、メイン画面では最近ロックを施したフォルダを手軽にロック・アンロック可能。また、マスターパスワードの変更や、フォルダの右クリックメニューのカスタマイズも、メイン画面から行える。


【窓の杜,柳 英俊】

マンＣがテベス弾でチェルシー撃破 インテルはローマに敗れる／欧州リーグ

　現地時間25日、欧州各地でリーグ戦が行なわれ、イングランド・プレミアリーグではマンチェスターＣがチェルシーに１対０で勝利している。ホームにチェルシーを迎えたマンＣは、59分にテベスがゴールを奪うと、チェルシーに得点を許さず完封勝利。王者チェルシーに今季初の黒星を付けた。アーセナルはウェストブロムに２対３で敗戦。３点を先行されたアーセナルはナスリの２ゴールで追い上げるも同点に持ち込むことはできなかった。また、リヴァプールとサンダーランドの一戦は、２対２の引き分けに終わっている。

　リーガ・エスパニョーラではバルセロナがアスレティック・ビルバオに３対１で勝利した。前半をスコアレスで折り返したバルサだが、54分にケイタが先制のゴールを挙げると、73分にはシャビが追加点。その後ビルバオに１点を返されるものの、試合終了間際にブスケッツがダメを押してビルバオを退けた。一方、レアル・マドリーはレバンテとのアウェイ戦をスコアレスドローで終えている。バレンシアはスポルティング・ヒホンに２対０と快勝し、首位に浮上した。

　イタリア・セリエＡでは王者インテルが０対１でローマに敗れた。スタンコヴィッチのミドルがバーを叩くなど、決定機を決め切れないまま試合終盤を迎えたインテル。すると後半ロスタイム、ヴチニッチにダイビングヘッドを叩き込まれ、今季初となる黒星を喫した。一方、ミランはジェノアに１対０で勝利した。後半立ち上がりにピルロのお膳立てからイブラヒモヴィッチがゴールを挙げると、このリードを守り切った。

香川、開幕６戦４発！Ｖ弾！１アシスト！！

　◆ドイツ・ブンデスリーガ第６節　ザンクトパウリ１―３ドルトムント（２５日・ハンブルク）　日本代表ＭＦ香川真司（２１）の所属するドルトムントは敵地でザンクトパウリと対戦。リーグ６戦連続先発出場の香川は１得点１アシストの大活躍で３―１の勝利に貢献した。前半１７分のアシストに続き、後半５分には右足で勝ち越し点を決めた。同代表ＤＦ内田篤人（２２）の所属するシャルケ０４はホームでボルシアＭＧと対戦し、２―２で引き分けた。内田は後半開始から４５分間プレーした。　

　必殺の右足シュートがネットを揺らした。１―１の後半５分。ＭＦゲッツェがペナルティーエリア内を突進。右から中央にマイナス気味のクロスを入れると、そこに待っていたのは香川だ。走り込んで、右足で地をはうようなシュート。ゴール左隅に勝ち越し弾が吸い込まれた。

　ゴールが決まると跳び上がって右手でガッツポーズ。そして、ドルトムントのサポーター前に足を運び、喜びを分かち合った。今季リーグ６試合目の出場で早くも４点目。東洋の小さな背番号２３はとどまるところを知らない。

　リーグ３戦連発がかかった２２日のカイザースラウテルン戦では３度の決定機で一度もネットを揺らすことはできなかった。だが、その悔しさがこの日再び香川の気持ちを奮い立たせた。

　前半１５分には右からの折り返しに合わせたが、ゴールの上。決定機を外し、天を仰いだ。だが、その２分後。ワンツーでペナルティーエリア右に入り込むと、右足の正確なクロスでＭＦグロスクロイツの頭に合わせ、先制点をアシストした。

　３０日に欧州リーグのセビリア戦を控えるため、後半２５分に途中交代。１得点１アシストの活躍にサポーターから大歓声がわき起こった。今やドルトムントはおろか、ドイツで「カガワ」の名を知らないものはいない。１０月から指揮を執る日本代表のザッケローニ監督にもその雄姿は頼もしく映ったはずだ。

　

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原監督の鬼継投、また「あと１人」で藤井代えた

　◆ヤクルト２─３巨人（２５日・神宮）　球場全体がどよめいたが、原監督は冷静だった。５回２死一塁で、無失点の藤井に代えてマイケルをマウンドに送った。「辛抱強くよく投げたと思います。でも、目的は勝つことですから」。負けられない試合が続く中、目の前の１勝にこだわる執念タクトだった。

　前回、９月１９日の阪神戦（甲子園）でも、５点のリードがありながら藤井を４回で降板させた。斎藤投手コーチは「この前と同じで監督も相当の決断をしたと思う。個人記録を言い出したらきりがないし、我慢してもらうしかない」と厳しい表情で説明した。

　あと１アウトで７勝目だった藤井も、納得の交代だった。試合前の全体ミーティングで指揮官は「残り８試合全部勝つつもり、いや、全部勝とう」とゲキを飛ばした。バトンを受けた中継ぎ陣も、６回に久保が同点適時打されたものの、踏ん張って勝利をもぎ取った。「投手を含めて、守りで全員で２点に抑えたところは良かった」。原監督もうなずいた。後がないことに変わりはないが、執念野球で７戦全勝しか道はない。

　

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