昨日、自転車による交通違反への反則金制度(青切符)を導入する改正道路交通法案が閣議決定され今国会に提出され審議されるというニュースがありました。
以前も書いていますが、自転車は道路交通法を学ぶことなく運転している人が多数いるので違反運転がまかり通ってしまっています。
車を運転している側からすると一番迷惑なのは狭い道で右側を走行している自転車です。
車の対向車が来た場合、自転車が左側を走っている場合は後ろからゆっくりとついて走行すれば良いのですが、右側を走ってこられると正面から来るので停まらざるを得ない状況が発生します。
また、一時停止すべき交差点で止まらずに出て来る自転車も迷惑です。
特に見通しの悪い交差点で一時停止せずに出てこられたら事故になってしまいます。
100項目以上の行為が違反と決められていて、青切符で反則金の納付を義務付けるそうです。
交通安全という点で良いことなのですが、一つ疑問が残ります。
車やバイクなどでは運転免許証を携帯することが義務付けられているので住所、氏名などの特定できますし、所持していなければ免許不携帯で反則金が発生したり免許証を持っていなければ無免許運転で逮捕されます。
しかし、自転車は免許証制度がありません。
違反者の住所、氏名をどうやって特定するのでしょう。
たまたま身分証明書を持っていないと言い張って架空の住所、氏名を使って逃れる人間が出てきそうです。
でも、取り締まる側が注意しながら対応すれば特定する方法はありますね。
それは携帯電話、スマートフォンを使う方法です。
違反者が携帯電話、スマートフォンを所持しているのを確認してから違反を伝えれば電話番号から特定できそうです。
携帯電話、スマートフォンを所持していない人には使えませんが、自転車に乗るような人で持っていない人はほとんどいないと思います。
何はともあれ交通ルールが守られるようになれば事故が減るはずです。