以前、トヨタのCVT車のCVTフルードの交換をしました。
発進時のショックが改善されたのですが完全ではありませんでした。
また、カリカリ音は燃料添加剤で改善したのですが、また再発するようになりました。
そこで再び燃料添加剤を使おうと調べたところ、前回使用した物よりもお得なものを見つけました。
それがこちらです。
AZ(エーゼット) 燃料添加剤 FCR-062 SE367 300ml×3本 アマゾンで2,640円
前回使用した物はPITWORK(ピットワーク) 燃料系洗浄剤 F-ZERO(エフゼロ) 300ml×3本でヤフオクで3,300円で購入しました。
価格的には大きく違う訳ではないのですがAZがお得な理由は添加量にあります。
F-ZEROがガソリンに対して1%以下となるように混合することになっているのに対してAZは0.3%以下になっています。
F-ZEROの1/3以下の量で良い訳です。
推奨の使用量はF-ZEROが30~60Lに1本(300mL)となっていて1回あたり1,100円となります。30L給油で添加量を半分にしたとして550円です。
AZは自動車40~60Lに約150mL、軽自動車30Lに約75mL となっています。
添加しすぎると燃費が悪くなるとされています。
我が家の車はガソリンの警告灯が点灯してから給油すると約35L入るので30Lに75mLを目安にすると1本(300mL)で4回添加できます。
1回あたりの費用は2,640÷(3×4)=220円とF-ZEROの場合の1/2.5~1/5になります。
アマゾンの評判も悪くなく、トータルの価格も安いので騙されても良いと思って購入しました。
左がAZ、右がF-ZEROです。
中身を確認して混合比が違う理由がわかりました。
F-ZEROに比べAZは粘度が高くドロドロでした。
いずれも洗浄の主成分であるPEA(ポリエーテルアミン )の他にアルコールや界面活性剤が入っており、AZはPEAの量が多い(3倍以上?)のでドロドロなのだと思われます。
はじめは前に購入したF-ZEROが1本残っていたのでこれを使いました。
カリカリ音は少し改善したものの続いていたのでAZを使いはじめました。
ガソリン満タン(30L強)に対して75mLずつ使って1本無くなる頃(4回給油)にはカリカリ音はほとんどなくなりました。
まだ2本残っており、前回のF-ZERO2本使い終えた後でもピストンにカーボンが付着していたのでAZを使い続けてみました。
現在、5回給油(1回は添加せず)して2本目を使い切ったところです。
合計9回添加しています。(F-ZERO1回、AZ8回)
最近、運転中に発進時のショックが和らいでいることに気付きました。
試しに最もショックが大きくなる条件、ゆっくりと発進して停止寸前の極低速で少し惰性で走るような状況からアクセルを踏んでもショックが少しあるもののガクンという大きなショックは起きなくなっていました。
現在の車はほとんどがセンサーの情報をもとにコンピュータ制御されています。
以前、乗っていたトヨタのワンボックスカー、ライトエースノアでも同様のショックが発生し、ディーラーで調べてもらったところエンジンの排気系についている酸素センサーの故障ということがわかり交換修理で治りました。
このケースは排ガス中の酸素量が異常値となりコンピュータが間違った量の空気とガソリンをエンジンに送ったために回転にがもたついてショックが発生していたということでした。
今の車も症状が出た時点で社外品の酸素センサー(BOSCH 15733)に交換してみたのですが改善しませんでした。
車検を2回通っているのでこの酸素センサーは問題なく正常に動作しているようです。
ネットで調べてみるとこのような現象が起こる原因として次のようなものがあげられていました。
1、排気系の酸素センサーの汚れや故障(上記のノアのケース)
2、吸気系のエアフローセンサーの汚れや故障
3、EGRバルブの汚れや故障
4、変速系の故障(トルクコンバータ、CVT、ATなど)
3番目のEGRバルブは排ガス対策でエンジンから排出された排気ガスの一部をエンジンのシリンダーに戻すためのバルブです。
これが汚れていたりうまく動かなかったりするとシリンダー内に送られる空気とガソリンの混合比が異常となり加速時にエンジンがもたつきショックが出るのだそうです。
F-ZEROやAZのような燃料添加剤はエンジンのピストン上面やシリンダーヘッド内に蓄積したカーボンを取り除いてくれるものです。
長く使っていたので排ガスをシリンダーに戻すEGRバルブ周辺に堆積したカーボンも取り除いてくれて、これで発進時のショックが和らいだのではないかと考えています。
(あくまでも素人考えなので確証はありません)
AZ 燃料添加剤 FCR-062はそれほど高いものではないので発進時のショックが大きくてお悩みの方は試してみてはいかがでしょうか。
容器が色々あり、大きいものほど割安になりますが、必要な分量を計って入れなければならないところが面倒です。
一番お手軽なのは100mL入りのものです。
一番お手軽なのは100mL入りのものです。
0.3%以下を守るとして33L以上のガソリンに1本そのまま入れることができます。
5本で2,253 円(100mLあたり450円)
https://amzn.to/3K3Z0p1
10本で3,520円(100mLあたり352円)
https://amzn.to/3tlgTJ3
です。
その次は私が購入した300mL入りです。
3本で2,640円(100mLあたり293円)
https://amzn.to/3IyHPM1
30本は22,448円(100mLあたり249円)これは多すぎなので共同購入向きですね。
https://amzn.to/3swrzFG
その次は1L缶です。
1缶2,768円(100mLあたり277円)
https://amzn.to/3JXnRea
12缶23,884(100mLあたり199円)共同購入向きですね。
https://amzn.to/3K3ZDyT
4L缶もあります。
1缶8,051円(100mLあたり201円)これも共同購入向きでしょうか。
300mL×3本が扱いやすく価格的にもバランスが良いように思います。
私は100円ショップで販売している料理用の計量カップを使って75mLずつ計りながら添加しました。
1本目が空になったら計った添加剤を空の容器に入れてガソリンスタンドに持って行くと添加剤の注入が楽です。
私はF-ZEROを最初に使ったので空になったF-ZEROの容器に計った75mLのAZ添加剤を入れてガソリンスタンドに持って行き給油しました。
私はF-ZEROを最初に使ったので空になったF-ZEROの容器に計った75mLのAZ添加剤を入れてガソリンスタンドに持って行き給油しました。
ガソリンを入れる前に添加剤を注入します。
発進時のショックはすぐには改善しませんので試される方は気長に様子をみてください。
ただ、使い過ぎも良くないようなのでカリカリ音や発進時のショックがある程度改善したらしばらくは使わないで5,000km走行したら1回添加するというような運用が良いとされているようです。
また、EPAは燃焼しないので濃すぎるとかえって不調になるようです。
添加量は0.3%以下を守った方が良いでしょう。
私のように9回も続けて添加したのは本当は良くないのかもしれないですね。
でも、今のところ問題は出ていないので大丈夫そうです。