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久保田食らった逆転打…トラ6連勝ならず

2011-01-24 20:03:32 | 日記
 「広島5‐4阪神」(3日、マツダ)
 矢野引退の衝撃の中で戦った阪神ナインだったが、6連勝はならなかった。1点リードの七回、2死一、二塁の場面で久保田智之投手(29)が広島・広瀬に逆転2点適時打を許した。ただ、猛虎打線は、6試合連続で2ケタ安打をキープ。中日が巨人を破って1・5差の2位に浮上した。矢野とともに優勝の喜びを味わうためにも、気持ちを切り変えて再スタートだ。
  ◇  ◇
 悲鳴と歓声が入り交じる中、白球が転々と左翼線を転がっていった。二塁走者の天谷、一塁走者の栗原が一気にホームへかえってきた。スコアボードに刻まれた痛恨の2点。久保田は込み上げる悔しさを押し殺すように、唇をかみしめた。
 1点リードで迎えた七回だった。1死から西村が連打を浴び、一、二塁のピンチを迎えたところでベンチは久保田投入を決断した。先発投手の台所事情が苦しかった8月、セットアッパーとして13試合に登板するなど獅子奮迅の活躍を見せた男にゲームを託した。
 その期待に応えるかのように、嶋をオール直球で見逃し三振。続く広瀬も力強い直球で簡単に追い込んだ。しかし、カウント2‐2から投じた勝負球のスライダーが真ん中付近に入り、とらえられた打球は無情にも左翼線のやや内側に落ちた。痛恨の逆転タイムリー。「申し訳ないです。切り替えてやるだけです」と久保田は肩を落とした。
 ただ、女房役の城島は「バッテリーとして、勝負に行った球がヒットになってしまった。もうそれは結果だからしょうがない。負けたのは確かに痛いけど、不用意に投げて打たれたわけではないから」と言った。この日、久保田が見せた力強い直球、そして初球からストライクを奪っていける攻めの姿勢‐。それを貫いて打たれたのであれば、尾を引く必要はない。逆にその姿さえ失わなければ、取り返すチャンスはいくらでもある。
 この日、入団当初からボールを受けてくれた矢野が現役引退を表明した。JFKを結成した05年には、守護神と正捕手としてリーグ制覇へ突っ走った。それだけに試合前は「いろいろと教えてもらいましたし、もう一回、バッテリーを組みたいという思いはあった。(聞いたときは)ビックリしました」と惜別の思いも口にしていた。
 連勝は止まった。それでも首位の座はキープしている。現状の投手陣を見ても、久保田の経験、その力は絶対に欠かせない。リーグ制覇のために、背番号30の力が必要だ。

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原巨人3位転落、内海5回3失点KO

2011-01-24 20:03:11 | 日記
 「中日3‐2巨人」(3日、ナゴド)
 苦肉の策も実らない。またも鬼門で喫した屈辱的な敗戦で、巨人は8月19日以来の3位転落。「いいところで(打線に1本が)出なかった。その差でしょう」。繰り返される敗因。原監督の言葉は怒りも悔しさも通り越したように、淡々と響いた。
 打つべき手は打った。今季1勝4敗の中日・吉見に対し、昨季の対戦打率6割のイ・スンヨプを昇格させ「6番・一塁」で先発起用。だが「見ての通り。制球がよく、自分のスイングができなかった」と話すように、吉見との2打席を含め3打数無安打と不発に終わった。
 そして大ブレーキの4番・ラミレスだ。2点差の六回1死一、二塁で遊ゴロ併殺打。1点差の八回2死一、二塁では右飛と凡退。伊原ヘッドは「4番がいいところで打てば楽勝だけど、そうはうまくいかない」とした。
 06年以来となるワーストタイのナゴヤドーム7連敗。中日戦の今季負け越しも決まった。指揮官は「その悔しさは1人1人が、十分理解している」と奮起を促す。「粘り強くはやっているし、紙一重」とは小笠原だ。ただ暦は9月を迎えた。紙一重の差は、命取りとなる。

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森野が和田がG内海を粉砕…竜2位浮上

2011-01-24 20:02:49 | 日記
 「中日3‐2巨人」(3日、ナゴド)
 頂上へ続く視界が開けた。中日選手会長・森野と、ベテラン・和田の強力タッグで巨人を撃破し、2位に浮上。4連勝で首位・阪神との差は、至近距離の1・5。マジック点灯なるものか。もうすぐ手は届く。オレ竜の夏は終わらない。
 劇薬は即効性を示した。全体練習開始前、森野が35分間の特打を敢行した。「プロに入って何年たっても、もっとうまくなりたいと思ってやってますから。その気持ちを忘れたら終わりなんで」。ペナント終盤。蓄積疲労で重い体にムチ打った。五回、1死二塁から先制の適時二塁打につながった。
 左足首に爆弾を抱える和田が続いた。8月10日の横浜戦で自打球を当てた痛みは、消える気配がない。「ここまできたら体が痛くない選手なんていない」。一切の甘えと言い訳を排除し、フルスイングを重ねる38歳。史上106人目となる通算1500本安打は、左翼ポールを直撃。アルバムを鮮やかに彩った。
 森野「目指してるのは2位じゃない。もうひとつ上を狙ってるんで」
 和田「1500本という数字より、今は目の前の1試合を死ぬ気で戦うだけ」
 泣いても笑っても残り20試合。24時間、野球と向き合う野球小僧。最後は笑って涙したい。本拠地G戦7連勝で、カード勝ち越しを決めた。残るはトップの座。奪わない手はない。自慢の馬力で一気に追い抜く。

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由規、母の誕生日にプロ初10勝!

2011-01-24 20:02:27 | 日記
 「横浜2‐3ヤクルト」(3日、横浜)
 日本投手最速右腕に、新たな勲章が加わった。ヤクルト・由規が8回2/3を6安打2失点、11奪三振で10勝目。自身初の2けた勝利に「まだまだ通過点。投げる試合は全部勝ちたい」と胸を張った。
 「変化球も少ないし、球威で押すしかない。狙い過ぎず早めに追い込もうと考えた」。2四死球という安定した投球に加え、最速155キロを八回に記録するスタミナ、さらに140キロ前後の高速チェンジアップも見せつけ、圧倒した。
 8月26日、神宮で161キロの日本投手最速を記録したが、7回3失点で敗れた因縁の横浜から今季初勝利。それでも九回2死から2失点で降板し「まだまだ力不足」と、反省も忘れなかった。
 この日は母・美成さんの51歳の誕生日。「ウイニングボールを贈ります」。これでチームは貯金1。奇跡のCS進出へ、快速球がうなりを上げる。

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広島・広瀬が逆転V打!連敗止めた

2011-01-24 20:02:06 | 日記
 「広島5‐4阪神」(3日、マツダ)
 痛快首位いじめじゃ!広島は七回、広瀬純外野手(31)が左翼線へ2点二塁打を放ち、逃げ切りを図った阪神の継投策を粉砕した。17打席ぶりに放った安打が貴重なV打。六回には、ベテラン・石井琢朗内野手(40)が代打で同点2点打を放つなど、ナイン一丸、粘って粘って連敗を4で止めた。
  ◇  ◇
 二塁ベース上で広瀬は何度も何度もガッツポーズをし、吠(ほ)えた。1点を勝ち越された七回、2死一、二塁。追い込まれたが、135キロ変化球に必死に食らい付いた。これが左翼線への逆転2点二塁打となった。
 お立ち台では「思い切って、あと先考えずいった。声援が僕の背中を後押ししてくれます」と言い、ファンから“広瀬コール”を一身に浴びた。
 打撃は落ち込み気味だった。前カードの中日戦は3戦無安打。4試合ぶり、17打席ぶりの安打が試合を決めた。「苦しいけど、報われることはあるだろう、と思ってやってきた」と、安どと喜びをにじませた。
 前半戦を打率・333で終了したが、後半戦は徐々に下降。試合前は・312となっていた。フルシーズン戦うのは初の経験で、徐々に疲れが体に蓄積されていた。それでも、試合前に行う若手野手中心の特打ちに参加。「だれも助けてくれへんぞー」と、自分で絶叫しながら、気合のバットを振った。
 「みんながつないでくれた。監督が『直球に振り負けず、いけ!』と言われたので、ポテンでもいいから、気持ちだけだった」
 2点を追う六回の2死二、三塁で代打・前田智が敬遠されると、ベンチはベテラン・石井を代打に指名。満塁で8球粘った後、9球目、不惑の一打は三遊間を抜け、同点2点打となった。
 「前田が歩かされてプレッシャーだったよ。大歓声をため息に変えないようにした」とは石井。8月25日に40歳になった時「昔のカープの人が築いたものもある。僕らがカープに残していかないと」と“カープ愛”を語った男は、決める時はやはり決める。
 野村監督は「(石井は)粘って打ってくれた。ベンチもファンも盛り上がる。広瀬もよく打った」と、2人に最敬礼だ。中日に3タテを食らったイヤな流れも、首位いじめで痛快に払しょく。今後へつながる粘りの逆転劇だった。

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