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100年後の人間作り!親子のアートセラピー「子ども未来研究所」の活動、アートセラピスト達の活躍を紹介します

森の運動会はどんな場なの?

2016年05月16日 | 野外活動

5月4日、今年も森の運動会が開催されました。今回で4回目になりました。

この日は予報によると大雨。前日まで雨風が強く、
予定していたプログラムを一部変更したものの、無事に開催することができました。

今回はネイチャーゲームを提供してくれたアッキーさんにインタビューしました。
どんな場だったのか、想像しながら読んでみてくださいね。

 

C(COFスタッフ):今年は開催前日までお天気が読めず、自然の中ならではスタートだったそうですが、
当日のネイチャーゲームはどのような様子だったのでしょうか。

A:そうですね、当日は風も強くなく、ゆったりと森に迎え入れてもらえました。
テーマは「森の宝探し」。
私からは子どもたちに見つけたり、拾ってきたりするお題を伝えました。
たとえば、枝、蜘蛛の巣、顔のように見えるもの、風を感じるもの、などです。
子どもたちはチームごとに宝物を探しに出かけました・・・。

 

C:森の中だと、普段見つけられないようなものに出会えそうですね。

A:両手で抱えられないほどの木を、男の子のチームは全員で運んだりしていました!
何かを見つけると、
どの子でも「あ!」という声がでたり、
「見てみて!」とそばにいる人に声をかけたくなって
その場に集まったりして、
自然とチームがつながっていく感じでした。

最後の全体のシェアの時、それぞれが集めたものを手にして
「見てみて!」と賑やかに伝えていた様子が印象的でした。
見せたくなるような嬉しい発見をいっぱいしたんでしょうね。
見ていて嬉しくなりました。

 

 

 

C:アッキーさんは、子どもたちにどんなことを体験してほしいと思っていましたか。

A:森は、その時々で表情が違います。昨日と今日、朝と夕方でも。
子どもたちにはその日の森に出会ってほしいと思っていました。
その日その時に出会える「好き」や、心ひかれたものを見つけて味わってほしい、と。
それは、今回のように、直前までどうなるかわからない天候だったからこそ
そのような想いを、いつも以上にもったのかもしれません。

C:その時々で違った表情を見せてくれるのですね。

A:森って許容範囲が広いなと感じます。子どもたちは、心の目が開いて、身体が自然と動いているようでした。
気が付くと、ふとしゃがんでいたり、
どんぐりを見つけると、わーと拾い出したり、
もぐらのもこもこを見つけて、もぐらが出てくるのをじっと待ってみたり・・・。
発見した喜び、自分のしたい事をする自由さ、疲れた、というのも含めて、
安心して、自分でいられて自分を表現できる、そんな場だったようです。

 

なんだか、森でのやわらかくて自由な雰囲気が伝わってくるようですね。

次回は、親御さんたちの様子もお伝えします。

大人って、どんな風に過ごしているのでしょうか。


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