COFブログ

100年後の人間作り!親子のアートセラピー「子ども未来研究所」の活動、アートセラピスト達の活躍を紹介します

1年の中の3日間

2014年01月20日 | 野外活動

 

雪遊び体験やスキー体験を通して、

「自分で決める」学びをするセミナー

冬グロースセミナーの第14回を、先日1/19に完了しました。

 

昨年末の、長野県木島平でのスキー実習から

約3週間ぶりに会う子どもたち。

現地でのエネルギッシュな状態が

そのままよみがえってくるようなフォローアップセミナーでした。

特にリーダーの3人。

現地でのリーダー体験が

確実に自分の中にあるのだろうな!

と思わせるような、自信にあふれた姿。

現地では、必死で目の前のことに

取り組んでいただろうことが

何日か経つことで

自分の中に落ちてきたのかもしれません。

1年の中のたった3日かもしれないけれど

その子にとって大きな3日だったんだろうな

と思います。

 

 

保護者からの感想を少し紹介しますね。

「そして、2泊3日の日程を終え、

帰ってきた彼の一言目は

『来年は上級を目指すから!!』とのこと。

彼の口から、自分自身で決めた目標に向かっていく言葉がでてくる姿に

確実に3年前とは違う、成長を見ることができました。」(小4男子のお母さん)

 

「冬グロースに行く前に家族会議が開かれました。

そこで、彼女が私にくれた手紙の文章に

『自分はきまったことばかりの生活だけじゃなく

自分のやりたいことをやる、という気持ちを強くもちたい』

といった一文があり、

夏のグロースから冬グロを通して、

心を育てているということを強く感じています。

親以外の友人、大人から得られる貴重な機会に

大変感謝しています。」(小5女子のお母さん)

 

「(帰ってきてから)いちばん何が良かった?と聞いたら、

いつもならスキーとか夕食とか言うのですが

今回はリーダーミーティングの後に

(リーダーの)みんなで話した時、と言っていました。

自分の話をたくさん聞いてもらったことが、

一番楽しかったようです。

こんな話を聞くと精神的にも成長したなあと思いました。」

(中1男子のお母さん)

 

グロースで伝えているのは、

「自分で決める」ということなのですが、

不思議と

チームシップやつながり、仲間を尊重すること、自分を承認すること、

そんなもろもろも育っていっていくようです。

 

 

よく保護者の方々が

グロースのマジックにかかる、とか

グロースマジックが何日もった、とか

という表現をされます。

ようは、グロースから帰ってきてから、何日間かは、

自分で決めて行動していた、とか

兄弟や家族想いだった、とか

という意味です。

大人からすると、イントラたちの報告で聞く、

現地での子どもたちの素晴らしい様子。

そんなにグロースで素敵だったのなら

ずーっと毎日そうであっていいはずなのに…

と思ってしまうみたいです。

 

わが身に置き換えて考えると

それって、そんなことはないのは、納得。

 

大事なのは、グロースで培った力というのは

確実に自分の中で育って、存在していて

いざ!

って時に、その力を使っていけるんだってこと。

 

そんな姿をグロースをこれまで卒業した先輩たちが見せてくれています。

 

次回は、夏のグロースでみんなに会いたいな。


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