3日間、ハードな実習を体験してきたので、今朝はゆっくり起床。
早朝晴れていましたが、士幌の町からガスが上がってきて、ヌプカはすっぽりと霧に包まれます。
こういう日は、このまま晴れる事が多い。
イントラが、ミーティングをしていると、子どもたちがまた早めに集まってきます。
今年は、みな元気だ、眠いはずなのに。
この4日目は、この高原で遊びます。
朝食の後、グロースノートを書き準備を整えて、高原へ。
4つのグループにわかれて、4つの実習に取り組みます。
スラックライン 今年の5月のイベント時にツリーイングとともに、大人気だった「つなわたり」の実習。
目隠しトレイル 目隠しをしてロープのガイドに従って長い距離を歩く
目隠しイモムシ グループ全員が目隠しをして、先頭のガイドに従って高原を歩く、座る、転がる、ふれる・・・
高原アート 見渡す限りの大自然に、自分の国を作るとしたら・・・「夢の国のアート」
約40分ずつ、順番に実習を体験していきます。
ヌプカはすっかり霧が晴れて、快晴です。
そこここで、歓声が上がります。
このヌプカは、士幌の町の人たちの願いでできた場所。
この夢のような場所を毎年利用させてもらえるのは、本当に幸せなこと。
午前中は、のどかでゆったりとした時間を過ごします。
時折聞こえる鳥たちのさえずりの中に、突然泣き声が!
それも、大泣きです。
目隠しイモムシをやっていたレインボースターのNARです。
目隠しをしたまま斜面に座っていたNAR。
そこに、同じく目隠しをしたイントラの詩織が近づき、NARの背中を踏んづけてしまったらしい。
「うぇーーーーん!うぇーーーーん!」
高原中に響きわたります。
ものすごくいたいらしい。
背中を見てみると・・・・・・・
特に何ともなってはいないのだけれど、ともかく痛いらしい。
「うぇーーーーーーーん、うぇーーーーーん!」
ますますヒートアップします。
後ろから抱きかかえるように、NARに付き合います。
5分経っても泣き止まない。
これだけ、大声でそれも典型的な泣き方?の声を聴くことはなかなかありません。
だって、うぇーーーーん、うぇーーーーーん、ですよ。
ボクは楽しくなってしまって、
「NAR、いいぞ、もっと泣こう。高原に響かせよう!」
そんなことを言ったら、嫌がりそうなものなのに、NARはさらに大声で!
心配そうに見守っていたグループも、なんだか楽しそうです。
「さぁ、みんなもいっしょに泣いてみようぜ!」
全員で、泣きます。
でも、そろそろ実習を終えて集合の時間です。
大声で泣くNARに、ボクは耳元で
「NAR。あと5分で集合だ。あと5分は泣いていてもいいけどその時間には泣き止んでくれよ」
まるで漫画のようだけれど、NARは嫌がるでもなく拒否するでもない。
相変わらず大声で
「うぇーーーーーーーん!」
みんなも一緒に大合唱。
そして、
「シューーーゴーーーーーッ」
他のチームも集まります。
そしてNARは、ちゃんと泣きやみます。
おもしろい。
本当に面白かった。
今年はマウンテンバイクの時のMIKといい、このNARといい、大声で泣く気持ちよさを教えてもらった。
平和な午前の時間が終わります。
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