cocoroコロコロ

行雲流水。生活の中で移りゆく心の言葉を綴っています。(๑˃̵ᴗ˂̵)❤︎

辛い私を笑顔にしてくれてた笑顔のおじさんの置物

2020-03-23 22:54:00 | 日記
父が亡くなって101日目
キッチンの電球を替えたら
明るくなって
見えなくていいものが見えて
掃除して見つけた…
きれいな紙に書いたのに
年月が紙を古ぼけさせた

スマイルってSmileって書く
eが抜けてる!笑笑
父を家で介護していた時
苦しくて
苦しくて
本当に辛くて
でも親は捨てられなくて…
ダイソーで見つけた
飛び切り笑顔が良い人形に
紙を小さく切って
スマイルと書いて
流しの目に付く場所に置いていた
お茶碗を洗いながら
これを見ては
笑顔!笑顔!と思って見ていた
このおじさんみたいに
素敵な笑顔で過ごせたら良いのに…
って当時は本当に辛い気持ちで
この人形を眺めていた
当時の辛い私の周りには
自分を慰める言葉を
目に付くところに置いていた

ろくでもない父は
お金も無かったから
誰かに頼らないと
生きていけない人でした
生まれてから死ぬまで
誰かに頼って生きて死んでいった
働かなくても
良い生活が出来た人でした

羨ましいよね!

でも
私にはプライドと恥ずかしさと
人間の中身が有るから
父の様な生き方は全く出来ないし
考えも付かない!!

大嫌いな父の最後を看取るなんて
夢にも思わなかった

この人形の笑顔は
私を生きる方向へと
導いた一つの大事な支えでした

このまま置いておこう

eを足して!笑笑

今ではこれを見て笑える

笑える私が生きてきて良かった

あんなに苦しくて
父を殺して
自分も死のうと思った日々が
今は穏やかな思い出となっています

そんな穏やかな思い出に出来て良かった

我慢して父を介護して来て

最後に看取ってあげて良かった!

本当にそう思います

今は
このおじさんの様な
笑顔の私がいます
それも
これも
頑張って我慢して
頑張って来たから
おじさんの笑顔が私に有る!

これから先も

このおじさんの満面の笑みを

私の中で育んで生きたい