ここちノート

日々の暮らし中で、人と自然にやさしい物や事を紹介したり
感じたことをお知らせして行くコーナー。

空間との調和

2012-09-27 21:03:24 | インテリアコーディネーターとして
久々にインテリアのお話を二つ。

ひとつめ。

お寺の本堂の掃き出し窓と出入り口全てに日よけのウインドウトリートメントのご依頼。

うっそうとした境内に建つ約400年前の本堂は、時代の重みを感じさせます。
内部は全て畳敷きの為、窓から入る日差しで畳のやけが早く、寒暖の影響ももろに受けご苦労が多かったそうです
見渡す限りの窓を、本堂の景観を損ねずにかつ、格調高くコーディネートする為にロールスクリーンとプリーツスクリーンを提案しました

同じ生地で掃き出し窓はロール。正面入口をプリーツにすることにより、アクセントを付けました。生地も「竹」の織り柄の上品なブラウン光の加減で柄の見え方が変化します
取付が完了すると、建物にしっくり馴染んで、まさに壮観
これで強烈な日差しや寒暖の差も緩和出来ると思います

ふたつめ。

こちらは、ご新築。

当店では、玄関のシューズクロークの暖簾をオーダーでご注文いただきました
納品を兼ねて、お届けに「桐」の柄が品良く映えて、とっても素敵です

100坪と言う大豪邸に銘木を使い、そこかしこに大工さんの技が光るお宅です。

畳の部屋の無い住宅が増えつつある中、ここまで和風に拘った施主様と要望に応え作り上げた建築会社も素晴らしい
やりがいのある仕事だった事でしょうある意味うらやましい


五泉のニットブランド「mino」デビュー!

2012-09-24 20:52:40 | 入荷しました!
日本一のニット生産地「五泉」のレディースニットメーカーから
オリジナルポンチョ「mino」がお目見えです

「蓑」は、雪国育ちの方には聞きおぼえがあるかもしれませんが、稲藁で作った民具。

今ではなかなか見かけることができませんが、民俗資料館等で展示されていることが多いですね
コートなどが無い時代に、防寒と雨や雪から体を守る為に、雪国の冬に使われて来ました。

その「蓑」から着想し、使いやすいベーシックな「ポンチョ」が誕生しました

デザインは広げるとノレンのような「tate」と中央にスリットを入れた「yoko」の二種

編み地はこれぞニットという質感の「light wool」と軽くて暖かな「warm wool&alpaca」

カラーは全10色。持ち運びに便利なニットのベルトが付いています。

これからの時期。「ちょっとそこまで」や室内でも

シンプルで美しいカラーの一枚は重宝すると思います

サイズがフリーと言うのも良いですねプレゼントにも喜ばれそうです

自由に着こなしを楽しんでみませんか?販売価格 ¥13,650(税込)

LCCとサミットホテル その4

2012-09-24 16:24:20 | ここちのこと
支笏湖湖畔に位置する「丸駒温泉旅館」

「日本秘湯を守る会」の提灯が風情を醸し出しています。

中でも「天然露天風呂」は足元から温泉が湧き出し、水位は支笏湖と同じ

「せっかくだから」と渡り廊下を30m程進むと、そこには野趣あふれる露天風呂が

足元は苔に覆われてヌルヌルで、ちょっと危険
湖の水が流れ込んできているので、ちょっと微妙な感じ
なんだか家で飼っている「シロメダカ」になった気分
まあ何事も経験ですから。。。

いまだに自家発電で電力を賄っているのには驚きましたもちろん節電に努めましたよ

最終日は支笏湖遊覧船で透明度抜群の湖底の「柱状節理」を見学ののち
湖畔近くの「苔の洞門」へ

受付から約30分砂の上をひたすら歩き、苔に覆われた不思議な風景を見てきました

お土産はいろいろですが、インスタントラーメンのくま
白い方が「円山動物園」リアルな方が「旭山動物園」味はどうなんでしょうかね~

三泊四日の旅は、お天気・美しい風景・美味しいものを堪能した、思い出深いものとなりました

やっぱりオンシーズンの北海道は良いですね

LCCとサミットホテル その3

2012-09-19 16:05:16 | ここちのこと
【ザ・ウインザーホテル洞爺】は洞爺湖を見下ろす山の頂上にあって
360度のパノラマがひろがる最高のロケーションに位置しています。

ふもとからホテルの全景を見ながら、車を走らせテンションは上がる一方
ロビーからは少し霧のかかった洞爺湖が見渡せ、部屋からもまるで飛行機の中から見ているような景色が広がります

ゆっくり温泉を楽しんだ後は、予約していたフレンチレストランでのディナー
洞爺湖をイメージしたカクテルはブルーとグリーンのグラデーションがとても美しかった

翌朝ホテルの周りを散策。
サミットで各国の首脳が並んで記念写真を撮った場所には、記念のプレートが埋め込んであります。

朝食も地元のこだわりの食材をふんだんに使った和食を頂き、大満足
アメニティグッズは「ブルガリ」勿体なくって使えませんでした。。。

全てにおいてラグジュアリーな時間を過ごすことができました

遅めにチェックアウトして、昭和新山・有珠山ロープウェイそして、支笏湖湖畔の秘湯「丸駒温泉旅館」へ

このギャップがすごいのです

LCCとサミットホテル その2

2012-09-18 11:01:53 | ここちのこと
どうしても行きたかったところ

小樽市郊外の「にしん御殿」2か所ありますが、時間の都合上
小樽貴賓館 旧青山別邸の方に行ってきました。

「祝津」と言う素敵な名前の高台に建つ豪邸は、かつて鰊漁で巨万の富を手にした網元が
酒田から宮大工を呼び寄せ、建築・造園・美術工芸の粋を集めたもので、当時の東京の百貨店の建築費用に匹敵するほどの
費用と年月をかけた「国 登録有形文化財」

ホールを入ると見事な「折上げ格天井」豪華絢爛な花が天井一面に
白檀や黒檀の透かし彫りの欄間。螺鈿細工の家具etc気が遠くなるような時間をかけて職人たちがつくりだした逸品

当主は、この高台に立ち日本海をどんな思いで眺めていたのでしょうか

その後小樽の運河や古い街並みに溶け込む甘味処で「クリームあんみつ」を頂き、観光客で賑わうお土産屋さんを横目に一路あこがれの「ザ・ウインザーホテル洞爺」へ快適なドライブ

信号機がほとんどなく、更に渋滞もなくお天気は小雨上がりの虹端から端シッカリ見えました
さすが北の大地です
羊蹄山のふもと「細川たかし」のふるさとジャガイモで有名な「真狩村」は、収穫が終わった畑がなだらかな弧を描いていました

いよいよ今回の旅行のメインホテルが近づいてきます


LCCとサミットホテル その1

2012-09-16 20:40:12 | ここちのこと
久々のブログ更新です。。。

JR東日本「大人の休日パス」とLCC(格安航空会社)を使って、北海道 道南に三泊四日の旅をしてきました

東京での展示会の後、成田エクスプレスで空港第二ビルへ。
パスポートを持たずに成田に向かうのはなんだか変な気分。身分証明は運転免許書を提示しました。

今回の旅行は交通費を極力抑えて、宿泊をちょっとリッチに

2007年に開催された「洞爺湖サミット」の会場となった「ザ・ウインザーホテル洞爺」のレイクビューのお部屋を予約翌日は支笏湖 湖畔の一軒宿。「丸駒温泉旅館」と変化に富んだプランです

LCCに最大のメリットはとにかく運賃が安い
大人二人の往復運賃が普通航空運賃の大人一人片道分相当
座席のピッチが狭い。機内サービスや受託手荷物が有料など一般の航空会社とは異なる部分もありますが、安全性が確保されていれば、移動手段としては魅力的かもしれません。

初日は札幌駅前で宿泊。翌日朝、ホテルの方にガイドして頂き「北海道大学」のキャンパスへ
広大な公園のような敷地の中に建物が点在して、思わず日本にいることを疑ってしまいそうでした。
羊が放牧されていたり、池には睡蓮が咲き鴨が羽を休めて、あのポプラ並木も美しい緑の散歩道となっていました。

旧北海道庁まで足をのばし、その後レンタカーで小樽へ

どうしても行きたかったところがあるんです

続きはその2で