勝手気侭

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日本の風景

2007-04-07 23:37:46 | Weblog
小さい頃の風景って記憶の中にありますか?
我が家のある集落()には幹線道路が通っていたけど、当然鋪装なんかされてなく車が通ると凄い土ホコリが舞っていた、家並みには垣根があって、大概の垣根はフヨウの木だったから夏には白やピンクの花が咲いていた、朝の日課は打ち水、手押し式のポンプで汲み上げる井戸水美味しかったな~、、我が家には大きな桜の木があッて桜の花びらがじゅうたんのように敷かれてた、冬に成ると馬車が走っていた、スキーや竹スキーを履いて掴まッて遊んでいたよ、馬車の荷台にはこたつがあって恐いおッちゃんがキセルをくわえて座ッていたな、何所の家にも柿ノ木があッて秋には食べ放題、中でも木さわしの甘柿の木は取ると怒られるから大変だった、すももや桃の木もあったな、野道は遊びの道具箱、名前は分からないがスカナや牛の舌など食べる物も多かったし、草笛なんかも草によッて音色が違ったり、農作業の忙しい時は集落の共同作業になるから毎日ごちそうの博覧会ッて感じで、それを楽しみに手伝ッていたようなもの、近くに地下水が湧き出るため池があって夏頃から秋に掛け浮島ができる、島まで行くのが大変だが人が乗っても沈む事はなかった、池にはモロッコと言う魚やからす貝がいて、からす貝は問って生で食べていたよ、ジュンサイもあってよく根の中身を食べていた、そんなこんな、遠い昔の風景は今何所に行ったら体感出来るのだろう??田舎暮らし体験ツアーなんてもてはやされても所詮現風景、時間が違うんだからしょうがないね、うん!


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