最近、やまぶどうに関する記事が少ないんじゃないの?
すみません。そのとおりです。
春先の芽吹き〜開花〜受粉という一大イベントが終わると、畑では地味なお手入れが続きます。
そのひとつがこれ。巻蔓(まきづる)の切除作業です。
ヤマブドウは蔓植物。巻蔓で何かにつかまり、自分の本体の蔓を伸ばして行く。それで正常。
でも、栽培となると、ちょっと困ったことに。
自分にも絡みつくんです。
巻蔓は若くて緑色しているうちは柔らかいんですが、そのうち茶色くなると針金のように硬くなり、とても手の指なんかではどうにもならなくなります。
自分で自分を枯らしてしまうまではいきませんが、何しろ巻蔓が伸びるのに栄養が取られること、本体の蔓に巻き付くとそのまま締め付けるためその肥大成長を妨げ、果実(果房)の収穫時には邪魔になり、冬季に不要な枝を切り取る剪定作業の手間が何倍にも増えます。
不思議なことに、果房そのものに巻き付いているのは見たことが無いので、蔓には果実であること、そして巻きついちゃいけないことがわかるんでしょうね。
とにかく、この巻蔓。次から次へと伸びてきます。
週一で手入れに行くと、畑をひと回りして巻蔓を切ったり、本体の蔓を誘導したりするのに相当の時間がかかります。
しかしこの作業、全く “映えない“ し、何のハプニングもない。よって記事にしようがないんです。
そのうち、野生のヤマブドウ採りの話題なども織り交ぜようと思っておりますが、しばらくは雑談にもお付き合いいただければ幸いです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます