Fishing-gate 乃村弘栄の日記

 琵琶湖 ミックバスクラブ内 レンタルボート 「フィッシングゲート」乃村の日記です

南米 ガイアナ釣行2 その2

2019-12-06 10:10:04 | 海外釣行
私達のキャンプ地に朝がきた

釣行初日

いよいよピラルクーとのリベンジ戦が始まる

当初の予定では釣りが可能なのは5日間の予定だったが、思わぬ予定変更で釣りが7日間も出来る事になった

ガイアナには多彩なターゲットが生息しているが、今回の本命は〝ピラルクー〟

正直ピラルクーとの決着がつくまで他の魚種は二の次に考えていた

前夜のタックル準備もピラルクーのタックル以外は適当に済ませていた

それぐらい今回のピラルクーへの気持ちが強かった





朝飯前に中村さんが釣りをし始めた

軽い気持ちで「行きます?」と聞いたら「行きます!」と本当にガイアナに来ちゃった〝アングラーズ堅田店の中村さん〟

昔から死ぬまでに一度は南米で釣りがしたかったそうです

そう 人生は1度きり

やりたい事はやるべき

今回の釣行も来るまでに色んな大変な事があったと思う

それでも本当にガイアナに来ちゃった中村さん

思った事を実際に行動に移す勢いがある人間が私は大好きだ

そんな中村さんの南米初フィッシュは〝ピラニア〟となった




マリアが朝食を作ってくれた

私は普段朝食を食べない人間だが

以前の釣行でトランスセンデンスの片山さんに「食べ物は食べれる時に沢山食べておいた方が良いですよ!何があるかわかりませんしw」と言われてからこういった釣行の際には沢山食べるようにしている

確かに前回のガイアナ釣行ではあわや遭難しかけた事もある

日本の釣りとは違い携帯電話も繋がらない密林の奥地

日本と違い本気でやばいハプニングが本当に頻繁に訪れる海外釣行w

自分の身は自分で守れる最低限の事はしておいた方が賢明だと思う





朝食を食べ終えいよいよ出船である

相方は中村さん

この日のガイドは〝デニス〟






ピラルクーとのリベンジ戦にテンションMAXな私

「俺はピラルクーが釣りたい!ピラルクー!ピラルクー!」

と、デニスに伝えると

私にとって今回の釣行の最大のハプニングとなった衝撃の言葉が返ってきた

「は?ここにピラルクーいないよ!」


えーーーーーーーーーーー!!!!!!!!


ここピラルクーいないの!?


衝撃だった

衝撃すぎて体が凍った

やたら上流まで移動してきた今回のガイアナ釣行

ピラルクーは本流ではなく水があまり動かない三日月湖やラーゴなんかに生息しているそうだが、キャンプ地に向かってる最中に探していたものの確かにそれらしき場所はなかった

まさかの上流すぎた…

衝撃的事実の発覚に「色んな魚が釣りたいけど、1番の本命はピラルクーです!」って言ってた中村さんも「僕何しに来たんですかね~…」と意気消沈

アテンドしてくれた片山さんも相当焦っていたはずだ

「なんとかしますから!」と片山さんに言われながら各々別れ

ピラルクーとの挑戦も出来ない釣りがスタートした





先が全く読めないまま釣りがスタート

でも正直(今日何釣るのw)って気持ちでいっぱい

デニスに「ルアー投げろ!」と言われルアーを投げる



私の今回一発目は〝ピラニア〟

ルアーはこの釣行に合わせて急遽作ってきた(本当はFGスタッフが作ってくれたw)

通称〝Nペン〟

発売するかは分かりませんが、コンセプトははっきり決まっていて、私らしく色んなこだわりがあります♪





その後もピラニアを釣りますが

「ピラニアじゃ駄目だ!」と言わんばかりに全てリリース

「俺が捕まえてくる!」と突然川に入りだすデニス

頼もしい

頼もしいけど結局何も捕まえてこなかったデニスw





デニスが頼りないんで私が頑張って釣った〝ピーコックバス〟

先に書くが今回のガイアナ釣行はルアーでの釣りは結構厳しかった

前回のガイアナはピーコックならボコボコ釣れたが今回はピーコックが難しい

どうやらまだ水位が高く魚が散ってるようだ





無事にピーコックバスをお手に入れナマズ釣りのスタートです

てかナマズ釣りなんだねw

英語喋れないんでこの後の展開が全くわからないまま行程が進んでいきますw



ナマズ釣りも反応悪く なかなか釣れない…



ようやく釣り上げたのは名前がわからない髭が沢山あるナマズ






中村さんにもようやくHIT

今回の釣行はカメラも回してるんで後にFG TVで公開したら確認できますが

「アーモンドキャットフィッシュだ!」と、なぜか名前を間違えていた〝レオパードキャットフィッシュ〟

ちなみにこの〝レオパードキャットフィッシュ〟は大変美味しいらしくお持ち帰りしました

今回の釣行は全日程キャンプ(になったw)用意した食べ物にも限界があるので釣った魚を沢山食べました





ラストはルアーフィッシング



中村さんにピラニア

南米といったらピーコックバスなイメージだが

残念ながら中村さんはこの日ピーコックバスを釣る事が出来なかった

中村さんが悪いんじゃなくて今回は本当にピーコックバスが難しかった





初日の釣りが終了した

中村さんがどう思っていたかは分からないが正直私は複雑な気分だった

ルアーフィッシングは反応悪い ナマズ釣りも反応悪い

自然相手の釣りなんだから全て上手くいく訳はない

そんな事わかってたがなんとなくテンションが上がらない

いや、そういう事じゃない

そもそもピラルクーへの挑戦が出来ないって判明したからテンションが上がらないのだ

明日以降どんな展開が待っているか本当に分からない





落ちこんでいても仕方ないので夕食の後はジャングルに入ってみる事に

ただ、怖すぎて5分で終了w




その後ガイド達が漁に行くって言うからチャラ男と着いていってみた

船で陸地に上陸してヘッドライトだけで暗闇のジャングルの中を進んで行く冒険感は最高に楽しかった

楽しかったけど15分ぐらいで飽きたw

私よりも先に飽きたチャラ男は「帰ろうよ~もう帰ろうよ~」とダダこねていた

しばらくしてガイド達も飽きたのか船に戻る

(やっと帰れる)と、思ったらポイント移動だったw

次のポイントに到着したが私とチャラ男は船から降りなかったw





2箇所目のポイントでガイド達もついに飽きたのかキャンプ地に戻る事ができた

片山さんと中村さんは既に眠っていたがケンさんだけは起きていた

酒を飲みながら夜空を眺める

酔いが回ってきたのかチャラ男の撮影会が始まった



全裸にTシャツ1枚のチャラ男を強面のケンさんが上半身裸で写真を撮っていた

はたから見ればカオスな感じ

楽しい夜だ

楽しい夜のはずなのに頭の中は不安がいっぱいだった


どうなるの?ピラルクー




続く




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