クラスターの日々のつぶやき

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炎の星座

2011-10-01 13:01:35 | 日記
秋の夜空を彩る、古代エチオピア王家の神話からは、かなり逸れてしまいますが、
前回のアンドロメダ座のお話で、
アンドロメダ座の聖闘士・瞬の兄、鳳凰座(フェニックス)の一輝に触れましたので、
ついで・・・と言ってはなんですが(笑)、
今回は鳳凰座をテーマにお話しさせていただきたいと思います。


季節的には、鳳凰座も秋の星座に分類されますが、
鳳凰座は南天の星座なので、日本では星座全体を見ることはできません。
また、1603年に設定された新しい星座のため、星座の由来となる神話はありません。

鳳凰座の「鳳凰」は、宇治の平等院や金閣寺の屋根の飾り、
1万円札の絵柄などで知られる中国神話の東洋の伝説の鳥ですが、
星座のモチーフになっているのは、古代エジプトがルーツで、
古代ギリシアなど西洋で信じられていた不死鳥(フェニックス)のことです。
もっとも、この両者、よく混同されたり同一視されるようなので、
あまり厳密に区別しなければ、これはこれでOKなのかもしれません。
なにせ、鳳凰のことを「チャイニーズ・フェニックス」と呼ぶそうですからね。

さて、それでは毎度おなじみ、聖闘士星矢から、フェニックス一輝です。

最初彼は、女神アテナに見放された暗黒聖闘士という、
聖闘士のアウトロー(またはドロップアウト)集団を率いるボスとして登場します。
そういう集団のボスなわけですから、
当然敵キャラなわけですが、心の奥底には熱い正義の心が秘められている
・・・というのは、この手の作品のお約束かもしれません(笑)。

もうすでにお話ししたとおり、彼は前回ご紹介したアンドロメダ瞬の兄ですが、
原作では、一輝&瞬も含め、星矢・紫龍・氷河、
また彼ら以外の5人の日本人の青銅聖闘士たちも、
すべて同じ男性を父親とする兄弟という設定になっていて(一輝&瞬は母親も同じ)、
このことが一輝が暗黒聖闘士のボスになって一時的に道を踏み外す原因になります。

またフェニックスの聖衣は、炎に飛び込んで死んだ後、炎の中から蘇る
・・・という不死鳥伝説にのっとって、
すべての星座の中で唯一、自己修復機能を持つ聖衣です。


そのため・・・なのかは分かりませんが、
一輝もよくバックに炎を背負って登場します(笑)。


炎の中から蘇るフェニックス(火の鳥)と、
一輝の燃えるハートを表現しているのかもしれませんね。

キャラクターは、弟の瞬とは逆で、男くさくてニヒルでワイルド、
でも熱い心を内に秘めた車田作品の典型的な男性キャラです。

幼い頃は、泣き虫でいじめられることが多かった瞬をかばい、守り、
時には叱ったり諭したりもする、頼れるお兄ちゃんでした。

戦闘力は、青銅聖闘士ながら、黄金聖闘士に匹敵する(或いはそれ以上の)実力の持ち主。
気まぐれでツンデレな性格のため、簡単に仲間になったりはしませんが、
聖闘士になってからも、瞬がピンチになると、
ニヒルな顔をしてどこからともなく現れては、
ピンチを救ってくれる頼りになるお兄ちゃんです。

どこからともなく現れて、そして去っていくあたりも、
ちょっとフェニックス(というか火の鳥)っぽい兄さんです。

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