ドラ一族

シェットランドシープドッグ専門ブリーダーCLUBFIELDの仔犬の成長記録、出産情報とお犬様の世話係どら母の日記。

春の怪談3「妖怪カラカラ」

2009-03-24 13:07:24 | インポート

「ケケケ」「ケラケラ」呼び名はいろいろあるらしい。

小さな女の子の妖怪

明日死ぬ人の所へ現れる。

私は、「カラカラ」に遭遇してしまった。

深夜2時過ぎ、CDをヘッドホンで聞いていたら、

急に電源OFFになった。

バッテリーは、満タン状態なのに、?

ヘッドホンをはずすと、女の子の笑い声が聞こえる、

廊下を父の隣の部屋の前まで

笑いながら走って行ったり来たりしている。

そこへ、母が「一人で寝るのが怖いから来て」と、

私と兄を交代させ、病室と病室の間の休憩所へ

一緒に行こうと言う。

そこ、さっき女の子が行ったり来たりしてたぞ、

でも、言うとみんな怖がると思い黙っていた。

長椅子に向かい合わせに寝る事になった。

すぐ母のイビキ、すると、私の足元でガサガサ音がはじまった。

私の椅子の下に何かあるらしく、何か探している様子、

「お母さん、幽霊出てるんですけど~」と、

母を起こしても無反応、すると私達の寝ている隣の部屋へ

看護士さんが駆け込んできて、「○○さん、○○さーん」と

大声で呼び始め「先生、来てください」とインターホンに叫んだ。

女の子が行ったり来たりしていた部屋の方が亡くなった。

その後、母に「起きてよ、隣で亡くなったの」と起こしても、

全く起きなかった。

母は眠らされていたのかもしれません。

そして、次の日は、父が逝きました。


春の怪談2「夜中のタクシー」

2009-03-24 11:22:55 | ペット

父の付き添い2日目、

敷地内禁煙という病院なので、

お向かいのコインランドリーへ行っていた。

病院の深夜出入り口へ戻りかかった時、

タクシーが私とすれちがった、

私の20メートルほど先に止まりドアを開けた、

運転手さんが後ろの人とお金の受け渡しを

しているような動き

「どうも~」と、運転手さんの声、

そして、ドアが閉まりタクシーは去っていった。

何かおかしいな?と私は思った、

先ほどタクシーが止まった場所を見て考えた。

「どうも~」って、誰か降りたってことよね、

誰もいないじゃないかー私は、

猛ダッシュで病室へ逃げ帰った

エレベーターの中の鏡が気になってしかたなかったよ。

病室に戻ると、

「あー良かった、俺一人で怖くてさ~」と兄、

「そこに、着物着た女の人いるけど誰?」と、

父がつぶやいたそうで、

私の横を指差しながら震える兄、

私は、自分の隣を見つめたまま硬直したわ。