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ペット不可のアパートで暮らしていた頃の話
17年前、1頭の白い子犬が我家の前に倒れていた
数日食事を与え部屋の中で寝かしていたら
元気になったが、全く吠えない
シロと名付け、家族と一緒に食卓を囲んで過していた
シロは、3歳の次男をいつも抱きしめるように
次男の頭を懐に抱え込んで寝ていた
2年過ぎた頃、隣の部屋に大家さんの娘さんが
越してきて、隠れ犬飼いがバレた、
「犬連れて出て行くか、犬処分するか」
と大家さんに言われ、家を買うまで夫の実家に
預けた シロに会うために盆正月帰省した
別れ際必ず子供たちがシロに言った言葉
「お家買ったら、迎に来るから待っててシロ」
預けて3年目、もうすぐ迎に行けると思った矢先
シロは、舅と十和田の山へキノコ狩に行き
舅たちからはぐれ、帰って来なかったそうです
もうすぐ皆でまた一緒に暮らせたのに
「シロ~ シロ~」と大声で呼ぶ子供達に
夫が泣きながら「シロは、居ないんだよ」と言った
子供達は、山へ捜しに行くと泣くばかり
きっと、どこかで幸せになっているよ、と言っても
子供達は、遠くの山に向かって
「シロ迎えに来たぞー」「シロ帰ってこーい」と叫び続けた
シロがいなくなった年も、今年のように雪深い
とても寒い冬でした
*上記の悲しい経験から、ペット不可の物件に
お住まいの方へは、子犬をお渡していません
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シロの写真、群れの一員としてドラに温めてもらった