『一緒にいたかった』
君とは大学のゼミで知り合った。私はいつまでも、傍にいる決心を固めた。私は別れても仕方ないかなと思っていたけど、彼氏は愛情を固めてくれた。
「一緒にいよう」
大学卒業前にプロポーズをしてくれた。私は嬉しくて泣きそうになるのを嫌った。
でも、ずっと待っていた言葉だった。彼氏は仕事をして、私も働いた。会社は同じにしたかったけど、仕方ないから近くの私の方が給料のいい会社に勤める事になった。
私は、いずれは子供をもうける運命だけど、気付いていた。でも、今は必死に稼ぐ時。私たちはメールで帰る時間を調整して、一緒に小型車に乗って帰っていく。
そして、私は、料理の支度をしている間に、先にシャワーを浴びてもらった。
私は、料理は出来ない事もないのだが、後片付けが面倒で、二人とも適当に飯を食べている。
そして、私はきっとずっとこのまま生きていけると思うと、嬉しくてしょうがなかった。私は別にロマンチストではない。でも、これは最高の出逢いと生活だと思っている。
仕事はさすがに目から意図しなかった涙が出る。でも、いずれはキャリアになり、もっと高い給料の会社を探すかもしれない。
もし、一人きりになった場合の話であるが。
私は運転免許書がない。だから、貸しマンションでいる場所からずっと距離が近づく場所へ引っ越すつもりだ。
でも、一緒にいる時にはこれが愛情だ。何て思った。今までの彼氏たちと違った感覚の感情だ。それだから、単なる恋人にしたくなかった。結婚したかった。どうしても。
大学で出逢ってから、少し燃える心は多少落ちても、その代わり温かいものがそれ以上に上回る。
お互い結婚指輪を大切にしている。私はとても、満足する。指輪じゃない。一緒にいる証拠として形を現してくる。
私は夫とデートらしきした事はあまりしない。一緒にいる事がデートだ。私は旅行には行ける身分ではないが、でも、夫は意外と興味があるようだ。
「別にいいけど。金が勿体無い」
と無粋な事を言っている。私はそんな所も好きになれた。最初は嫌だったけど。
26才の誕生日を迎えた。私たちは夜のデートを楽しんだ。でも、私は一緒にいる事になんの疑問もなく過ごしていた。
いつまでも君といれる。私はずっとこんな環境で生活を送りたかった。私はきっと、分かっている。離れ離れになれば、きっと、お互いの幸せのために再婚する事を。
私は彼氏ぐらいでもいいけど、夫は生活できない。でも彼女ができれば、彼女が役に立ち、やがて私の事を想い出として過去のものになってしまう。
正直、そうなったら、私が侘しくなるのは、きっと理解していた。夫と別れる時が来るとすれば、私はずっと働きながら尽くすのを止めるだろう。
恋愛はしょうがない。摩訶不思議なもので、理性ではコントロールができないからだ。
私はたった一人でも今の夫を愛する。例え別れたとしても。彼氏では埋められない気持ちだから。
私は27才の秋。手紙を書いている。私がもし先に死んだら、夫に呼んでほしいと思うので。そして、私の純粋だった気持ちから大人びた気持ちまで、全て書き込んで。
手書きではっきりとした字で書いている。だから、届くだろう。私の気持ちを一生。
「死んだらあの世で待っているよ」これが手紙の締めの括りであった。
私は死んでも怖くない。死んだら、きっとどこかで愛し合えるはずだから。死の世界で。二人は極楽浄土や地獄なのかは分からないが、きっとどっちかで逢える。
きっとそんな予感をした。
隣には、夫が寝ている。私の気持ちを見透かされないように、私も目を閉じた。また開く事を夢見て。
君とは大学のゼミで知り合った。私はいつまでも、傍にいる決心を固めた。私は別れても仕方ないかなと思っていたけど、彼氏は愛情を固めてくれた。
「一緒にいよう」
大学卒業前にプロポーズをしてくれた。私は嬉しくて泣きそうになるのを嫌った。
でも、ずっと待っていた言葉だった。彼氏は仕事をして、私も働いた。会社は同じにしたかったけど、仕方ないから近くの私の方が給料のいい会社に勤める事になった。
私は、いずれは子供をもうける運命だけど、気付いていた。でも、今は必死に稼ぐ時。私たちはメールで帰る時間を調整して、一緒に小型車に乗って帰っていく。
そして、私は、料理の支度をしている間に、先にシャワーを浴びてもらった。
私は、料理は出来ない事もないのだが、後片付けが面倒で、二人とも適当に飯を食べている。
そして、私はきっとずっとこのまま生きていけると思うと、嬉しくてしょうがなかった。私は別にロマンチストではない。でも、これは最高の出逢いと生活だと思っている。
仕事はさすがに目から意図しなかった涙が出る。でも、いずれはキャリアになり、もっと高い給料の会社を探すかもしれない。
もし、一人きりになった場合の話であるが。
私は運転免許書がない。だから、貸しマンションでいる場所からずっと距離が近づく場所へ引っ越すつもりだ。
でも、一緒にいる時にはこれが愛情だ。何て思った。今までの彼氏たちと違った感覚の感情だ。それだから、単なる恋人にしたくなかった。結婚したかった。どうしても。
大学で出逢ってから、少し燃える心は多少落ちても、その代わり温かいものがそれ以上に上回る。
お互い結婚指輪を大切にしている。私はとても、満足する。指輪じゃない。一緒にいる証拠として形を現してくる。
私は夫とデートらしきした事はあまりしない。一緒にいる事がデートだ。私は旅行には行ける身分ではないが、でも、夫は意外と興味があるようだ。
「別にいいけど。金が勿体無い」
と無粋な事を言っている。私はそんな所も好きになれた。最初は嫌だったけど。
26才の誕生日を迎えた。私たちは夜のデートを楽しんだ。でも、私は一緒にいる事になんの疑問もなく過ごしていた。
いつまでも君といれる。私はずっとこんな環境で生活を送りたかった。私はきっと、分かっている。離れ離れになれば、きっと、お互いの幸せのために再婚する事を。
私は彼氏ぐらいでもいいけど、夫は生活できない。でも彼女ができれば、彼女が役に立ち、やがて私の事を想い出として過去のものになってしまう。
正直、そうなったら、私が侘しくなるのは、きっと理解していた。夫と別れる時が来るとすれば、私はずっと働きながら尽くすのを止めるだろう。
恋愛はしょうがない。摩訶不思議なもので、理性ではコントロールができないからだ。
私はたった一人でも今の夫を愛する。例え別れたとしても。彼氏では埋められない気持ちだから。
私は27才の秋。手紙を書いている。私がもし先に死んだら、夫に呼んでほしいと思うので。そして、私の純粋だった気持ちから大人びた気持ちまで、全て書き込んで。
手書きではっきりとした字で書いている。だから、届くだろう。私の気持ちを一生。
「死んだらあの世で待っているよ」これが手紙の締めの括りであった。
私は死んでも怖くない。死んだら、きっとどこかで愛し合えるはずだから。死の世界で。二人は極楽浄土や地獄なのかは分からないが、きっとどっちかで逢える。
きっとそんな予感をした。
隣には、夫が寝ている。私の気持ちを見透かされないように、私も目を閉じた。また開く事を夢見て。