♪Le chat des bois♪

人生の苦しみから避難する方法がふたつある。
それは音楽と猫である。
(アルベルト・シュヴァイツァー)

アンサンブル・ペガサス・トウキョウ 北欧演奏旅行⑤

2005-10-11 | Musique classique
このツアーのメイン・コンサート、ヨーテボリ音大での演奏会のプログラムは以下の通り。

G.ガブリエーリ:第7旋法による8声のカンツォーナ(1597)
J.ローゼンミュラー/山本訓久:室内ソナタ第2番 ニ長調(1667)
武満徹:《シグナルズ・フロム・ヘヴン》 -2つのアンティフォナル・ファンファーレ- (1987) 
①デイ・シグナル ②ナイト・シグナル
J.シベリウス:金管のための2つの小品 ①《前奏曲》(1891) ②《ティエラ》(1899)  
J.ブラームス/山本訓久:2つのコラール前奏曲 op.122(1897)
《おお、私はこの世から忘れられ》 《一輪のバラは咲きて》
A.ブルックナー/山本訓久:モテット《ロークス・イステ》(1869)                 

-休憩-
J.シュトラウス(父)/山本訓久:《シュペール・ギャロップ》 op.42(1831)
J.シュトラウス(父)/山本訓久:《愛すべきアンネン・ポルカ》 op.137(1842)
J.シュトラウス/山本訓久:ワルツ《美しく青きドナウ》 op.314(1867)           
G.マーラー/山本訓久:《アダージェット》(1904)
山本訓久:《マーラー風ドイツ民謡スペシャル 》(1998)
アンコール ①シュトラウス兄弟/山本訓久:ピツィカート・ポルカ
        ②日本民謡/山本訓久:中国地方の子守唄
        ③J.シュトラウス(父):ラデツキー行進曲

結構な曲数です。私にとっては、ブラームス・ブルックナー・マーラー・青ダニ("美しく青きドナウ"の事)が大変だった・・。「どソロ」では無いものの、ソロっぽい部分が多かったし、途中でバテないかと内心心配でした。案の定、マーラーのメロディーを吹いていた時、「練習でもこんなに音を外した事は無いわ!」というくらい、思いっきり数個の音を外しまして、もう気分はかなりブルー。バテていた訳でも、緊張していた訳でも無く、ただただ自分の練習不足!言い訳無用!そんな中でも、このツアーではどの本番もとても楽しく演奏が出来たので、それが来て下さったお客様に伝わっていたら良いなぁ・・と思います。本番終了後はお客様の殆どがスタンディング・オヴェーションで、とても暖かい拍手を頂戴し、感激しました~。オスロでもそうだったけど、こちらの方々ってごく自然に立ち上がって拍手して下さるんですよね。躊躇していない。日本では、ちょっと迷っちゃいますよね~、何か恥ずかしい感じがして・・。でも、演奏する側から言えば、スタンディング・オヴェーションって本当に嬉しいものですこれからは私も照れないで出来たら良いんだけど・・、難しいかしら?!
この日の晩からは、また新しいお宅へホームステイ!今度はBさんという60歳のおば様のお宅!そして明日はツアー唯一のオフ日!この続きは明日!

全然関係の無い話題で恐縮ですが、ラトル&BPhの組み合わせでDG初登場のCDが来年出ます!ツィマーマンとのブラームス:ピアノ協奏曲第1番(こちら)です!!DGやRCA好きの私としては嬉しい!!パユ様出てるかなぁ・・・?

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。