今日の1A

日々の出来事、連絡を投稿していきます。時間のあるときのUPになりますが、関係者のご意見をお待ちしています。by kuji

考査3日目

2006-09-27 05:58:48 | 出来事
今日は考査3日目です。ようやく後半になりましたが、気を抜かずに頑張っていると思います。自分の弱さに負けずに頑張ってください。

ところで、少し近況報告!
週末から兵庫に国体に行ってきます。30日に出発し帰りは3日(本当は29日から5日までなのですが、仕事の関係で短縮です)で、4日から学校に行きます。
各教科担任からの成績提出締め切りが4日なので、行く前にある程度成績を完成させていかなければなりません。また、5日には指導主事という私たちを指導する先生が学校訪問するため、その資料も作って行かなければなりません。

ということで、現在みんなが勉強しているくらい、寝ずに仕事しています。みんなも頑張っていると思いますので、私も頑張ります。

期末考査1日目

2006-09-26 06:29:19 | 出来事
いよいよ期末考査が始まりましたが、どうでしたか?
数学は思ったより簡単だったんではないでしょうか。学級日誌には保健が難しかったと書いてありました。まだ9科目残っていますので、途中であきらめず最後までがんばってください。

ところで、情報のレポートの採点をようやく終わりましたが、なんとまだ提出していない人が数人いました。これから完成させるのは他教科の勉強の足を引っ張りますので無理だと思いますが、Kさんのようにやっているのに提出していない人は、大至急提出してください。

教官が無言で配った1枚の紙

2006-09-21 19:37:12 | 出来事
明日は、B週月曜授業です。
間違えないように!

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こんばんは。熊本に住むケンといいます。
今日は僕の知っている名言をひとつ紹介させてください。

僕が現在就いている仕事の、
初任教育期間中の最初のオリエンテーションの時、
教官が何も言わず、
新任の僕らに1枚ずつ紙を配りました。

そこにはこう書かれていたのです。
忘れられない言葉になりました。



一生懸命だと、知恵が出る。


中途半端だと、愚痴が出る。



いい加減だと、言い訳が出る。





それを見た僕は心にずぅーんときました。

今までの自分を振り返り、
言い訳をしていた自分、
愚痴ってた自分を思い出すと、確かに
当たっています。



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というわけで……3秒セラピー♪

もう、
一生懸命やるしかねえ!

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どう感じますか?

誉められました

2006-09-20 17:59:52 | 出来事
今日の放課後、30分ほど数学の質問に答えて戻ってきましたが、17時過ぎに教室の前を通った先生から、誉められました。

何故?と思ったら、他のクラスは勉強している人の中に、遊んでいる人がいるが、Aはみんな静かに勉強をしていたとのことでした。本当でしょうか?

もっと早くにそうなってくれればうれしいのですが、ならないよりは、なった方が良いわけで、このまま頑張ってほしいと思います。

明日も、質問に答えたいと思います。しっかりと勉強をし、何がわからないのかを絞ってほしいと思います。

平常授業最終週

2006-09-19 20:38:38 | 出来事
期末考査まで残り6日となりました。
そろそろ本気でテスト勉強をしている人も多いと思います。

高校生活の1/6がもうすぐ終わるということです。
卒業時に、だれでも「あの時ああしていれば」という後悔があると思いますが、少しでも後悔を少なくするような勉強をしてほしいと思います。

基本的に今週は早く帰って、自分と戦い勉強をしてほしいと思いますが、自分でどうにもならないことは、放課後勉強をしていってもいいと思います。

わからないことは、友達に積極的に聞きましょう!

テストまで後10日&レッスン10(歴史)かなり長いです

2006-09-15 18:38:47 | 出来事
もう10日で期末考査です。だいぶ提出物がたまっている人がいるようですが、それを完成させることもテスト勉強になります。更に、提出点にも加算されますので、必ず完成させてください。

朝夕だいぶ寒くなってきましたが、来週火曜日から冬服への移行期間になります。
学校では夏服で授業を受けるわけですから、しっかりとした夏服も着用してください。詳細は、今日配布したプリントを見てください。


これから先は、かなり長いので時間のあるときに見てもらえればと思います。

■レッスン10 子供を歴史好きにする、最強楽勉グッズ

 私は、6年生を担任するとき、密かに楽しみにしていたことがあります。それは、「誰が歴史の勉強でブレイクするか」ということです。
 6年生になって初めて勉強する歴史で、一躍ブレイクする子がときどきいるのです。5年生までは特に勉強面で取り立てて活躍することのなかった子でも、6年生の歴史が始まった途端に大活躍し始めるということがあるのです。
 6年生の4月の初めの段階では、歴史の知識がほとんどゼロに近いという子が大多数です。試しに「歴史上の人物で知っている人を書きなさい」などというアンケートをとったとしたら、結果は悲惨なことになります。
 福沢諭吉や聖徳太子などのように、お札になった人を1人か2人書ければいい方です。私がとったアンケートでは、「マンモス」とか「原始人」などという答えもありました。
 記憶に残る傑作としては、「ひめこ」「とよとみひできち」「ふくざわろんきち」などがありました。でも、少しでも書けるだけましな方です。ときにはお世辞のつもりか、私の名前を書いて出した子もいました。
 ところが、中にはびっくりするくらいたくさん書ける子がいます。大喜びで、知っている名前をどんどん書いていきます。ほとんどの子の鉛筆が止まっている中で、その子は大得意です。こういう子がクラスに必ず1人はいます。多いときには、3、4人いることもあります。
 書き終わったところで、たくさん書けた子に発表させます。「藤原道長、源頼朝、北条時宗、足利尊氏……」などと読んでいくうちに「○○君、すご~い!」という声が上がります。どれもこれも初めて聞く名前ばかりなので、思わず感嘆の声が出るのです。
 ここは、彼らに大活躍させたいところなので、私としても大いに盛り上げてやります。「○○君は、歴史の天才だ。今までこんなに知っている子は受け持ったことがないよ」などと言ってやります。 それから、その子の歴史の授業での大活躍が始まるのです。
では、こういう子はどこからそれほどの知識を得たのでしょうか? それは、ズバリ歴史漫画からです。1人の例外もなく、全員がそうです。
 彼らの多くは、だいたい4年生くらいから歴史漫画を読み始めています。
 歴史漫画というのは学習用漫画の一種で、その名の通り、漫画で歴史を描いたものです。ほとんどの場合、1冊が900円以下程度で、約15冊から20冊のシリーズになっています。
 これは、漫画を楽しみながら、いつの間にか歴史の知識が身につくという、大変な優れものです。子どもを歴史好きにするための最強の楽勉グッズであり、これ以上のものはありません。
 では、歴史漫画は、なぜ、それほど優れているのでしょうか。
そうです。歴史漫画は、子供を歴史好きにする史上最強の楽勉グッズなのです。私が子どもの頃には、このような素晴らしい物はありませんでした。もっと早くからあれば良かったのに、と心から思います。
 では、歴史漫画はなぜそれほど優れているのでしょうか。
 まず、漫画なので読みやすくて分かりやすい、ということがあげられます。文字ばかりの本は苦手という子でも、楽に読めます。しかも、ストーリー展開が工夫されていて面白いので、どんどん読めるのです。1つのストーリーを楽しんでいるうちに、自然と歴史の知識が身についていくのです。
 また、記憶に残りやすいという利点もあります。漫画だと、絵があるため情報をイメージとして記憶できるし、ストーリー仕立てなので、歴史の個々の出来事を関連づけて記憶できるのです。
 これらの長所は、歴史の教科書と比べることで、より一層はっきりします。例えば、歴史の教科書でしたら、次のような文章が載っています。
「源頼朝の弟の義経は、京都に攻め上って、最後は壇ノ浦で平氏を破りました」
 義経についての説明は、だいたいこのような1文で終わりです。でも、歴史漫画ならそんなことはありません。義経が子どものころ鞍馬で苦労して成長するところ、兄の頼朝と初めて会って涙を流すところ、合戦で大活躍するところ、頼朝に疎まれ悲しむところ……などなどが、とても詳しく描かれています。
つまり、歴史漫画は、泣いたり笑ったり怒ったりする人間たちの姿を通じて歴史を描いており、そのおかげで歴史を生き生きした人間の物語として読ませてくれるのです。と、私がいろいろ説明するよりも、実物を見てもらうのが一番です。まだ読んだことがない人は、ぜひ、一度自分でも読んでみるといいと思います。私も、今まで、かなりたくさん読んできました。しかも、すべて大人になってから読んだのです。私自身も、この歴史漫画から、かなりの知識を得ることができました。大人が読んでも、とても勉強になります。大学受験の勉強にも十分使えるほどです。内容もよく吟味されていて、いい加減なことは出てきません。
 それというのも、学習漫画のほとんどすべてが、きちんと監修されているからです。監修者は皆その分野の一流の研究者たちです。また、時代考証にもかなり時間をかけられているようです。例えば、南北朝時代と戦国時代では、合戦のときに武士が身につける鎧などの持ち物が当然いろいろと異なります。同様に、平安時代と室町時代では農作業の様子も違いますし、農民が着ている服も違います。そういったことが、きちんと反映されているのです。ですから私は、歴史漫画を授業の資料としてもよく使いました。
 つまり、歴史漫画の内容は、大人が読んでも十分耐えうる、専門性の高いものなのです。しかも、面白くて読みやすく工夫されています。歴史は人間の物語の積み重ねですから、もともと漫画表現に適しているのでしょう。このようなわけで、歴史漫画は、教科書が逆立ちしてもかなわない歴史の最強楽勉グッズになるわけです。
 でも、歴史漫画のすごさはこれだけではありません。歴史漫画を読んでいくと、さらにいいことが次々に起こります。
読みやすくてわかりやすく、しかも記憶に残りやすい歴史漫画は、歴史上の人物の生き生きとしたドラマを楽しんでいるうちに、自然と歴史の知識を身につけられます。しかも、一流の研究者が監修しているので、その知識は深く、専門性の高いものです。当時の街や暮らしの様子、服装なども丁寧に描きこまれています。「○○年に△△が××しました」というような、教科書の無味乾燥な文章とは大違いです。
 私が受け持った歴史好きな子どもたちは、みんな歴史漫画をたくさん読んでいる子たちでした。中には、1つのシリーズでは物足りなくて、2~3シリーズ読んだ子もいます。そういう子は、全部で50冊くらいを、繰り返し繰り返し読んでいます。
 このくらいになると、歴史の知識に関しては、既に大学生レベルといってもいいくらいです。私よりはるかに上の子もいました。それで、私は、「負けてられない!」という気持ちから自分でも歴史漫画を読み始めたのです。
 さて、こうやって歴史漫画を読んでいると、さらにいいことが起こります。というのは、「その時代についてもっと知りたくなる」ということです。まず、歴史漫画の最後についている詳しい解説文も読むようになります。
 これがまた、とてもいい勉強になるのです。内容的には、かなり専門的になるため、難しい用語も漢字でどんどん出てきます。つまり、このページははっきり言えば大人用です。ところが素晴らしいことに、この解説にも全部の漢字に読み仮名がついています。ですから、子供でも興味がありさえすれば、自分でどんどん読めるのです。繰り返し歴史漫画を読んでいる子は、すでにその時代についてはかなり詳しくなっているので、さらに一歩踏み込んだ専門的な解説も、興味を持って読めるのです。
 ここまで書いてきて、大切なことを1つ忘れていたことに気がつきました。それは、歴史漫画を読んでいると、漢字も覚えられるということです。
 漫画の中の台詞には、専門用語が漢字でたくさん使われていて、そのすべてに読み仮名がついています。例えば、「空海様、儒教・道教・仏教の修行の違いは何ですか?」などと出てきて、そのすべてに読み仮名がついているのです。そのため、自然に漢字とその読み方を覚えるようになります。こうして歴史漫画で漢字の専門用語を読めるようになっておくと、教科書を読むときに大いに役立ちます。
 このような理由で、私は、歴史漫画を子どもたちに読ませることを強くお薦めします。4年生くらいから読み始めるといいと思いますが、もちろん、6年生になってからでも大丈夫です。いいことを始めるのに、遅すぎるということはありませんから。
 家庭に少なくとも1シリーズくらいは揃えてほしいと思います。全部買っても、せいぜい1万8千円くらいです。これで歴史が好きになるなら安いものです。学校の勉強にも役立ちますし、一生にわたって歴史の勉強を楽しむ素地を作ることもできるのです。そう考えれば、安くて賢い買い物だと思います。

自転車、野球、レッスン9

2006-09-14 19:29:37 | 出来事
SHRで話しましたが、昨日自転車の2人組が信号無視をしたそうです。
その行為を注意されたことに対して、にらみ返してそのまま通行したそうです。
考えられません!

野球の全県大会の組合せが決まりました。なかなか良い組合せだと思います。
決勝までいける!?A組の2人のがんばりにかかっていると言われました。
頑張ってください。


■レッスン9 観測と実験で子どもを理科好きにする 3

理科の勉強で、子どもたちが1日の気温変化の観測に取り組む様子を見ながら、私は次のように考えました。何らかの器具を使って自然現象を観測し、それを表やグラフにして、そこから何かを発見することは、人間にとって純粋な喜びなのだと。これこそが科学することなのだと。そしてもっともっとこのような観測をさせてやったら、子供はもっともっと理科が好きになるだろうな、と。
 そこで、ぜひ家庭でもこのような観測をしてみることをお薦めします。例えば、次のようなものです。
1.学校でやったのと同じ観測を、休日などに親子でやってみる
 学校でやったのと同じ観測を家でやっても、子どもがのってくるはずないと思うかもしれません。でも実は、そうでもないのです。学校とは条件がいろいろ違うので、子どもたちは新鮮な気持ちで、結構楽しんで取り組めるのです。学校での観測とは違う発見をすれば喜びますし、同じような結果が出ても、それはそれでまた嬉しいのです。
 学校でやる前にやっておくというのもいいでしょう。そうすれば、学校での観測作業で大活躍できること請け合いです。その際には、親があらかじめ子どもの教科書に目を通しておくといいと思います。そうすれば、観測するときのポイントなどがわかります。それを子どもに教えながらやれば、親として面目躍如たる役目を果たせます。
 教科書には、大体次のようなことがポイントとして書かれています。
• 気温は、風通しのよい日陰で測る。または、自分の体などで日陰を作って測っても良い。とにかく、温度計に直射日光を当てないこと。
• 温度計が地面から1.2~1.5mの高さになるようにして測る。
• 見える空全体の広さを10として、雲が空を覆っている範囲が0~8なら晴れ。9~10なら曇りと言う。
 この3つは、お天気観測の基本的なポイントです。これを親が子どもにわかりやすく説明してやれば、親を見る目が少し変わるかもしれません。
2.観測をするときに、太陽の高度と地面の温度も観測してグラフ化してみる
 この観測は、教科書では発展的な学習という扱いになっているものです。ですから、学校では実際に観測しないで教科書を読むだけにとどめるところも多いと思います。というのも、これは、ただの気温の観測よりもはるかに手間がかかるからです。そこで、この観測を親子でやってみることをお薦めします。実際に観測しながら、親がうまく導いてやれば、次のようなことを子ども自身で発見することもできます。そうすれば、ますます理科への興味が高まるはずです。
• 太陽の高度が一番高い12時に、地面の温度も一番高くなる。
• 気温はそれより2時間遅れて一番高くなる。それは地面が温まることで、より空気も温かくなるからである。
3.毎日決まった時刻に気温を測り、1年間続ける
 たとえば、毎朝7時と決めてやるのです。これにかかる時間は毎日1分です。
 これを365日続ければ、1年間の気温変化の仕方を自分で実際に観測し、体感するという、得難い経験をすることができます。毎朝が無理なら、毎週日曜日の朝7時ということでも十分です。このような身近な自然現象の観測を、ぜひ親子でやってみてください。
 みなさんにはぜひ親力を発揮して、子どもに豊かな経験をさせてやってほしいと思います。観測と実験をたくさんやっている子は、間違いなく理科が好きになりますから。

ツキっぱなしの人

2006-09-12 14:09:34 | 出来事
38億年間もツキっぱなしでーす♪


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
遺伝子工学で世界をリードする研究者で、
いま、日本人で最もノーベル賞に近いといわれる
村上和雄さん。


村上さんによると、
天才といわれてる人と、
普通のおじちゃんとの遺伝子を比べみても
99.9%は同じなんだそうです。


つまり、アインシュタインと
あなたの父ちゃんは
遺伝子的には、まったくの互角
といえるわけです。



「誰もが自分の花を咲かせる可能性があるということです」
        by村上和雄



そして村上さんはこう語っています。

「僕たちの遺伝子は38億年前にすでに存在していました。
 それが連綿と進化してきて現在の僕たちがいるわけです。
 その間のどこかでその遺伝子が途切れたら、
 もう僕の存在はない。

 ということは38億年間、
 人間の遺伝子は勝ちっぱなしなんです。
 まさに生物界のエリート中のエリート。
 お金が儲かるとか、東大に入るとか、
 それはそれでいいのかもしれませんが

 人間として生まれるすごさに比べたら大したことではないんです」


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というわけで……3秒セラピー♪

つらい、悲しい、へこんでる?

大丈夫だ!

あなたの遺伝子は38億年間、
勝ちっぱなしなんだから。
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38億年間もツキっぱなしの遺伝子をもつ人、
それがあなただ。
でも、どうなるもあなた次第です。

確認テスト & レッスン8

2006-09-12 14:00:57 | 出来事
今日の確認テストはどうでしたか?
授業でも話しましたが、「確認テスト=いじめ」的な考え方の人がいるようですが、違います。確認テスト無しに期末テストに望んだら、どういう結果になるか想像できますよね。出来ればどの教科も1回で合格してもらいたいのですが、再テストで合格するように必死で勉強してもらえれば、それで自分の力になるわけですからOKです。


■レッスン8 観測と実験で子どもを理科好きにする 2

5年生の理科で出てくる「天気の変化」という勉強では、「天気の違いによって、一日の気温の変化の仕方に違いがある」ということを、子供たち一人一人が実際に気温を測って確かめます。「晴れ」「曇り」「雨」のそれぞれの天気の日に、午前9時くらいから午後4時くらいまで、1時間毎に校舎の外に出て気温を測るのです。
 けれども授業でこれをやろうとすると、毎時間、授業やその他の作業が中断されてしまいます。また計画的に都合よく「晴れ」「曇り」「雨」の3パターンの天気になってくれるわけでもありません。だから、教師の側からすると非常に大変な勉強だ、と前回お話ししました。
 でも、子どもたちは喜んでこの勉強に取り組みます。一人一人が温度計を持って自分で気温を測り、表に記録し、グラフ化していくという一連の作業が、新鮮で楽しいようです。ある子など、「科学者になったみたい」と言ったほどです。
 そうです。これは本当に科学者がやる観測と同じなのです。
 実際には、教科書にそれぞれの天気毎の気温変化のグラフが既に載っています。でも、子どもたちは、自分自身で観測して作ったグラフが教科書と同じようにできあがってくることを、とても喜ぶのです。そして、晴れの日と曇りや雨の日のグラフを見て気がついたことを、興奮しながら発表してくれます。
 私は、子どもたちのそのような姿をたびたび見て思いました。何らかの器具を使って自然現象を観測し、それを数字で表し、表やグラフにし、そこから何かを発見することは、人間にとって純粋な喜びなのだと。これが、科学するということなのだと。子どもたちにもっともっとこのような観測をたくさんやらせてやったら、理科がもっともっと好きになるだろうな、と。
 そこで私は、家庭でもこのような気温変化の観測をしてみることをお薦めします。子どもは観測や実験が大好きなのですから、親がうまくリードしてやれば必ずのってきます。親子で触れ合う機会を作れるという面でも、とてもいいと思います。
 現状では、学校の授業時間数は限られていますから、子どもたちが理科の観測や実験を経験できる機会はどうしても少なくなりがちです。十分な経験がないところに、教科書に載っている既成の観測記録やグラフだけを見せられて、「何か気づいたことを言いなさい」などとやられると、子どもはかなりの割合で理科が嫌いになってしまいます。
 皆さんには、ぜひ、親力を発揮して、子どもに豊かな経験をさせてやってほしいと思います。観測と実験をたくさんやっている子は、間違いなく理科が好きになります。その結果、自然に理科の勉強をできるようにもなるわけです。
 では、家庭ではどのような観測と実験ができるでしょうか?
 次回はそのヒントをお話しします。

考査範囲 & レッスン7

2006-09-11 18:55:09 | 出来事
今週は校門指導が行われています。基本的に1年生は朝が早いので、遅刻で怒られることはないと思いますが、整容面で指導されることの無いように、いつもより長めに鏡の前でチェックしてください。

今日配布になった、学年通信に考査時間割と範囲が載ってます。机の前にしっかりと貼って、テスト勉強をしてください。残り14日です。


■レッスン7 観測と実験で子どもを理科好きにする1

突然ですが、みなさんに問題を出させていただきます。
「晴れの日と、曇りや雨の日では、一日の気温変化の様子はどのように違いますか?」
 実はこれ、5年生理科の「天気の変化」というところで勉強することです。
 この勉強では、先ほどの問題への答えを出すために、一日の気温変化を子どもたち自身が観測します。午前9時くらいから午後4時くらいまで、一時間毎に校舎の外に出て気温を測るのです。それと同時に、そのときの天気も記録します。
 そして、それらをグラフ化して、「晴れの日」「曇りの日」「雨の日」の3パターンで、気温の変化の仕方がどのように違うかを比べるのです。
 ところで、みなさんは先程の問題に、はっきり答えられましたか? そうです、晴れの日は午後1時から2時くらいにかけて一番気温が高くなりますね。でも、曇りや雨の日はほとんどずっと同じくらいの気温です。
 これは、大人にとっては常識ですが、子どもたちにとっては必ずしもそうではありません。何となく、薄々と感じてはいるのですが、はっきり知識としては知りません。このことを自分自身の観測を通してわからせるのが、この勉強での一番のポイントです。
 ところで、授業をする教師の側からすると、これが実はなかなか大変な勉強なのです。何が大変かというと、まず、一時間毎に外に出て観測するのが大変です。一日中理科をやっているわけではないので、算数の途中だったり図工の途中だったりします。休み時間だったり給食の片づけの途中だったりもします。その度にやっていることを中断しなければならないのです。
 観測時刻の10分前くらいになると、子どもたちがそわそわし始めます。そして、約40人のクラスの子どもたち全員が観測時刻に間に合うように、最低5分前には教室を出ます。気温を測って帰ってきて、全員が表やグラフに記録し終るまでに15分はかかります。「それでは算数の勉強に戻ろうか」というところで、終りのチャイムが鳴ったりします。
 しかも、観測するのは午前9時から午後4時までですから、これを8回もやらなければなりません。ですから、この日は、一日中落ち着かない感じで過ごすことになってしまうのです。私は、少しでも負担を軽くしようと、午前10時から午後3時までというように回数を減らしてやったこともあります。
 さらに、晴れの日と曇りの日と雨の日の気温変化の違いを比べるためには、この3種類の日にそれぞれ観測しなければならないわけです。これがまた簡単なことではありません。
 晴れの日の記録は取れたとしても、次の日に都合よく別の天気にはなってくれません。延々と雨の日を待つということもあります。「やった、今日は雨だ!」と思って子どもたちと観測を始めたら、お昼頃から晴れてきてしまったこともありました。
この通り、まさにお天気任せの勉強で、教師としてはなかなか大変なのです。
でも、子どもたちはというと、喜んでこの勉強に取り組んでくれます。この作業をしているときに、ある子が象徴的なひとことを言いました。それがどんなひとことだったかは、次回お話ししましょう。