懐かしい写真

偶然に懐かしい名前を聞いて、10代のころ（つまり独身のころ）のアルバムをなんとなく見てました。

若いなあ。
何の悩みもないみたいな顔して笑ってる。
自分の顔のはずなんですが、なんだか別人みたいです。

未来は絶対明るい、って信じてる。
そんな顔です。

隣で見ていた小学生が「ママなんだけど、ママじゃないみたい」だって。
そうかもしれません。
あのころ、自分はこれからなんでも出来る、ってそんな風に思っていたかもしれない。

娘が開いたページ、かなり苦しい恋をしていたころの写真でした。
すごい苦しい恋だったはずなんだけど、今の自分の顔より笑顔が明るい…
そして、この写真を撮った人の写真もありました。
今も元気でやっているようです。
私は元気か？　と聞いていたみたい。
あれからもう15年近く経ったんだなぁ…
それを聞いても、あのころみたいに苦しくはありませんでした。
ただ懐かしい、と思える自分がいて。
封印していたアルバムでしたが、ただ懐かしくそのアルバムを見られることに驚いています。

今の私、自分でも怖い顔をしているってわかります。
前にも後ろにも右にも左にも、どこにもいけず、ただここに留まっていることしかできないでいるから…

子どものため、なのかもしれないし、単に自分が動き出すのが怖いだけなのかもしれない。

変化を恐れるようになったのは、いったいいつ頃からだったんだろう…
すくなくともアルバムの中の15年前の私は、変化を恐れてはいない気がしました。
たまには引っ張り出してみるのもいいことだったのかもしれません。
写真の中の15年の前の私は、今の私をどう思うんだろう、そんなことを考えてしまいますけど。


さて、ようやく日商1級、商業簿記の巻が終了しました。
高校時代もどちらかといえば苦手だった工業簿記…
勘を取り戻すのにどれくらいかかるんだろう。