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大相撲

2008年09月24日 | イベント
席は東方力士が入退場する通路側で、大感激!!!



東の横綱、白鵬の土俵入りは残念ながら後姿しか見えませんでした。

私の席の直ぐ前に塩と力水用の桶があり、少し調べてみました。

『力水』と『力紙』

力水は東は赤房下、西は白房下にそなえられた手桶に用意されている。呼び出された東西の力士が、土俵上で一礼し、四股を踏んだ後に、前の取組で勝った力士から柄杓で力水をつけても らう。そして力紙で口元をぬぐう。この一連の作法を「力水をつける」といい、約1200年前の平安時代の相撲節会の頃から行われてきた。また、相撲が長引 き、中断することを「水入り」という。これはもう一度力水をつけてから、相撲を再開するところから由来する。

日本人は、昔から水と塩には全てを清める力があると信じ、様々な作法に組み込んできたのである 。

『清めの塩』

清めの塩をまくのも大切な所作である。塩をまく所作は、地中の邪気を払い土俵を清める意味と、力士が怪我をしないことを祈り、擦り傷などの殺菌効果もかねている。現在本場所では、一日約45kgの塩が使われる。

ちなみに三段目以下の力士は塩をまく事が出来ないが、幕下の力士では、時間に余裕のある場合に限り塩をまく事がある。

ただ手桶の水を柄杓で飲む(口に入れる)訳だが、全力士が最初から最後まで同じ柄杓とはなんとも不衛生だと感じました。



人気者の高見盛関、表情で勝ったか負けたかが一番わかりやすい力士だ。

ちなみに横綱が負けると、土俵に向けて座布団を投げるが、あれは結構危険だ。なれた人は自分の頭に座布団を乗せて収まるまで待っていた。

初めての国技館、楽しい相撲見物でした。御招待ありがとう。

最後に懸賞金に関してです。

この懸賞金は一体いくらくらいの料金か気になりませんか?



実は、懸賞金1本の値段は6万円だそうです。その内、協会に手数料(取組表掲載料と場内放送料など)として5千円。

本人名義の積立金として、2万5千円。これは昔、もらった懸賞金を力士が全部使い果たし、年末の納税の時にあわてた為、協会が税金対策として積み立てているそうです。

残りの3万円が力士の手取りで好きに使えるお金です。最初はは多くても20数本とかでした。しかし、景気が良い時期には懸賞金はどんどん多くなり、平成17年9月場所の千秋楽結びの一番の朝青龍対栃東戦で、史上最多の49本の懸賞が付いたそうです。

これ以上の懸賞が付くと制限時間内に全部を紹介できなく、困った協会は、平成18年1月場所から、1つの取り組みにつき懸賞金は50本までという制限が設けられたそうです。



懸賞金を申し込みたいという方は1場所に5本以上だと誰でも出す事は出来ますが、個人名で出す事は出来ないそうです。企業の広告を出すというと普通は数百万単位から数千万以上かかりますので懸賞金は30万円からですので非常に有効な広告手段になります。NHKは広告が写らないように、テレビカメラを引いて、場内音声も小さくするそうですが、運が良ければNHKの放送にも流れるそうですが、テレビで見ている限りではそれほど懸賞金に関しては神経を使っているようにはみえません。以上ciscokidの相撲豆知識でした。






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