しーさる日記

日本の最東端から

夜行バスの運転士さんに起こされ5時起き、根室半島の真ん中ぐらいにある厚床で夜行バスを降りる。列車まで1時間以上もあったが、あちらこちら歩いているうちにすぐ時間が経ってしまった。

釧路行に乗って浜中へ。浜中町はルパンの作者、モンキーパンチの出身地で駅舎のあちらこちらにルパン一味のパネルがあった。ルパンのアジト、いや資料館には駅からバスで霧多布まで行かなければならない。
浜中から1時間以上列車に揺られる。車窓からは、キタキツネやエゾシカの姿も見られ、北海道らしさを感じた。根室の手前の東根室に到着、ここは日本の駅でもっとも東にある駅だ。その記念碑も建っている。そこから10何分か歩いて、月が丘分岐点バス停へ、そこから35分かけて日本の最東端、納沙布岬へ向かった。納沙布岬は1時間近い滞在時間、その間に北方領土の資料館を見たり、海の向こうの島を探したりした。天候のせいでもやっていたため、確認することはできなかった。

納沙布岬を10時前に出発、根室から列車に乗ろうとしたら改札前には30人ぐらいの列、窓側には座れなかったが、席を確保することができた。予定通りに東根室から乗っていたら座れなかっただろう。

釧路に着いたのは13時18分、根室での乗り換え時間を除くと納沙布岬から3時間かかった計算だ。札幌へは速い特急でも5時間、北海道の広さを実感させられる。乗り換え時間は短いので、昼食は駅の中で買ったおにぎり。作りたてのせいか、温かかった。こんなおにぎり初めてだ。

釧路から乗ったのは、釧路湿原ノロッコ号、といってもトロッコ編成は満席以前に指定券を買ってなかったので、通常の編成に乗った。ノロッコといってもノロいのは湿原などのビュースポットでそれ以外は普通に走行する。

釧路湿原駅で下車して、隣の細岡駅まで30分以上の徒歩移動、湿原は所々で森林の間から見える程度だった。もう少し時間に余裕があれば展望台に上ったのに。
細岡駅から列車に乗ろうとしたらデッキまでぎゅうぎゅう詰めの状態、次の列車は2時間も後なので何とか乗った。この状態がいつまで続くのかと次の塘路駅に到着、そしたらホームに待つ人の姿を見てデッキに漂う絶望感、とりあえず降りる人のためにホームに降りたら、降りる人の胸についている旅行会社のバッチ、それを見た途端、絶望感は安堵感に変わった。そう団体が乗っていたので、混んでいたのだ。ローカル線1両分の着席定員の団体が乗り込むだけで、混雑はいつもの倍以上になるわけで。JR北海道も経営危機なら稼げるところで稼げばいいのだけどね。
塘路から2時間半かけて移動、知床半島の付け根を走るので車窓からは斜里岳を眺めることができた。しばらく走るとオホーツク海沿いを走るようになり、知床半島は背後になった。

網走に着いたのは5時過ぎ、特急に乗り換え次の女満別で途中下車、駅には図書館があったものの滞在時間は20分しかなかった。2時間くらいならいい暇潰しになるのに。

北見の手前の柏陽で降りて駅巡り終了、北見まで歩いて途中の店で食べようと思ったが、いい店がなくて、ホテルに着いてしまった。北見の駅付近にも店はなく、結局ホテルの隣のステーキハウスで夕食を済ませた。食いだめしたけど、いつまで続くかな。明日は乗り換え時間が短く、食うどころが買う時間もないから。

夜はつくもがみと進撃をリアタイ視聴、帰って見る番組数は減らしたいところだ。
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