しーさる日記

かろうじて帰京

駅巡り最終日、6時前にチェックアウトして雨降る中、小樽駅へ向かった。駅に着くと嫌な放送、函館と札幌を結ぶ特急が午前中の全てが運休しているとのこと。スマホで調べたら、先週の大雨で土砂が流れたところで貨物列車が脱線したそうだ。今晩、夜行で通る予定だったが、その夜行も足止め、途中から使う特急列車も運休が確実になった。

特急を使うまでの行程には影響がないので、予定通りに駅を行ったり来たり。函館本線のうち、山線と言われるこの線は、最初の方は海沿いを走るが、そのうち山の深いところを走るようになる。小樽に近い4駅を巡ったところで、長万部行きが来たので、それに乗車。事故で特急が運休になっている影響か、利用者は多かった。

倶知安などで長い停車があったので、その間に駅巡り。利用客はいつのまにか半分になっていた。今晩の宿がなくなりそうなので、割れたスマホを駆使して今後の計画の練り直し。苫小牧から八戸まで夜行フェリーを使うことも考えたが、長万部から函館行のバスが出ていることが判明、長万部から特急が出ないことで今日の計画は崩壊したので、早めに事故現場を通過することを選択した。この状況下だとフェリーが満席ということもありえそうだし、運休区間の影響が今後行くところに出そうだし。

駅前からバスに乗ると積み残されそうなので、走って手前のバス停へ。さすがにそんな手を使う人はいないだろうと思っていたらもう一人いた。その人からざんぎを分けてもらったことで意気投合、バスで一緒の一時間半、ずっとしゃべっていた。長万部駅前のバス停は予想通りの状況、半分以上が積み残され、後のバス停も乗ってくる断る状態、なおこの後のバスは3時間以上あととのことだ。

森駅でざんぎをもらった人と別れ、次に隣りに座ったおばさんとも色々話したり。話し相手がいるとバスに乗っている時間が短く感じられる。

特急列車なら70分でいく長万部から函館までバスは4時間かけて走行、森駅で普通列車に乗り継ぐ客を半分下ろしたから、乗車制限はなくなった。函館駅に着くと、車内から拍手が起きた。

次の青森行特急まで20分くらい時間があるが、お土産を買わずに急いでホームへ。そしたら、自由席の空席が一つだけ残っていた。4時前の特急で2時間かけて青森へ。さらに新青森から新幹線で東京へ向かった。新幹線は立席だが帰りが危なかったことを考えると、大したことない。もう少しタイミングが悪ければ、北海道に行くことすらできなかったのだから。事故が最終日だったのは不幸中の幸いだ。
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