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NPO法人コミュニティシネマ松本CINEMAセレクトの理事長です。松本で映画上映よろず相談たまわります。

『ダークシステム』場違いな、Mウイングに舞い降りる!

2013-05-08 16:40:20 | 日記
暫く放置していました。
五月病でありませんが・・・。

松本CINEMAセレクト5月号からの転載です。

http://www.cinema-select.com

5月17日(金)
時間:19:30 (113分)
場所:松本市中央公民館
Mウイング6階ホール


『ダークシステム』場違いなMウイングに舞い降りる!

2009年『ダークシステム』とマジックで書かれた謎のDVDが届いた。時間を持て余していた僕はうっかり
観てしまった。そしてダークシステムの罠にハマり、その場で「絶対上映する」と洗脳された。それから音沙汰なしと思っていたら2013年突然として第二部がくっ付いて『完全版』として現れた。これはダークシステムの長期戦略か?片思いの彼女を取られた主人公が身勝手な絶望から傍迷惑な『ダークシステム』というマシンを使って現実を変えるという。真面目な熱い映画。主人公『加賀見』はセレクトの映画史残る爆笑者のダークヒーローだ(宮崎)

『Mウイング』は松本市中央公民館です。
会場の半分は固定椅子ではなく、必要に応じて並べるのですが、施設的には360席の大きな会場です。

セレクトにゲストでお招きした松江監督、篠崎監督をはじめ、みんな熱くなっている作品です。

某新聞の記者さんが「宮崎さんが熱くお薦めみたいだから書こうと思うのですが!」
と言ってくれたのですが「限られた回数と紙面だから、『故郷へ』を書いて」とお願いしました(笑)


幸修司監督すみません。








チェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故が起こった日

2013-04-26 09:27:26 | 日記
おはようございます
松本CINEMAセレクトの宮崎です。

今日は1986年4月26日チェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故が起こった日です。
チェルノブイリ、スリーマイル島原子力発電所原子力事故(1979年3月28日)二つの事故から学べなかった私達。

松本市にある認定NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)は、1991年から子供たちの甲状腺がん調査など長年支援をしています。

毎年開催している『チェルノブイリメモリアルデー2013』は4月28日に松本市中央公民館Mウイングで開催されます。今年は市内の松本蟻ヶ崎高校演劇部の高校生がチェルノブイリを伝えるそうです。
チェルノブイリ以降、生まれた高校生が『福島』を体験した今、何を得たのでしょうか?
JCF http://jcf.ne.jp/

松本CINEMAセレクトは
連続上映「東日本大震災後の日本を考える」第16弾として
チェルノブイリから、わずか3キロの隣町プリピャチが舞台の
『故郷よ』http://www.kokyouyo.ayapro.ne.jp/
5月25日(土)
時間:1)10:30 2)13:00 3)15:00 4)17:00 5)19:30 (108分)
場所:松本市中央公民館 Mウイング6階ホール
上映します。

こちらも今から予定に入れて下さい。

明日も上映あります。

4月27日(土)
場所:松本市中央公民館 Mウイング6階ホール
『あれから Since Then』監督:篠崎誠、来場します。
時間:1)13:00 2)19:30 (63分)

3.11数日後、大切な人との繋がり・記憶を描いた
つつましいくも、深い傑作です。



MOOSIC LAB 2013 グランプリ『おとぎ話みたい』(山戸結希×おとぎ話)

2013-04-25 17:45:50 | 日記
昨年シネマセレクトで『MOOSIC LAB』を上映させていただいたご縁で審査に参加させていただきました。


最終結果は下記の通り。関係者の皆様おめでとうございます。

グランプリ:『おとぎ話みたい』(山戸結希×おとぎ話)
準グランプリ:『ダンスナンバー 時をかける少女』(三浦直之×倉内太)
特別賞:『GREAT ROMANCE』(川村清人&飯塚貴士×池永正二/あらかじめ決められた恋人たちへ
ベストミュージシャン賞:おとぎ話(『おとぎ話みたい』)
ミュージシャン賞:倉内太、ガール椿
最優秀女優賞:趣里(『おとぎ話みたい』)
女優賞:我妻三輪子(『ダンスナンバー 時をかける少女』)清瀬やえこ(『GREAT ROMANCE』)
最優秀男優賞:森田釣竿(『アナタの白子に戻り鰹』)
男優賞:二ノ宮隆太郎(『社会人』)

観客賞 ※本日21:10-Eプロ上映後の集計により最終決定!(貴方の一票が!)


★松本CINEMAセレクト選出は下記です。総評と共にご報告致します。

グランプリ : 『おとぎ話みたい』(山戸結希×おとぎ話)
準グランプリ:『ダンスナンバー 時をかける少女』(三浦直之×倉内太)
特別賞 :『fuck me to the moon』(高畑鍬名、滝野弘仁×三毛猫ホームレス)
ベストミュージッシャン賞 : ガール椿(トムソーヤーとハックルベリーフィンは死んだ)
ミュージッシャン賞 : 倉内太・山田エリザベス良子
最優秀女優賞:趣里(『おとぎ話みたい』)我妻三輪子(『ダンスナンバー 時をかける少女』)2名
女優賞 : 秋山祥子(『fuck me to the moon』)
最優秀男優賞:森田釣竿(『アナタの白子に戻り鰹』)
男優賞:二ノ宮隆太郎(『社会人』)岡部尚(『おとぎ話』)


松本CINEMAセレクトでは、理事長の宮崎を含め3名が全作品を鑑賞し選定を行ったが、グランプリ、準グランプリは、まったく異論なく全員一致で決定した。

 一見して「映画と音楽のコラボレーションによる実験室」を謳う「MOOSIC
LAB」のこれまでで最良の成果であることは確信させてくれる『おとぎ話みたい』は、同時に「MOOSIC
LAB」という「実験室」の枠を易々と飛び越えた恐るべき作品でもある。
 松本CINEMAセレクトは、「映画の未来を感じさせてくれる作品・映画人」を毎年1作品ないし1人選び、「松本CINEMAセレクト・アワード」を授与している。昨年は、最優秀作品賞『聴こえてる、ふりをしただけ』(今泉かおり監督)に加え、衝撃的な商業デビューを果たした山戸結希監督に、例外的に「恐るべき子供」賞を特別に設け授与したが、もはや「子供」と呼ぶのもはばかれるほど完成度の高い「恐るべき」新作に一同驚嘆した。
 主演の趣里の恐るべき演技と、おとぎ話の浮世離れしたような楽曲とメンバーの独特のたたずまいの魅力が、本作を支えているのは言うまでもないだろう。山戸監督の演出のもと、両者が作品世界で見事にコラボレーションを果たすエンディング(おとぎ話のライブと趣里のダンスの自然でありながら突飛なクロスカッティング)は、映画を観ることの喜びを感じさせてくれるものだった。

 『ダンスナンバー 時をかける少女』は、我妻三輪子の魅力が炸裂する作品であり、その魅力は「MOOSIC
LAB」という「実験室」の枠を易々と飛び越え、早く次の我妻三輪子主演作を見たいと思わせるほど鮮烈なものだった。また、倉内太の楽曲は作品世界と見事にシンクロしており、倉内本人が歌っていないにもかかわらず、その力強い楽曲と我妻の生命力みなぎる身体とのコラボレーションが達成されるラストシーンは圧巻である。

 特別賞については選が割れ、4つの作品が候補として挙がった。
 『あの娘はサブカルチャーが好き』は、一見でたらめのようでいながらしっかりと構成されており、その完成度において今回のコンペティション部門のなかでは間違いなく優れた作品の一つではあるものの、その表現スタイルに既視感が拭えない、との否定的意見が出された。
 『トムソーヤーとハックルベリーフィンは死んだ』は、「映画と音楽のコラボレーション」というお題に誠実に取り組み、主人公たちの焦燥感が切実なものとして伝わってくる、今回のコンペティション部門のなかでは良質な作品の一つには違いないものの、どうにも真面目過ぎであるし、冗長なところもある、との否定的意見が出された。
 『FUCK ME TO THE
MOON』は、日活ロマンポルノを思い起こさせるおかしさと悲しさが愛らしい作品であるし、『アナタの白子に戻り鰹』は、いなせな主人公に歓呼の声をあげたくなる愉快な作品ではあるとの肯定的意見の一方、両作品ともに「映画と音楽のコラボレーション」があまり感じられないという弱点がある、との否定的意見も出された。
 3名での協議の結果、音楽で女性のエクスタシーを導くというこれまでの「MOOSIC LAB」では見られなかった着想と、「MOOSICLAB」という場を利用して撮りたいドラマを撮った(と感じさせる)監督たちの抜け目の無さを評価し、『FUCK ME TO THEMOON』を特別賞とすることに決した。

 全体を通して見ると、今回の「MOOSICLAB」は、傑出した作品とそうでない作品の差がくっきりとあらわれていたように思われる。 言い換えるなら、前者は「MOOSIC LAB」という枠を超えて輝きを放つ作品であり、後者は「MOOSIC LAB」という枠内でこそ輝く作品ということになるだろうか。

松本CINEMAセレクトは、今回のグランプリ、準グランプリの作品のような、「MOOSIC
LAB」という枠なしで撮られた作品を早く見てみたいと思わせてくれる監督や女優・男優と、次回も出会えることを期待している。
              NPO法人コミュニティシネマ松本CINEMAセレクト 宮嵜 後町 飯岡
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週末は松本に結集。篠崎誠監督『あれから』があるから

2013-04-25 08:59:38 | 日記

おはようございます。
松本CINEMAセレクトの宮崎です。

昨日、篠崎誠監督の『あれから』の上映ディスクチェックをしました。

やはり傑作です。
63分と言う、つつましさの中に『映画』の力強さが詰まっています。

昨年は、正月早々『死ね!死ね!シネマ』の上映からスタートしたシネマセレクト。
その怨念故か!
厳しい観客動員の続いた年でした。(笑) (いや、笑っている場合でない!)

『あれから』でもう一度、シネマセレクトの靴紐をキュッと結び直します。

そんな気にさせてくれる『あれから』です。

今回も、篠崎誠監督来場します。
各回上映後にアフタートークあります。
夜の上映後、打ち上げもあるよ。お客様も監督とお話ししたい人OK。

◆『あれから Since Then』

4月27日(土) 場所:松本市中央公民館 Mウイング6階ホール

時間:1)13:00 2)19:30 (63分)
監督:篠崎誠
























MOOSIC LAB2013 審査中

2013-04-24 15:47:45 | 日記
こんにちは。
松本CINEMAセレクトの宮崎です。

『MOOSIC LAB2013』のローカル審査員(こんな名称か?)審査用のディスクが、
昨日他のスタッフから回ってきて、昨晩からずっと見続けています。
今朝も朝7時から見ていました(途中『あまちゃん』休憩しました)
午後、仕事に出かけてさっき帰宅。

地元の『商店街映画祭』の審査は正直しんどい時間ですが、こちらは結構楽しんでいます。
むしろ、スクリーンで初鑑賞できなくて残念です。

結果は、セレクトスタッフと協議して直井君に送ります。

この後は、週末に上映の『あれから』と『約束 名張毒ぶどう酒事件死刑囚の生涯』
の上映素材のチェク鑑賞です。