
あらすじ(完全ネタばれ注意!)goo映画より
1988年、ウィスコシンシン州マディソン。写真家のベス(ミシェル・ファイファー)はレストランの支配人の夫パット(トリート・ウィリアムス)に見送られ、7歳のヴィンセントと3歳のベン、赤ん坊のケリーを連れて高校の同窓会に出席。ところが、少し目を離したすきにベンが姿を消し、警察の捜査もむなしく、ベンは発見されなかった。
9年後。シカゴで暮らすようになった一家の前に芝刈りのバイトの少年サム(ライアン・メリマン)が訪れる。なんと彼は12歳になったベンのモンタージュ写真とそっくりだった。やがて真相が明らかに。それは、子供を失ったばかりのベスの同窓生セシルが同窓会からベンを連れ去っていたのだ。彼女は彼をサムと名付け、その後再婚したジョージ(ジョン・カペロス)とベンを残して自殺した。セシルはジョージに真実を隠していて、ジョージは彼を実の息子のように育てていた。
事実が分かり、ベスの家庭で暮らし始めたサムだが、両親や兄妹のことを彼はほとんど覚えておらず、彼には居心地はよくなかった。3カ月が過ぎた頃、サムが時折ジョージの元へ帰っていたことが分かる。ヴィンセント(ジョサナン・ジャクソン)はそれを知りながら黙っていた。彼は弟の失踪は自分の責任と感じ苦悩しながら成長、ベスとの関係もぎくしゃくしていた。べスはサムをジョージの元に返すことを決断した。
彼が戻った夜、ヴィンセントは飲酒運転で事故を起こし拘留される。面会に行ったベスは、彼に9年間つらい思いをさせたことをわびた。そんなヴィンセントを次にサムが面会に訪れる。彼は、優しく信頼できた兄のことだけはかすかに覚えていたことを告げた。数日後の真夜中、改めてサムはヴィンセントを訪ねる。彼はこの家に住むことに決めたと言い、ふたりはバスケットをはじめた。そんな彼らをベスとパットはそっと見守るのだった。
●ここから感想です●
眠れぬ夜のために以来の大ファンのミシェル・ファイファーが目的でDVDを借りましたが、出演者全員の好演が光る大変素晴らしい映画でした。子どもが誘拐されて皆が心に傷を負った家族。誘拐されながら「新しい」父母の愛情を受け幸せに暮らしてきた子ども。いきなり、この人たちが本当の両親と言われても・・・。
結果的には、家族にとってはハッピーエンドですが、真実をまったく知らなかった義父ジョージには新たな試練が始まるわけです。
ミシェル・ファイファーはこういう役をさせると本当にうまい。名女優です。この映画で一つ注文をつけるとしたら、誘拐された息子が偶然に芝刈りのバイトを頼みに来たことが都合が良すぎることですかね。ものすごい偶然です。この場合、なにかでたまたまテレビに映った少年を息子だと確信するようなきっかけだったら本当っぽかったのですが。まあ、そんなことは関係なくいい映画でした。
ミシェル・ファイファーが良かったので写真たくさんアップです。











1988年、ウィスコシンシン州マディソン。写真家のベス(ミシェル・ファイファー)はレストランの支配人の夫パット(トリート・ウィリアムス)に見送られ、7歳のヴィンセントと3歳のベン、赤ん坊のケリーを連れて高校の同窓会に出席。ところが、少し目を離したすきにベンが姿を消し、警察の捜査もむなしく、ベンは発見されなかった。
9年後。シカゴで暮らすようになった一家の前に芝刈りのバイトの少年サム(ライアン・メリマン)が訪れる。なんと彼は12歳になったベンのモンタージュ写真とそっくりだった。やがて真相が明らかに。それは、子供を失ったばかりのベスの同窓生セシルが同窓会からベンを連れ去っていたのだ。彼女は彼をサムと名付け、その後再婚したジョージ(ジョン・カペロス)とベンを残して自殺した。セシルはジョージに真実を隠していて、ジョージは彼を実の息子のように育てていた。
事実が分かり、ベスの家庭で暮らし始めたサムだが、両親や兄妹のことを彼はほとんど覚えておらず、彼には居心地はよくなかった。3カ月が過ぎた頃、サムが時折ジョージの元へ帰っていたことが分かる。ヴィンセント(ジョサナン・ジャクソン)はそれを知りながら黙っていた。彼は弟の失踪は自分の責任と感じ苦悩しながら成長、ベスとの関係もぎくしゃくしていた。べスはサムをジョージの元に返すことを決断した。
彼が戻った夜、ヴィンセントは飲酒運転で事故を起こし拘留される。面会に行ったベスは、彼に9年間つらい思いをさせたことをわびた。そんなヴィンセントを次にサムが面会に訪れる。彼は、優しく信頼できた兄のことだけはかすかに覚えていたことを告げた。数日後の真夜中、改めてサムはヴィンセントを訪ねる。彼はこの家に住むことに決めたと言い、ふたりはバスケットをはじめた。そんな彼らをベスとパットはそっと見守るのだった。
●ここから感想です●
眠れぬ夜のために以来の大ファンのミシェル・ファイファーが目的でDVDを借りましたが、出演者全員の好演が光る大変素晴らしい映画でした。子どもが誘拐されて皆が心に傷を負った家族。誘拐されながら「新しい」父母の愛情を受け幸せに暮らしてきた子ども。いきなり、この人たちが本当の両親と言われても・・・。
結果的には、家族にとってはハッピーエンドですが、真実をまったく知らなかった義父ジョージには新たな試練が始まるわけです。
ミシェル・ファイファーはこういう役をさせると本当にうまい。名女優です。この映画で一つ注文をつけるとしたら、誘拐された息子が偶然に芝刈りのバイトを頼みに来たことが都合が良すぎることですかね。ものすごい偶然です。この場合、なにかでたまたまテレビに映った少年を息子だと確信するようなきっかけだったら本当っぽかったのですが。まあ、そんなことは関係なくいい映画でした。
ミシェル・ファイファーが良かったので写真たくさんアップです。











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